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<title>毎日オペラ</title>
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<description>バリトン愛好家のオペラ日記。サー・トーマス・アレンの話題を中心に。実演鑑賞、ディスク鑑賞、追っかけ記録にネタも少々・・・</description>
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<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-16T19:22:17+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-05">
<title>No.76～80　テジエ②, トゥマニャン②, エンドレーズ, コー, ルイヨン</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-05</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■新たなポケモン（贔屓歌手）を見つけたからといって、この企画は止まりません。No.100までは・・・-------------------------------------------No.76  リュドヴィク・テジエ（Ludovic Tezier）②／フランス／1968 - 原調／フランス語／2007年コンサート／このテンポの遅さは好みではない。昨今のトレアドールは重量感重視なのだろうか。とはいえ、コンサートだからって変なことをやらかさないテジエの歌唱には好感が持てる。そして低音のビブラートはちょっと魅力的。No.77 バルセク・トゥマニャン ②（Barseg Tumanyan） アルメニア ／1958 - 原調／フランス語／録音年不詳 ⇒YouTube①ではちょっと酷評したけど、こちらのトレアドールはガチで素敵。こんなに柔らかいレガートで歌える人はそうはいない。覇気と色気が両立している。バスだけど、理想的なエスカミーリョです。こういうのを聴くと、他の純正バスの役もこの人で聴いてみたいと思いますね。ロシア赤軍合唱団との共演。No.78 アーサー・エンドレーズ （Arthur Endreze）アメリカ／1893 - 1975 ⇒YouTube原調／フランス語／1930年の録音／米国人なのになぜかフランスで活躍したそうだが、これを聴いたらわかる気がした。声がオッサン臭くないのだ。二枚目系、優男系な歌唱なのだ。ユルっとしたビブラートは「水もしたたるイイ男」的な瑞々しさを連想させる。当時のフランスってそういうバリトンが多いでショ・・で、他のフランス・バリトンと同じく、強い男って感じではない。《タイス》のアタナエルならいいんじゃないかな？（でもそれはブランの専売特許なんだけど）。No.79 センヒョン・コー （Seng-Hyoun Ko）韓国／原調／フランス語／2011年オランジュ／来シーズンの新国トスカでスカルピアを歌う人だから聴いてみた。輪郭のぼやけた腹声であまり好きではない。音程もどっかへ行っちゃってるし。ここだけ聴くと、トスカ行くのやめようかなって思ってしまうのだが、この大声は捨てがたいし、意外とオモシロいかもしれないと思ってみたり。まぁ百聞は一聴にしかずってことで、生で聴ける人は生で判断するのがよろしかろう。..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-16T19:22:17+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
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新たなポケモン（贔屓歌手）を見つけたからといって、この企画は止まりません。No.100までは・・・<br />
-------------------------------------------<br />
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<strong>No.76 </strong> <span style="color:#993399"><strong>リュドヴィク・テジエ</strong></span>（Ludovic Tezier）②／フランス／1968 - <br />
原調／フランス語／2007年コンサート／<br />
このテンポの遅さは好みではない。昨今のトレアドールは重量感重視なのだろうか。とはいえ、コンサートだからって変なことをやらかさないテジエの歌唱には好感が持てる。そして低音のビブラートはちょっと魅力的。<br />
<br />
<br />
<strong>No.77</strong> <span style="color:#993399"><strong>バルセク・トゥマニャン </strong></span>②（Barseg Tumanyan） アルメニア ／1958 - <br />
原調／フランス語／録音年不詳 ⇒<a href="http://youtu.be/WNVphjB5qZE" target="_blank">YouTube</a><br />
①ではちょっと酷評したけど、こちらのトレアドールはガチで素敵。こんなに柔らかいレガートで歌える人はそうはいない。覇気と色気が両立している。バスだけど、理想的なエスカミーリョです。<br />
こういうのを聴くと、他の純正バスの役もこの人で聴いてみたいと思いますね。<br />
ロシア赤軍合唱団との共演。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_endrezeport.jpg" width="126" height="150" border="0" align="left" alt="endrezeport.jpg" /><strong>No.78</strong> <span style="color:#993399"><strong>アーサー・エンドレーズ </strong></span>（Arthur Endreze）アメリカ／1893 - 1975 ⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=DDOU5VakrvM" target="_blank">YouTube</a><br />
原調／フランス語／1930年の録音／<br />
米国人なのになぜかフランスで活躍したそうだが、これを聴いたらわかる気がした。<br />
声がオッサン臭くないのだ。二枚目系、優男系な歌唱なのだ。ユルっとしたビブラートは「水もしたたるイイ男」的な瑞々しさを連想させる。当時のフランスってそういうバリトンが多いでショ・・<br />
で、他のフランス・バリトンと同じく、強い男って感じではない。《タイス》のアタナエルならいいんじゃないかな？（でもそれはブランの専売特許なんだけど）。<br />
<br />
<br />
<strong>No.79</strong> <span style="color:#993399"><strong>センヒョン・コー </strong></span>（Seng-Hyoun Ko）韓国／<br />
原調／フランス語／2011年オランジュ／<br />
来シーズンの新国トスカでスカルピアを歌う人だから聴いてみた。輪郭のぼやけた腹声であまり好きではない。音程もどっかへ行っちゃってるし。ここだけ聴くと、トスカ行くのやめようかなって思ってしまうのだが、この大声は捨てがたいし、意外とオモシロいかもしれないと思ってみたり。まぁ百聞は一聴にしかずってことで、生で聴ける人は生で判断するのがよろしかろう。生で聴けない人ばかり好きになっちゃう私にとって、これ以上の贅沢はない。<br />
<br />
<br />
<strong>No.80</strong> <span style="color:#993399"><strong>フィリップ・ルイヨン </strong></span>（Philippe Rouillon）フランス？／<br />
原調／フランス語／1991年ライブ／<br />
こういう発声も苦手なタイプ。強力な鳥もちを口に詰めて歌っているみたいで、聴いているだけで疲れてしまう。<br />
「すごい大変なんでしょうね？」と思うんですが、歌っている本人はこれが自然な歌い方だったりして・・<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10">
<title>ライオンの歌声（La Voce del Leone）-- ティタ・ルッフォのハムレット 「乾杯の歌」</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10</link>
<description>※5/15 レパートリーとカルーソーとの逸話、引退後の人生について追記しました。　100人の「闘牛士の歌」聴き比べ企画、その74人目に出会ったバリトンがティタ・ルッフォ（本名：ルッフォ・カフィエロ・ティタ）でした。　1877年、イタリアのピサの生まれ。　蓄音機の時代ですよ、蓄音機！　なんせエジソンが蓄音機（グラモフォン）の前身のフォノグラフを発明したのが1877年なんですから。　エルネスト・ブランやバスティアニーニを「ヴィンテージ」とするならば、ルッフォは正真正銘の「アンティーク」です。　聴き比べを始めた時は「新たなご贔屓に巡り会えるかもしれない」なんて軽い気持ちで言っていましたけど、そして本当に「惚れた」と言ってよいほどの声に出会うことができましたが、こんなに大昔の人のつもりは…orz　初聴きの「闘牛士の歌」も音質は悪いものでした。伴奏はドサ回りのサーカスみたいだし。ルッフォの歌いまわしも古臭くて、この歌の歌い手としては私の評価はそう高くはありません。　けれども、「なんじゃこりゃ。変な闘牛士！」と思いながらも、指先がふっと肌にふれるかのようにかすかに心に響いてきたもの。それが、圧縮された音質を突き抜けるかのような大声量であり、バリトンらしい雄々しい声音であり、滑らかなビブラートであり、天井知らずにするすると伸びてゆく高音域であったのです。　振り返ってみれば、ピーター・グロソップの声に耳がピクッとなった時も、同じような感覚を抱いていたように思います。どちらも大声が売りな歌手だし、タイプは似ているんじゃないでしょうか。　ただ、ルッフォのほうがテクニックも声の豊かさも数段上ですね。　タイミングの良いことに、中古屋さんでルッフォのアリア集を見つけ、プレイヤーにかじり付くようにして聴いた今では、グロソップの声に惹かれたのはルッフォの声に出会うまでの一つの道標にすぎなかったのではと思うほど。（まぁルッフォで気分が盛り上がっているので、今はそんなふうに感じるんでしょう。グロ様、ゴメンネ）　“ライオンの歌声（La Voce del Leone）” と呼ばれたのだそうです。　それはおそらく、野生的で豪快なルッフォの声を賞賛すると同時に、揶揄する意味も少なからず込められていたのかもしれません。エンリコ・カルーソーでさえも、その大声がゆえに（？）ルッフォとの共演をしぶった…との逸話も目にしました。　ルッフォが頭角を現す以前は、優美で..</description>
<dc:subject>オペラの話題</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-10T06:03:19+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="color:#003298;">※5/15 レパートリーとカルーソーとの逸話、引退後の人生について追記しました。</span><br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_tittaruffoport-acaf1.jpg" width="212" height="240" border="0" align="right" alt="tittaruffoport.jpg" />　100人の「闘牛士の歌」聴き比べ企画、その<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-4" target="_blank">74人目に出会ったバリトン</a>が<span style="color:#993399"><strong>ティタ・ルッフォ</strong></span>（本名：ルッフォ・カフィエロ・ティタ）でした。<br />
<br />
　1877年、イタリアのピサの生まれ。<br />
　蓄音機の時代ですよ、蓄音機！<br />
　なんせエジソンが蓄音機（グラモフォン）の前身のフォノグラフを発明したのが1877年なんですから。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン</strong></span>や<span style="color:#993399"><strong>バスティアニーニ</strong></span>を「ヴィンテージ」とするならば、ルッフォは正真正銘の「アンティーク」です。<br />
<br />
　聴き比べを始めた時は「新たなご贔屓に巡り会えるかもしれない」なんて軽い気持ちで言っていましたけど、そして本当に「惚れた」と言ってよいほどの声に出会うことができましたが、こんなに大昔の人のつもりは…orz<br />
<br />
　初聴きの「闘牛士の歌」も音質は悪いものでした。伴奏はドサ回りのサーカスみたいだし。ルッフォの歌いまわしも古臭くて、この歌の歌い手としては私の評価はそう高くはありません。<br />
<br />
　けれども、「なんじゃこりゃ。変な闘牛士！」と思いながらも、指先がふっと肌にふれるかのようにかすかに心に響いてきたもの。それが、圧縮された音質を突き抜けるかのような大声量であり、バリトンらしい雄々しい声音であり、滑らかなビブラートであり、天井知らずにするすると伸びてゆく高音域であったのです。<br />
<br />
　振り返ってみれば、<span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>の声に耳がピクッとなった時も、同じような感覚を抱いていたように思います。どちらも大声が売りな歌手だし、タイプは似ているんじゃないでしょうか。<br />
<br />
　ただ、ルッフォのほうがテクニックも声の豊かさも数段上ですね。<br />
<br />
　タイミングの良いことに、中古屋さんでルッフォのアリア集を見つけ、プレイヤーにかじり付くようにして聴いた今では、グロソップの声に惹かれたのはルッフォの声に出会うまでの一つの道標にすぎなかったのではと思うほど。<br />
（まぁルッフォで気分が盛り上がっているので、今はそんなふうに感じるんでしょう。グロ様、ゴメンネ）<br />
<br />
　<strong>“ライオンの歌声（La Voce del Leone）” </strong>と呼ばれたのだそうです。<br />
<br />
　それはおそらく、野生的で豪快なルッフォの声を賞賛すると同時に、揶揄する意味も少なからず込められていたのかもしれません。<span style="color:#993399"><strong>エンリコ・カルーソー</strong></span>でさえも、その大声がゆえに（？）ルッフォとの共演をしぶった…との逸話も目にしました。<br />
<br />
　ルッフォが頭角を現す以前は、優美で技巧的な歌唱が主流だったとのこと。ドラマティックで力強いルッフォの歌唱は当時としては斬新だったのでしょう。彼の発声はほぼ自己流なのだそうです。<br />
「喚き散らしているだけ」と言うアンチな批評家もいたようですが、後に続くヴィンテージ歌手たちの傾向をみると、ルッフォの存在がヴェルディ・バリトンの流れを変えたのかな？と思えなくもありません。<br />
　<span style="color:#993399"><strong>レナード・ウォーレン</strong></span>や<span style="color:#993399"><strong>ロバート・メリル</strong></span>はルッフォの信奉者だったとか。<br />
<br><a name="more"></a>----------------------------------------<br />
（以下、主に<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Titta_Ruffo" target="_blank">Wikipedia</a>と<a href="http://www.cantabile-subito.de/Baritones/Ruffo__Titta/ruffo__titta.html" target="_blank">subito - cantabile</a>を参考にまとめました）<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_tittaruffoamleto.jpg" width="201" height="300" border="0" align="left" alt="tittaruffoamleto.jpg" />　ティタ・ルッフォのレパートリーは、主にイタリア物とフランス物のバリトン諸役。<span style="color:#FF0098;"><strong>（※1）</strong></span>やはりヴェルディが多いです（というか、この時代のイタリア人歌手としては、ヴェルディは避けて通れない道）。<br />
<br />
　カルーソーとの《オテロ》の録音が残っていることもあり、イァーゴで有名だと思うのですが（実際、とても似合っています）、実はそれ以上にルッフォの当たり役と呼べるものがありました。<span style="color:#993399"><strong>アンブロワーズ・トマ</strong></span>の《ハムレット》題名役です。<br />
<br />
　え、トマ!?  けっこうチャラチャラした歌じゃないの。あんな恥ｼﾞｭｶﾁｲ歌をライオン・キングのルッフォ様が…（*ﾟДﾟ） <br />
<br />
　ちょっと受け入れがたかったんですが、なんでも1905年に歌ったのが大当たりで（初役だったんでしょうかね）、あちこちの劇場でルッフォに歌わせるため<span style="font-size:large;"><strong>だけ</strong></span>に頻繁に上演したと言いますので、イァーゴよかこちらの役のほうがルッフォの看板としてふさわしいでしょう。<br />
<br />
　Wikipediaによると、「乾杯の歌」を２度もレコーディングしているくらいです。<br />
　私の手持ちのアリア集のが<a href="http://youtu.be/WXGOEYo_EkU" target="_blank">1907年のもの</a>ですので、おそらくこちらが<a href="http://www.youtube.com/watch?v=TpC2v8VbQWI" target="_blank">1911年の録音</a>。<br />
<br />
　でもYouTubeには<a href="http://www.youtube.com/watch?v=xr6Omt-WpeE" target="_blank">1904年の音源</a>も上がってるんですよね（笑）　まぁ正確な回数はともかく、平円盤蓄音機が世に出たばかりの時代に、少なくとも３回は録っているのですから、いかにルッフォのこの歌が有名であったかを知るひとつの証であると言えます。<br />
<br />
　あ、ちなみにイタリア語歌唱ね（笑）<br />
<br />
「ああもぅ～出会って早々、ルッフォ様のイメージが…」<br />
　と、多少フクザツな心境で聴いたのですが（<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>の音源を部分的に聴いていたので、そっちの印象が強かった）、数秒後にはコロッと参ってしまいました（笑）<br />
<br />
　華やかな、そしてちょっとカワイイところもあるこの歌と、ルッフォの百獣の王の咆哮はミスマッチなんじゃないかと想像していたのですけれども。やはり「当たり」と言われるからにはちゃんと理由があるのですね。<br />
<br />
　ルッフォの「乾杯の歌」の魅力の一つは、曲の中盤のカデンツァ。「お、これは長いね？」と思ったポイントからさらに２倍はやらかしますからw　よく息が続くものです。聴いてるこちらが酸欠を起こしそうなくらい。<br />
<br />
　でも、最大の魅力は声の響きそのものにあります。何と言えばいいのでしょうね、宮廷らしい煌びやかな旋律を歌うルッフォの声の輪郭が、黄金色に淡く光って聴こえるのです。<br />
　ライオンは猛々しいだけではなく、王者の風格と優美さをも兼ね備えていたのでした。<br />
<br />
　ルッフォのこの声にヨーロッパ中が酔いしれていたのかと思い、当時の聴衆の熱狂に自分の気持ちを重ね合わせてみると、こういったアンティーク歌手たちを想像する時のモノクロのイメージにぱぁっと総天然色の光がさしてくるような気がします。<br />
　ティタ・ルッフォも、相手役のカルーソー<span style="color:#FF0098;"><strong>（※2）</strong></span>も、そして名の無い観客たちも、100年前のその瞬間に確かに生きていたのだなぁ、と…。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_ruffoasidepiano.jpg" width="232" height="330" border="0" align="right" alt="ruffoasidepiano.jpg" />　<span style="color:#FF0098;"><strong>（※2）</strong></span> <span style="color:#000065;">5/15追記<br>
　ルッフォとカルーソーの共演回数は意外に少なく、数回かそこらだったようです。理由は、お互いが敬遠し合っていたとも、劇場側が二人分の高額なギャラを支払えなかった為とも言われています。<br><br>

　録音では前述の《オテロ》のニ重唱が唯一のものです（当時のトップ・スターによる夢の共演だったわけですね）。<br>
<br>
　二人の関係は友好的だったとのことですが、一方で、ルッフォがアメリカのメトロポリタン歌劇場に出演するのをカルーソーが止めさせたという話もあるそう。<br>
　こういうのを「相手のトゥ・シューズに画鋲を入れる」と言いますw　「フツーに仲悪いじゃん」と思ちゃいますね（笑）<br>
<br>
　ルッフォがようやくMetでのデビューを果たしたのは1922年、45才の時で、この頃には既に偉大なライオンの声も衰えていたのでした。</span><span style="color:#FF0098;"><strong>（※3）</strong></span><br />
<br />
　しかし、衰えたといってもそれはルッフォの「当社比」の話（←早くも、ルッフォを守る会）。彼は録音には意欲的だったようで、電気蓄音機の時代に入ってもいくつか録音を残しています。<br />
<br />
　その100年前のルッフォの歌唱を、今こうしてCDで聴けるとは、なんて恵まれた時代に生きているのでしょう。<br />
　ブランとの出会いを思う時には必ずネットの存在に感謝するのですが、ネットよりも何よりもエジソンの発明にこそ感謝しなければなりませんね。蓄音機がなければこうしてルッフォの声に耳を傾けることはできなかったのですから。<br />
<br />
　そして、古い歌手たちのさぞ素晴らしかったであろう芸術に思いを馳せる時、決まってこう思うのです。<br />
　生命とは、物理的な世界に限定されたものだけを言うのではない。時の概念もテクノロジーも超越して、永遠に存在しているのだ、と。<br />
<br />
<span style="color:#000065;">5/15追記<br>
　ルッフォは引退後、1937年にイタリアへ戻りましたが、反ファシズム、社会主義者として逮捕され、長年にわたり捕囚生活を送りました。義理の兄弟が社会主義者で、ファシストに殺されたということがあったようです。<br>
　1953年、フィレンツェにて76才で亡くなりました。心臓病だったそうです。<br>
<br>
　『La mia parabola』という自伝があります。ありがたいことに英訳も出ているようなので、機会があったら読んでみよう。</span><br />
<br />
----------------------------------------<br />
<span style="color:#FF0098;"><strong>（※1）</strong></span>ティタ・ルッフォのレパートリー：<br />
<strong>リゴレット</strong>（リゴレット）、<strong>ルーナ伯爵</strong>（イル・トロヴァトーレ）、<strong>アモナズロ</strong>（アイーダ）、<strong>ジェルモン</strong>（椿姫）、<strong>ドン・カルロ</strong>（エルナーニ）、<strong>ドン・カルロ</strong>（運命の力）、<strong>ナブッコ</strong>（ナブッコ）、<strong>レナート</strong>（仮面舞踏会）、<strong>イァーゴ</strong>（オテロ）、<strong>フィガロ</strong>（セビリアの理髪師）、<strong>ジェラール</strong>（アンドレア・シェニエ）、<strong>ネリ</strong>（おふざけの夕食）、<strong>カスカール</strong>（ザザ）、<strong>ヴァランタン</strong>（ファウスト）、<strong>マルチェッロ</strong>（ラ・ボエーム）、<strong>スカルピア</strong>（トスカ）、<strong>バルナバ</strong>（ラ・ジョコンダ）、<strong>ネリュスコ</strong>（アフリカの女）、<strong>ドン・ジョヴァンニ</strong>（ドン・ジョヴァンニ）、<strong>ハムレット</strong>（ハムレット）、<strong>クリストフォーロ・コロンボ</strong>（クリストフォーロ・コロンボ）<br />
<br />
<span style="color:#FF0098;"><strong>（※3）</strong></span><br />
　<span style="color:#000065;">ルッフォの声が早くに衰えてしまったのは、自己流で歌っていたという要因が大きいようです。まぁ衰えたといっても、所詮はルッフォの「当社 r(ry </span><br />
<br />
<blockquote>“I never knew how to sing, that is why my voice went by the time I was fifty. I have no right to capitalise on my former name and reputation and try to teach youngsters something I never knew how to do myself.”<br><br>
　私は歌い方というものを知りません。それが50才を前に声を失った理由です。過去の名声や評判を利用して、自分でもわかっていなかった事を若い人たちに教えるなんてことはできないのです。</blockquote><br />
<br />
----------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-4" target="_blank">No.71～75　フィッシャー=ディスカウ, レイミー, ヴィノグラードフ②, ルッフォ, ドス　</a><br />
（闘牛士の歌、聴き比べ。ライオン・キングとの初邂逅）<br />

]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-08">
<title>名作アニメ “Magical Maestro”／カルロス・フリオ・ラミレスの「私は町の何でも屋」</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-08</link>
<description>　イタオペ派とはいえジョアッキーノ・ロッシーニの作品はあんまり…というか、ほとんど聴いていません。贔屓歌手の音源があればしぶしぶ聴くくらいです。　なぜロッシーニが苦手かというと、ホラ、私はでっかい声でぐわぁ～!! と押してくるような歌唱を好みますから、技巧的でヒラヒラした歌は聴くのがなんだか恥ｼﾞｭｶﾁｲのダ…(*´ω｀*)《セビリアの理髪師》は、トーマス・アレンの録音のおかげでけっこう好きになりましたが、このオペラの看板とも言える理髪師フィガロの有名なカヴァティーナ「私は町の何でも屋」は、いまだにこっぱずかしくて正気では聴けません。　特に、惚れた歌手だったりすると、ねぇ。「ああああこんなチャラチャラした歌をっ!!　やめてえええええ!!」　と身悶えしちゃう（笑）　ロッシーニファンの皆さん、ごめんなさいね。　それはさておき。「私は町の何でも屋」は、オペラに興味が無い人でも、一度は耳にしたことがあるでしょうってくらい有名なんじゃないかと思います。　“ふぃ～～がろ、ふぃ～がろ、ふぃがろふぃがろふぃがろふぃがろふぃがろ…” と聞けば「あ～ァ、なんか知ってるかも」となるのでは？　　この歌が広く知られている要因は、昔ＴＶでやっていたこのアニメにあるんじゃないかと。　Metro-Goldwyn-Mayer　（ＭＧＭ） の名作短編、“Magical Maestro （日本語タイトル：オペラ騒動／へんてこなオペラ）” です。（⇒こちら）　人気アニメ『トムとジェリー』の「真ん中の作品」として、子どもの頃に見た人も多いのではないかと思います。　画像をクリックするとYouTubeへ飛びます。懐かしい映像をご覧ください。　私はもー、これが好きで好きで…!!　『トムとジェリー』が再放送されるたびに、「真ん中の時間」にこれをやってくれるのを楽しみにしていました。高校生の時は見逃したくないばかりに毎日録画予約をしていたくらいです。　フィルムに付着した糸くずを引っこ抜くという斬新なギャグや、お約束的なネタも満載ですが、それ以上にスゴイなぁと思うのは、歌っているスパイクの口の動きがちゃんと歌詞と合っていること。「ラララ、ラララ」の舌の動きなんて職人芸だと思います。　アニメーターはテックス・アヴェリーという人で、ハリウッド時代のカトゥーン黄金期を築いたアニメ監督の一人なのだそうです。ウォルト・ディズニーの『白雪姫』のように実写フィルムからアニメのセル..</description>
<dc:subject>オペラの話題</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-08T17:56:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　イタオペ派とはいえ<span style="color:#993399"><strong>ジョアッキーノ・ロッシーニ</strong></span>の作品はあんまり…というか、ほとんど聴いていません。贔屓歌手の音源があればしぶしぶ聴くくらいです。<br />
<br />
　なぜロッシーニが苦手かというと、ホラ、私はでっかい声でぐわぁ～!! と押してくるような歌唱を好みますから、技巧的でヒラヒラした歌は聴くのがなんだか恥ｼﾞｭｶﾁｲのダ…(*´ω｀*)<br />
<br />
《セビリアの理髪師》は、<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>の録音のおかげでけっこう好きになりましたが、このオペラの看板とも言える理髪師フィガロの有名なカヴァティーナ「私は町の何でも屋」は、いまだにこっぱずかしくて正気では聴けません。<br />
<br />
　特に、惚れた歌手だったりすると、ねぇ。<br />
「ああああこんなチャラチャラした歌をっ!!　やめてえええええ!!」<br />
　と身悶えしちゃう（笑）<br />
　ロッシーニファンの皆さん、ごめんなさいね。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=QXQhIywF-U4" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/magicalmaestro.jpg" width="300" height="217" border="0" align="left" alt="magicalmaestro.jpg" /></a>　それはさておき。「私は町の何でも屋」は、オペラに興味が無い人でも、一度は耳にしたことがあるでしょうってくらい有名なんじゃないかと思います。<br />
<br />
　“<strong>ふぃ～～がろ、ふぃ～がろ、ふぃがろふぃがろ<span style="font-size:x-small;">ふぃがろふぃがろふぃがろ…</span></strong>” と聞けば「あ～ァ、なんか知ってるかも」となるのでは？<br />
　<br />
　この歌が広く知られている要因は、昔ＴＶでやっていたこのアニメにあるんじゃないかと。<br />
　Metro-Goldwyn-Mayer　（ＭＧＭ） の名作短編、“Magical Maestro （日本語タイトル：オペラ騒動／へんてこなオペラ）” です。（⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=QXQhIywF-U4" target="_blank">こちら</a>）<br />
　人気アニメ『トムとジェリー』の「真ん中の作品」として、子どもの頃に見た人も多いのではないかと思います。<br />
<br />
　画像をクリックするとYouTubeへ飛びます。懐かしい映像をご覧ください。<br />
<br />
　私はもー、これが好きで好きで…!!　『トムとジェリー』が再放送されるたびに、「真ん中の時間」にこれをやってくれるのを楽しみにしていました。高校生の時は見逃したくないばかりに毎日録画予約をしていたくらいです。<br />
<br />
　フィルムに付着した糸くずを引っこ抜くという斬新なギャグや、お約束的なネタも満載ですが、それ以上にスゴイなぁと思うのは、歌っているスパイクの口の動きがちゃんと歌詞と合っていること。「ラララ、ラララ」の舌の動きなんて職人芸だと思います。<br />
<br />
　アニメーターは<span style="color:#993399"><strong>テックス・アヴェリー</strong></span>という人で、ハリウッド時代のカトゥーン黄金期を築いたアニメ監督の一人なのだそうです。ウォルト・ディズニーの『白雪姫』のように実写フィルムからアニメのセルに描き写す「ウルトラ・リアリズム」から脱却し、カトゥーン特有の「マンガ物理学」を採用して抱腹絶倒なアニメーション作品の数々を生み出したとのことです。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC" target="_blank">参照</a>）<br />
<br />
　残念ながら、作られた時代が時代ですので、差別的な表現もいくつかあります。近年放送されるヴァージョンでは、スパイクが中国人に変身するシーンがカットされているそうです（ラストでマジシャン自身が変身させられるシーンも同様）。<br />
　また、怒った観客が黒インクをスパイクの顔に浴びせるシーン（当時の有名なアフリカ系アメリカ人の芸人を連想させるギャグだったようです）も、直後の金床を落とすシーンをカットして差別的に見せない工夫をしているようです。（<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Magical_Maestro" target="_blank">参照</a>）<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=M28oG3FdQrQ" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_carlosramirezport.jpg" width="188" height="200" border="0" align="right" alt="carlosramirezport.jpg" /></a>　これが我が人生における「町の何でも屋」の初聴き！<br />
<br />
　ですので、スパイク（偉大なバリトン歌手 "POOCHINI"）のフィガロが私のスタンダードになっています（笑）<br />
　アニメとはいえ、けっこう上手いですよね。<br />
　ギャグと音楽がセットになっていますので、これは恥ｼﾞｭｶﾁくならないので大丈夫！（この原体験のせいで、オペラをネタとして聴くようになってしまったのだろうか…）<br />
<br />
　歌を担当したのは<span style="color:#993399"><strong>カルロス・フリオ・ラミレス</strong></span>（1914 - 1986）。<br />
<br />
　コロンビア出身のバリトンで、ミュージカル映画『碇を上げて』にも出演しています。この映画でもセビリヤの理髪師を歌っているとのことですが、そんなシーンあったかな・・・。20年以上も前にＴＶで観たきりなので忘れました！<br />
<br />
　YouTubeにはラミレスの歌う「私は町の何でも屋」のフルヴァージョンが上がっています。（⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=M28oG3FdQrQ" target="_blank">こちら</a>）<br />
<br />
　ラミレスがハリウッドでの仕事にどれくらい携わっていたのかはわかりませんが、明るくクセの無い歌い方が、アニメの動きを当てるのに向いているということで採用されたのかもしれません。<br />
<br />
　クセが無い…ということは、視点を変えると「個性に乏しい」とも言えますが。子どもが聴く「初のフィガロ」となる可能性が高いので、こういう歌い手を選んだのは正解だったのではと思います。歌唱がアニメに勝ってしまってもいけませんしね。<br />
<br />
　ここ一週間ほど軽～く一人で《セビリアの理髪師》祭りが続いていまして（ツィマーマンはその合間に聴きました）、手持ちのエレーデ盤とマリナー盤と、お仲間からいただいたネットのライブ音源をとっかえひっかえ楽しんでいます。<br />
　そろそろ別のキャストによる録音を増やしたいので、いろんな歌手によるフィガロをYouTubeで聴き比べているうちに、この名作アニメのことを思い出しました。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-4">
<title>No.71～75　フィッシャー=ディスカウ, レイミー, ヴィノグラードフ②, ルッフォ, ドス</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-4</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■ついに “アンティーク歌手” の声に惚れた・・・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　ヴェルディ・バリトンは永久に不滅です。-------------------------------------------No.71 ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ （Dietrich Fischer-Dieskau） ドイツ／1925 - 2012原調／フランス語／録音年不明／2012,5,18 逝去。86才でした。ご冥福をお祈りします。彼に対する敬愛の気持ちを込めて、おもしろおかしく感想を述べていましたが、しばらくは自重させていただきます。更に大物が登場してしまった・・。怖いけど正直に感想書こうｗプライよりもFDにこそドイツ語で歌って欲しかったな、ネタ的に。しかしフラ語で歌おうとFDはFDだ。盛大なケイ◯ン歌唱を聴けて満足。これからも愛すべきネタ伯爵でいてください（賞賛してますっ！）。No.72 サミュエル・レイミー（Samuel Ramey） アメリカ／1942 - 原調／フランス語／87年ライブ／正確。シンプル。簡素。実直。確実。硬派。丁寧。安定。冷静。不動。沈着。重厚。バランス。重心。貫禄。風格。堂々。骨太。立派。堅固。抑制。頑丈。格調。楽譜。（一目置いてます！）No.73 アレクサンダー・ヴィノグラードフ ②（Alexander Vinogradov）ロシア／1976 - 原調／フランス語／2009年コンサート／①の頃（'07年ライブ No.24）と変わった！声に“色彩”が感じられる。プレイボーイっぽさもあって、よりエスカミーリョらしくなった。アリア集で歌うなら何でもアリだが、演じるなら軽薄さも必要なこの役。ヴィノグラードフのアプローチも正しい。No.74 ティタ・ルッフォ（Titta Ruffo）イタリア／1877－1953原調／イタリア語／1908年の録音 ⇒YouTubeこの人の当たり役はイァーゴなのだそうだ。当時の録音技術による、色あせた薄っぺらい音質にもかかわらず、さもありなんと思わせる素晴らしい声。実になめらかな響き。一気に感傷的な気分になった。時代というその重いカーテンの向こう側、ルッフォが生きて舞台に立っていたまさにその時。彼の肉声は劇場でどんなふうに聞こえたのだろうか、と。それにしても、ジーノ・ベキと..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-06T00:33:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
ついに “アンティーク歌手” の声に惚れた・・・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　ヴェルディ・バリトンは永久に不滅です。<br />
-------------------------------------------<br />
<br />
<strong>No.71 </strong><span style="color:#993399"><strong>ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ </strong></span>（Dietrich Fischer-Dieskau） ドイツ／1925 - <span style="color:#003265;">2012</span><br />
原調／フランス語／録音年不明／<br />
<span style="color:#003265;">2012,5,18 逝去。86才でした。ご冥福をお祈りします。<br>
彼に対する敬愛の気持ちを込めて、おもしろおかしく感想を述べていましたが、しばらくは自重させていただきます。</span><span style="color:#FFFFFF;">更に大物が登場してしまった・・。怖いけど正直に感想書こうｗ
プライよりもFDにこそドイツ語で歌って欲しかったな、ネタ的に。しかしフラ語で歌おうとFDはFDだ。盛大なケイ◯ン歌唱を聴けて満足。これからも愛すべきネタ伯爵でいてください（賞賛してますっ！）。</span><br />
<br />
<br />
<strong>No.72 </strong><span style="color:#993399"><strong>サミュエル・レイミー</strong></span>（Samuel Ramey） アメリカ／1942 - <br />
原調／フランス語／87年ライブ／<br />
正確。シンプル。簡素。実直。確実。硬派。丁寧。安定。冷静。不動。沈着。重厚。バランス。重心。貫禄。風格。堂々。骨太。立派。堅固。抑制。頑丈。格調。楽譜。（一目置いてます！）<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/Vinogradov_2.jpg" width="110" height="110" border="0" align="left" alt="Vinogradov_2.jpg" /><strong>No.73 </strong><span style="color:#993399"><strong>アレクサンダー・ヴィノグラードフ </strong></span>②（Alexander Vinogradov）ロシア／1976 - <br />
原調／フランス語／2009年コンサート／<br />
①の頃（'07年ライブ No.24）と変わった！声に“色彩”が感じられる。<br />
プレイボーイっぽさもあって、よりエスカミーリョらしくなった。<br />
アリア集で歌うなら何でもアリだが、演じるなら軽薄さも必要なこの役。ヴィノグラードフのアプローチも正しい。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_tittaruffoport.jpg" width="112" height="140" border="0" align="left" alt="tittaruffoport.jpg" /><strong>No.74 </strong><span style="color:#993399"><strong>ティタ・ルッフォ</strong></span>（Titta Ruffo）イタリア／1877－1953<br />
原調／イタリア語／1908年の録音 ⇒<a href="http://youtu.be/4AzM2PyDQH8" target="_blank">YouTube</a><br />
この人の当たり役はイァーゴなのだそうだ。当時の録音技術による、色あせた薄っぺらい音質にもかかわらず、さもありなんと思わせる素晴らしい声。実になめらかな響き。一気に感傷的な気分になった。<br />
時代というその重いカーテンの向こう側、ルッフォが生きて舞台に立っていたまさにその時。彼の肉声は劇場でどんなふうに聞こえたのだろうか、と。<br />
それにしても、ジーノ・ベキといいメリルといい、このルッフォもそうなんだけど、なぜ「へへ〜い！」なんて掛け声を入れるんだろ？ 闘牛士なら「オーレ！」じゃないのか？　それとも、そう言ってるのか？<br />
<br />
<br />
<strong>No.75 </strong><span style="color:#993399"><strong>マーク・S・ドス</strong></span>（Mark S Doss）アメリカ／1957 - <br />
原調／フランス語／2009年コンサート／<br />
YouTubeの映像を見ると余興で歌ったという感じ。輪郭のはっきりした艶のあるバスバリトン。低音も深く、真面目な舞台でなら聞き応えがありそう。アフリカン・アメリカ人のバス系は美声が多い。実演でお目にかかってみたいものです。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-04">
<title>《兵士たち》シュトゥットガルト国立歌劇場 -- 完聴記念のメモ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-04</link>
<description>《兵士たち》の１文あらすじ。裕福な家庭の娘マリーが兵士たちに弄ばれてやがて娼婦となり、立ち直ろうとするも一度堕落した生き方を変えることはできず、最後には物乞いへと成り果てる話。　オドロオドロピーヒャララ～！　このオペラの音楽を、↑のように表現した方がいらっしゃいまして。「何じゃそりゃ!? オモシロそうだ!!」と、好奇心から鑑賞してしまいました。（素晴らしいセンス。まさにそういう音楽です！）　シュトゥットガルト国立歌劇場、1989年の収録です。　指揮はベルンハルト・コンタルスキー。いやホント、どうやって指揮するんでしょうね、こういう音楽。　現代音楽は嫌いではありませんが、さりとて積極的に手を出すような愛好家ではありません。基本、ズンチャッチャな体内リズムで生きているような人間ですし。　興味を持った今でないと、おそらく一生聴かんで終わる作品。翌日がたまたま休みだったので、音楽で具合が悪くなってもいいやと覚悟し、全曲制覇に挑戦しました。（⇒YouTubeに全曲上がっています）　最初の20分くらいはしんどかったんですが、ストーリーが進むにつれてだいぶ耳が慣れてきまして、意外と「楽しむ」ことができました。　いや、Rシュトラウスとかを楽しむような感覚とは全く違いますけど。全然理解不能ですけど。意外と「心地良かった」…じゃないな、何と言うか、「イイ感じで理性が吹っ飛んだ」とでも表現しておきましょうか。　舞台の映像で鑑賞したのがかなりの助けになったと思います。私のような初心者が、いきなりCDでは辛かったでしょうね。作曲者は何か意図があってこういう音を作っているんでしょうけど、聴いている側はそんなもんわかりませんから。ストーリーと演出が騒音のような音楽に「意味」を与えてくれる。　ストーリーは、当時としては衝撃的だったのかもしれません。最初から最後までオドロオドロしい怪音の嵐で、いわゆる「男性」ではなく「兵士」たちの獣的で非人道的な欲望であるとか、性的魅力で自らの価値をはかる女の愚かさであるとか、そういうものを表しているのかなと思いますが、今の時代にそういうテーマはちょっと古臭く感じます。　しかし、もう一度まっとうな生き方に戻ろうとしても「もう遅い。取り返しがつかない」という事実を突きつけられる。その身を引き裂かれるような後悔と恐怖、絶望を、聴く側の感情に暴力的に浴びせるのが目的であれば、これ以上の表現は無いのではないかなぁと思いま..</description>
<dc:subject>オペラ録音・映像鑑賞記</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-05T00:03:06+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<blockquote><span style="color:#666666;"><b>《兵士たち》の１文あらすじ。<br>裕福な家庭の娘マリーが兵士たちに弄ばれてやがて娼婦となり、立ち直ろうとするも一度堕落した生き方を変えることはできず、最後には物乞いへと成り果てる話。<br></b></span></blockquote><br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_diesoldaten.jpg" width="280" height="197" border="0" align="right" alt="diesoldaten.jpg" />　<span style="font-size:large;"><strong>オドロオドロピーヒャララ～！</strong></span><br />
<br />
　このオペラの音楽を、↑のように表現した方がいらっしゃいまして。<br />
「何じゃそりゃ!? オモシロそうだ!!」<br />
と、好奇心から鑑賞してしまいました。<br />
（素晴らしいセンス。まさにそういう音楽です！）<br />
<br />
　シュトゥットガルト国立歌劇場、1989年の収録です。<br />
<br />
　指揮は<span style="color:#993399"><strong>ベルンハルト・コンタルスキー</strong></span>。いやホント、どうやって指揮するんでしょうね、こういう音楽。<br />
<br />
　現代音楽は嫌いではありませんが、さりとて積極的に手を出すような愛好家ではありません。基本、ズンチャッチャな体内リズムで生きているような人間ですし。<br />
<br />
　興味を持った今でないと、おそらく一生聴かんで終わる作品。翌日がたまたま休みだったので、音楽で具合が悪くなってもいいやと覚悟し、全曲制覇に挑戦しました。（⇒<a href="http://youtu.be/pcW3rL_pV-g" target="_blank">YouTubeに全曲上がって</a>います）<br />
<br />
　最初の20分くらいはしんどかったんですが、ストーリーが進むにつれてだいぶ耳が慣れてきまして、意外と「楽しむ」ことができました。<br />
<br />
　いや、Rシュトラウスとかを楽しむような感覚とは全く違いますけど。全然理解不能ですけど。意外と「心地良かった」…じゃないな、何と言うか、「イイ感じで理性が吹っ飛んだ」とでも表現しておきましょうか。<br />
<br />
　舞台の映像で鑑賞したのがかなりの助けになったと思います。私のような初心者が、いきなりCDでは辛かったでしょうね。作曲者は何か意図があってこういう音を作っているんでしょうけど、聴いている側はそんなもんわかりませんから。ストーリーと演出が騒音のような音楽に「意味」を与えてくれる。<br />
<br />
　ストーリーは、当時としては衝撃的だったのかもしれません。最初から最後までオドロオドロしい怪音の嵐で、いわゆる「男性」<strong>ではなく</strong>「兵士」たちの獣的で非人道的な欲望であるとか、性的魅力で自らの価値をはかる女の愚かさであるとか、そういうものを表しているのかなと思いますが、今の時代にそういうテーマはちょっと古臭く感じます。<br />
<br />
　しかし、もう一度まっとうな生き方に戻ろうとしても「もう遅い。取り返しがつかない」という事実を突きつけられる。その身を引き裂かれるような後悔と恐怖、絶望を、聴く側の感情に暴力的に浴びせるのが目的であれば、これ以上の表現は無いのではないかなぁと思いました。<br />
<br />
　深夜から早朝にかけての鑑賞でしたので、何度か落ちかけましたが、唖然として目が覚めたのは、マリーを娼婦の境遇から助けようとする伯爵夫人とマリー、姉シャルロッテの三重唱…というか、三重絶叫。すごすぎて開いた口が塞がらなかった。<br />
<br />
　墜ちるところまで墜ちたマリーが床を這いずりまわり、かつての父（娘のマリーとは気付かない）に食べ物を乞うまでのラストシーンも圧巻。（⇒<strong><a href="http://www.youtube.com/watch?v=OOGZeuhCSEI" target="_blank">YouTube</a></strong>）<br />
　２時間近くも頑張って聴き、観たことが大いに報われる瞬間です。<br />
<br />
　2008年には《軍人たち》という訳で、新国立劇場で上演されましたが、当時は観ようなんて全く思いませんでした。もちろん観てません。<br />
　まんがいち、再演されることがあるとしたら、恐いもの聴きたさで行ってみようかなと思いますが…。<br />
<br />
-------------------------------------<br />
<strong>Die Soldaten／兵士たち</strong><br />
ベルント・アロイス・ツィマーマン作曲<br />
<br />
Wesener: Mark Munkittrick<br />
Marie: Nancy Shade<br />
Charlotte: Milagro Vargas<br />
Wesener's old Mother: Grace Hoffman<br />
Stolzius: Michael Ebbecke<br />
Stolzius' Mother: Elsie Maurer<br />
Obrist: Alois Treml<br />
Desportes: William Cochran<br />
<br />
The Stuttgart State Opera Chorus<br />
Staatsorchester Stuttgart<br />
Direttore: Bernhard Kontarsky.<br />
<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-01">
<title>《カルメル会修道女の対話》1958年デルヴォー盤 -- 作品の概要と感想</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-05-01</link>
<description>《カルメル会修道女の対話》の１文あらすじ。フランス革命下の恐怖政治の時代、生来の弱さに打ち勝つために戒律の厳しいカルメル会修道女となった貴族の娘ブランシュが、一度は殉教を恐れて修道院を逃げ出すものの、真の宗教心に目覚めて他の修道女たちとともに断頭台の露と消える、史実をもとにした戯曲のオペラ化。　美しく、哀しく、そして吐き気がするくらい気味の悪い、怖いオペラにとり憑つかれてしまいました。　今年1月22日に亡くなったリタ・ゴールの追悼記事（⇒こちら）の際、タイトルしか知らないこの作品の録音を二つ残していることを知り、「ぜひ聴いてみたい」なんて軽い気持ちで書いたものです。　積極的に探すつもりはなかったのですが、たまたま寄ったCD屋さんにあったので。ゴールの声聴きたさに軽い気持ちで買ってきて、晩ごはんのBGMとしてプレイヤーに突っ込んだわけだ。　…無知っておそろしい。良い子はマネをしないでください。恐怖で胃の消化機能が止まりました。　対話劇だから、どうせフランス語なんてわからないし（っていうか辛気臭い宗教談義に延々付き合うのは御免だから意味がわからなくてラッキー）、プーランクのモダンな音を楽しめればいいやと思っていたんですが。　プーランクっていったら、アレンのリサイタルの予習で聴いた歌曲くらいしか知りませんから。お洒落で小気味が良くて、ちょっぴり享楽的な、軽い音楽をつくる人…というイメージがありました。　まさかこんなキモチワルイ作品を書いていたとは…。　まるで聴き手の心の皮膚をめくりとって、露になった赤い肉に、死神の息吹を吹きかけるかのよう。　ひりひりと染みる恐怖です。　修道女たちを追い詰める世情や、粛々と死を選ぶ盲目的な（あえてそう言います）信仰心も怖い。淡々とした死のモチーフもじわじわと恐怖をあおるのだけど、そういった精神的な怖さに加えて処刑のシーンのギロチンの音が生理的な痛みをも想起させるので、動物としての本能が感じる「原始的な恐怖」も大きい。　ギロチンで首を斬られる場合、痛みを感じるのか否か。感じるのであれば、それはどんなものなのか。一緒に聴いていた妹と語り合ってしまったほどです。そしてますます気持ちが悪くなる。　顎の骨を切るという手術をしたことのある妹は、麻酔から目覚める一瞬にとんでもない激痛を感じたそうで、その経験からギロチンの刃が首を切断する感覚を想像したそうな。　感情だけでなく、生理的分野にまで影響をおよ..</description>
<dc:subject>オペラ録音・映像鑑賞記</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-01T17:35:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<blockquote><span style="color:#666666;"><b>《カルメル会修道女の対話》の１文あらすじ。<br><br>フランス革命下の恐怖政治の時代、生来の弱さに打ち勝つために戒律の厳しいカルメル会修道女となった貴族の娘ブランシュが、一度は殉教を恐れて修道院を逃げ出すものの、真の宗教心に目覚めて他の修道女たちとともに断頭台の露と消える、史実をもとにした戯曲のオペラ化。<br></b></span></blockquote><br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_lesdialoguesdescarmelites1.jpg" width="270" height="225" border="0" align="right" alt="lesdialoguesdescarmelites1.jpg" />　美しく、哀しく、そして吐き気がするくらい気味の悪い、怖いオペラにとり憑つかれてしまいました。<br />
<br />
　今年1月22日に亡くなった<span style="color:#993399"><strong>リタ・ゴール</strong></span>の追悼記事（⇒<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08" target="_blank">こちら</a>）の際、タイトルしか知らないこの作品の録音を二つ残していることを知り、「ぜひ聴いてみたい」なんて軽い気持ちで書いたものです。<br />
<br />
　積極的に探すつもりはなかったのですが、たまたま寄ったCD屋さんにあったので。ゴールの声聴きたさに軽い気持ちで買ってきて、晩ごはんのBGMとしてプレイヤーに突っ込んだわけだ。<br />
<br />
　…無知っておそろしい。良い子はマネをしないでください。恐怖で胃の消化機能が止まりました。<br />
<br />
　対話劇だから、どうせフランス語なんてわからないし（っていうか辛気臭い宗教談義に延々付き合うのは御免だから意味がわからなくてラッキー）、プーランクのモダンな音を楽しめればいいやと思っていたんですが。<br />
<br />
　プーランクっていったら、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-07-28" target="_blank">アレンのリサイタル</a>の予習で聴いた歌曲くらいしか知りませんから。お洒落で小気味が良くて、ちょっぴり享楽的な、軽い音楽をつくる人…というイメージがありました。<br />
<br />
　まさかこんなキモチワルイ作品を書いていたとは…。<br />
<br />
　まるで聴き手の心の皮膚をめくりとって、露になった赤い肉に、死神の息吹を吹きかけるかのよう。<br />
<br />
　ひりひりと染みる恐怖です。<br />
<br />
　修道女たちを追い詰める世情や、粛々と死を選ぶ盲目的な（あえてそう言います）信仰心も怖い。淡々とした死のモチーフもじわじわと恐怖をあおるのだけど、そういった精神的な怖さに加えて処刑のシーンのギロチンの音が生理的な痛みをも想起させるので、動物としての本能が感じる「原始的な恐怖」も大きい。<br />
<br />
　ギロチンで首を斬られる場合、痛みを感じるのか否か。感じるのであれば、それはどんなものなのか。一緒に聴いていた妹と語り合ってしまったほどです。そしてますます気持ちが悪くなる。<br />
　顎の骨を切るという手術をしたことのある妹は、麻酔から目覚める一瞬にとんでもない激痛を感じたそうで、その経験からギロチンの刃が首を切断する感覚を想像したそうな。<br />
<br />
　感情だけでなく、生理的分野にまで影響をおよぼす音楽に出会ったのは初めてで、怖い怖いと言いながら自らズブズブと深みにはまる。<br />
<br />
　私はヒロインと同じく尋常じゃない臆病者なんですが、その裏返しなのか、ホラーやバイオレンス系映画大好き。拷問や処刑というキーワードに反応してしまうので、はからずも大好物なジャンルの作品を手に取ってしまったようです。<br />
<br />
<a name="more"></a>-------------------------------------------<br />
　基本情報をまとめておきます。<br />
<br />
■タイトル：<strong>Dialogues des carmélites</strong>（カルメル会修道女の対話）<br />
■作曲者：<span style="color:#993399"><strong>フランシス・プーランク</strong></span>（1899 - 1863）<br />
<br />
■元となった史実<br />
　1794年7月17日、ジャコバン派ロベスピエールの恐怖政治のもと、16人のカルメル会修道女が「民衆の敵」として告発され、パリの革命広場にてギロチン刑に処せられる。たまたま難を逃れたマリーという修道女が事件の伝記を書いている。<br />
　英語ですが、こちらのページが詳しい。⇒<span style="font-size:x-small;"><a href="http://www.helpfellowship.org/martyrs_of_compiegne.htm" target="_blank">DISCALCED CARMELITE MARTYRS OF COMPIEGNE</a></span><br />
<br />
■原作／原案<br />
　1931年 <span style="color:#993399"><strong>ゲルトルート・フォン・ル・フォール</strong></span>が小説『断頭台下の最後の女』を著す。史実にはいない架空のヒロイン、ブランシュ・ド・ラ・フォルスが登場。<br />
　ル・フォールの小説を元に、<span style="color:#993399"><strong>レイモンド・レオポルド・ブリュックベルジュ</strong></span>が映画シナリオを構想（1947年）。そのブリュックベルクの依頼を受けて<span style="color:#993399"><strong>ジョルジュ・ベナノス</strong></span>が戯曲『カルメル会修道女の対話』を創作した。<br />
　プーランクのオペラは、ベナノスの台詞一言一句に忠実に音楽をつけたもの（いくつか省略や順序の変更はあるそう）。<br />
　<br />
　初演は1957年1月26日、ミラノ・スカラ座にて。イタリア語での上演で、YouTubeにその時の録音がアップされています。⇒<a href="http://youtu.be/YrHN4wWikuQ" target="_blank">こちら</a><br />
　マダム・リドワーヌを<span style="color:#993399"><strong>レイラ・ゲンチャー</strong></span>（ゲンチェル）、ヒロインのブランシュを<span style="color:#993399"><strong>ヴィルジニア・ゼアーニ</strong>。</span>さほど目立つ役ではありませんが、修道女マチルデ役に<span style="color:#993399"><strong>フィオレンツァ・コソット</strong></span>の名もあり。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_RitaGorrmarie.jpg" width="182" height="250" border="0" align="left" alt="RitaGorrmarie.jpg" />　フランス語による初演は同年6月21日、パリ・オペラ座。指揮は<span style="color:#993399"><strong>ピエール・デルヴォー</strong></span>。<br />
<br />
　今回聴いたのは1958年の録音ですが、指揮、主要キャストともに前年の初演時とほぼ同じです。演奏もパリ・オペラ座管弦楽団によるもの。<br />
　ゴールは国内初演時のメンバーでもあったんですね。<br />
<br />
　ヒロインのブランシュは<span style="color:#993399"><strong>ドュニーズ・デュヴァル</strong></span>。<br />
　死に行く修道女たちを勇気付ける新修道院長マダム・リドワーヌは<span style="color:#993399"><strong>レジーヌ・クレスパン</strong></span>で、思わず衣装の裾に顔を埋めたくなるくらい慈愛に満ちた歌唱を繰り広げています。<br />
<br />
　そして、ややコワモテな役柄である上級修道女マリーを歌うのが、<span style="color:#993399"><strong>リタ・ゴール</strong></span>。<br />
<br />
　マリーは意思が強く、ちょっと融通のきかなさそうな貴族出身の修道女で、何かにつけて気弱なブランシュを叱り付けます。<br />
<br />
　病床で錯乱する修道院長マダム・クロワシー（<span style="color:#993399"><strong>ドュニーズ・シャーリー</strong></span>）に厳しい言葉を投げかけるのも、革命派政府によって修道院の解散を命じられて「殉教すべし」と主張するのもマリー。<br />
　ドラマに表立っては出てきませんが、新修道院長リドワーヌと対立するような存在として設定されているような気もします。<br />
<br />
　ゴールの感情の無い歌唱はそんなマリーによく合っていて、主に女声だけで頼りなく漂っていきがちな音楽とストーリーに一種の重石のような役割を果たしていると思います。<br />
<br />
　おそらく最も堂々とした足取りで断頭台へ向かったであろうマリーが、ただ一人生き残ってしまうという結末も皮肉でよい。<br />
<br />
　マリーが助かってしまうのは、死を恐れて逃げ出したブランシュを連れ戻すために修道院を離れたからで、その間に他の修道女たちは投獄されてしまうのです。ある意味、仲間に死を強要したにも等しいマリーが命を永らえ、そのきっかけとなったブランシュ自身は自らの意思で断頭台の階段を上っていく。輪廻とは違うのだけれど、まるで登場人物の間で生命のやりとりをしているかのようです。<br />
<br />
　やりとりと言えば、ブランシュの死への恐れの感情を肩代わりして逝ったとされる、修道院長クロワシーの死のシーンも、前半部における薄気味の悪いクライマックスで、ドュニーズ・シャーリーは滑らかで美しい声をしているのに、ひとたび発作が起きるとぞっとするような呻き声をあげて、作品の陰鬱さを盛り上げてくれる。<br />
<br />
　不気味な声だけど、やり過ぎないのがいいんです。この《カルメル会…》の楽曲じたいが、どこか突き放したような客観性を保っていますからね。⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=ToR-Em3jCdw" target="_blank"><strong>YouTube</strong></a><br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_dialoguesdescarmelites2.jpg" width="300" height="203" border="0" align="right" alt="dialoguesdescarmelites2.jpg" />　メゾやアルトにとって、結構やりがいのある役でしょう。（YouTubeにはソプラノの<span style="color:#993399"><strong>アニヤ・シリヤ</strong></span>が歌っている映像もありますが）<br />
<br />
　後年、リタ・ゴールもマダム・クロワシーを演じるようになり、その記録や舞台写真はネットのあちこちで見られます。この作品にどっぷりハマってしまったので、リタのクロワシーの録音は早めに手に入れたいマストアイテムになりました。<br />
<br />
　しかし、やはり最高に気味が悪くて恐ろしいのは、ラストの処刑シーンです。⇒<a href="http://youtu.be/_qjgLnhwVPk" target="_blank"><strong>YouTube</strong></a><br />
<br />
　マダム・リドワーヌを筆頭に修道女たち歌う聖歌、“Salve Regina（幸いなるかな、天の元后よ）” は、教会の聖務日課の終課（寝る前の祈り）の結びで歌われるもの。「いちばん最後の歌」というのも怖いが、それを複数の女声が「斉唱」しているのが更に怖い。<br />
<br />
　なぜ怖いのか考えてみたのですが、たぶん、二人以上女性が一つ方向に目を向けて意見を全く同じうするのは現実的にあり得ない、つまり不自然極まりない現象だと思うからです。抗いようのない力が働いているとしか思えない。それが信仰であり、神への愛であり……現代的に言えば「カルト」ってことなんですが。<br />
<br />
　そして、美しい聖歌に重なって、ひたひたと近づいてくる死神の足音のような音型も怖い。<br />
　いや、死神が歩いてくるのではなく、死へ赴く修道女たちの行進曲なのかもしれない。だとしたら尚のこと怖い。彼女らの運命は止められないのではなく、彼女らが自ら死を目指して進んでいるということになるから。<br />
<br />
　この音型がピアノの音まじりに聴こえてくるから更に怖い。鐘の音と、オケの一部としてのピアノの音は、昔から私は怖いのです。<br />
<br />
　さらに、それらの怖い、延々と続く音の流れを、巨大なギロチンの刃が無慈悲にぶった切っていく、その生々しい効果音とタイミングが最高に怖い。<br />
<br />
　あのギロチンの音はどうやって作っているのでしょうか。<br />
　どすんっと重い落下音、金属が勢いよく木に擦れる音。切断された首が地面で跳ねる音まで耳に入ってくる瞬間もあります。<br />
<br />
　プーランクはギロチンの音を表現するのに具体的な楽器や打楽器を指定してはいないそうですが、タイミングはしっかり楽譜に書き込まれているとのことです。<br />
<br />
　そのタイミングは、当然ながら、美しいサルヴェ・レジーナの旋律に調和しておらず、まったくもって唐突に入ってくる。「今か？今か？」と身構えて聴くので、よけいに恐怖が募るのでしょう。<br />
<br />
　デルヴォーによる「死の足音」はテンポが速めで、このシーンの客観性が際立っているように思います。<br />
　指揮によっても感じ方は全く変わってくるでしょうから、新旧問わずさまざまな録音を試してみたい。<br />
<br />
　映像もいろいろと出ていますが、純粋に怖さを感じるのなら視覚に頼らないで想像力を増幅させるのがいちばんかもしれません。<br />
　ギロチンの音のタイミングも覚えてしまうと怖さが半減しそうなので、もっと頻繁に聴きたいのをちと我慢しているところです。<br />
<br />
　尚、《カルメル会修道女の対話》は女声だけのオペラではなく、男声も少しは登場します。<br />
　神父や、ブランシュの兄、騎士フォルスはテノール。ブランシュの父のド・ラ・フォルス侯爵はバリトンです。<br />
<br />
　リタ・ゴールと多く共演したことでも有名な<span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン</strong></span>もこの作品をレパートリーに入れていますので（バリトンですからブランシュの父の侯爵でしょう）、実演で何度か歌ったものと思われます。<br />
　せっかくリタ・ゴールの録音なのだから、ブランにも参加して欲しかったと思いますが・・。<br />
<br />
　まぁ騎士フォルスはそこそこ出番はありますが、父の侯爵が歌うのは１幕１場だけ。絶対に聴きたいという役ではないんですけどね。<br />
<br />
---------------------------------------------<br />
プーランク：歌劇『カルメル派修道女の対話』全曲（録音：1958年）<br />
<br />
ブランシュ　　　　　　：　ドゥニーズ・デュヴァル<br />
マダム・リドワール　：　レジーヌ・クレスパン<br />
マダム・クロワシー　：　ドゥニーズ・シャーリィ<br />
修道女コンスタンス ：　リリアン・ベルトン<br />
<span style="color:#CB0000;">上級修道女マリー　：　リタ・ゴール</span><br />
<br />
パリ・オペラ座管弦楽団＆合唱団<br />
ピエール・デルヴォー（指揮）<br />
---------------------------------------------<br />
<br />
関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08" target="_blank">リタ・ゴールの訃報（2012年1月22日） -- ブランとの共演を偲んで</a><br />

]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-3">
<title>No.66～70　グラッシ, コロンバーラ, ベキ, グエルフィ, プライ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-3</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■イタリアとドイツ。お国柄の違いは歌唱にもハッキリ表れる。-------------------------------------------No.66 ルカ・グラッシ （Luca Grassi） イタリア原調／フランス語／2006年ライブ／最近の人のが続きます。グラッシは中島康晴と共演したフェニーチェの《真珠とり》がカッコ良かったので点を甘く（笑）トレアドールとしてはまったくもって平均的な歌唱だけど、凛々しく歌ってくれているので文句はないです。No.67 カルロ・コロンバーラ （Carlo Colombara ） イタリア原調／フランス語／録音年不明ちょっとお行儀のよい印象かな？２番からはいきなり小芝居っぽい歌唱になるけど、それを除けば光沢のある美声で好ましい。声が良いんだから普通に歌えばいいのに（ネタ歌唱と小芝居は似て非なるものです）。今後も気にかけようと思わせられる歌い手ですね。No.68 ジーノ・ベキ （Gino Bechi ） イタリア／1913 - 1993原調／イタリア語／録音年不明 ⇒YouTube昔と今のエスカミーリョのスタンダードは全く違う。それは承知しているし、昔の歌手には寛容な私ですけど…歌って欲しくなかったな、こんなふうには…。No.69 ジャンジャコモ・グェルフィ （Giangiacomo Guelfi ） イタリア／1924 - 2012原調／イタリア語／バリトンだけど、そんじょそこらの“バスカミ”より重いぞ！強いぞ！この威厳は闘牛士を通り越して戦士。いや大軍勢を率いる武将だな。'56年第1次イタリア歌劇団、'61年第3次イタリア歌劇団で来日。…のせいか、どうしてもイタオペを聴きたくなるけど。No.70 へルマン・プライ （Hermann Prey ） ドイツ／1929 - 1998原調／ドイツ語／録音年不明Oh, nein!　独語!! でも演説ではなくちゃんと歌になるんだから、さすがはプライ！紳士だね。この人の独語歌唱ならけっこう許せる。しかし軟弱さではマッサール②といい勝負。愛嬌、オモシロさでは断然プライさまに軍配が上がるが。</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-01T03:36:38+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
イタリアとドイツ。お国柄の違いは歌唱にもハッキリ表れる。<br />
<br />
-------------------------------------------<br />
<br />
<strong>No.66 </strong><span style="color:#993399"><strong>ルカ・グラッシ </strong></span>（Luca Grassi） イタリア<br />
原調／フランス語／2006年ライブ／<br />
最近の人のが続きます。<br />
グラッシは中島康晴と共演したフェニーチェの《真珠とり》がカッコ良かったので点を甘く（笑）<br />
トレアドールとしてはまったくもって平均的な歌唱だけど、凛々しく歌ってくれているので文句はないです。<br />
<br />
<br />
<strong>No.67 </strong><span style="color:#993399"><strong>カルロ・コロンバーラ </strong></span>（Carlo Colombara ） イタリア<br />
原調／フランス語／録音年不明<br />
ちょっとお行儀のよい印象かな？<br />
２番からはいきなり小芝居っぽい歌唱になるけど、それを除けば光沢のある美声で好ましい。<br />
声が良いんだから普通に歌えばいいのに（ネタ歌唱と小芝居は似て非なるものです）。<br />
今後も気にかけようと思わせられる歌い手ですね。<br />
<br />
<br />
<strong>No.68 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジーノ・ベキ </strong></span>（Gino Bechi ） イタリア／1913 - 1993<br />
原調／イタリア語／録音年不明 ⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=BsNkVduTKO8" target="_blank">YouTube</a><br />
昔と今のエスカミーリョのスタンダードは全く違う。それは承知しているし、昔の歌手には寛容な私ですけど…歌って欲しくなかったな、こんなふうには…。<br />
<br />
<br />
<strong>No.69 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジャンジャコモ・グェルフィ </strong></span>（Giangiacomo Guelfi ） イタリア／1924 - 2012<br />
原調／イタリア語／<br />
バリトンだけど、そんじょそこらの“バスカミ”より重いぞ！強いぞ！この威厳は闘牛士を通り越して戦士。いや大軍勢を率いる武将だな。<br />
'56年第1次イタリア歌劇団、'61年第3次イタリア歌劇団で来日。…のせいか、どうしてもイタオペを聴きたくなるけど。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_preyport.jpg" width="107" height="150" border="0" align="left" alt="preyport.jpg" /><strong>No.70 </strong><span style="color:#993399"><strong>へルマン・プライ </strong></span>（Hermann Prey ） ドイツ／1929 - 1998<br />
原調／ドイツ語／録音年不明<br />
Oh, nein!　独語!! でも演説ではなくちゃんと歌になるんだから、さすがはプライ！紳士だね。この人の独語歌唱ならけっこう許せる。<br />
しかし軟弱さではマッサール②といい勝負。愛嬌、オモシロさでは断然プライさまに軍配が上がるが。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-2">
<title>No.61～65　ディアス, マッサール②, マルコンデス, ダミアーニ, アルベルギーニ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-2</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■「まとめ記事」を書くのも苦行です（笑）----------------------------------------------------No.61 フスティーノ・ディアス （Justino Diaz） プエルトリコ ／1940 - 原調／フランス語／1992年ライブ／なんて大声で暑苦しい歌唱なんでしょう…･:*:･(*´∀｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･同じく大声コンテストなグロソップを連想するけど、グロ様の数倍は色気があるし。ちょいワルおやじっぽい声音がいいのよね（好きな歌手は依怙贔屓）。No.62 ロベール・マッサール ②（Robert Massard） フランス／1925 - 原調／フランス語／1964年の録音／（なんと！　ご存命でいらっしゃいますか？）①では大絶賛したとおり、大好きなエスカミーリョのはずなのに…並み居る“バスカミ”たちをさんざん体験した後に聴くと、びっくりするほどナヨナヨへろへろ…orzこりゃ「100トレアドール」史上最弱かも。どうしましょ…orzでもねでもね。背中に薔薇を背負っているかのようなエレガンスにおいては彼の右に出る者はいないと思うのっ(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝってゆーわけで、依怙贔屓ケッテイ。文句ある？No.63 ダヴィド・マルコンデス （David Marcondes） ブラジル人のバリトン、らしい。詳細不明。原調／フランス語／録音年不明かなり荒削りな歌唱。低音が全く出ていないのは調子が悪かったのかしら？（ライブらしいから）No.64 ダヴィデ・ダミアーニ （Davide Damiani） イタリア原調／フランス語／2009年ライブ？／すごい♯歌唱だな（良いことです）。普通にカッコいいですが、この気合の入り方はむしろ「うんばーろ」のレナートとか「うんちか」のドン・カルロで聴きたい。No.65 シモーネ・アルベルギーニ （Simone Alberghini） イタリア／原調／フランス語／2008年ライブ／あまり強そうな声じゃないなぁ。肩に力が入りすぎているような…。ブッファ系の人だからしかたがないか。でも何度か聴いているうちに、ウォーレンの泣きべそ系に似ているんじゃないかという気がしてきて好感度が上がった。</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-05-01T01:59:35+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
「まとめ記事」を書くのも苦行です（笑）<br />
<br />
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<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_diazport.jpg" width="105" height="150" border="0" align="left" alt="diazport.jpg" /><strong>No.61 </strong><span style="color:#993399"><strong>フスティーノ・ディアス </strong></span>（Justino Diaz） プエルトリコ ／1940 - <br />
原調／フランス語／1992年ライブ／<br />
なんて大声で暑苦しい歌唱なんでしょう…･:*:･(*´∀｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･<br />
同じく大声コンテストなグロソップを連想するけど、グロ様の数倍は色気があるし。ちょいワルおやじっぽい声音がいいのよね（好きな歌手は依怙贔屓）。<br clear="all"><br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/Massardport.jpg" border="0" align="left" alt="kii120424.jpg" /><strong>No.62 </strong><span style="color:#993399"><strong>ロベール・マッサール </strong></span>②（Robert Massard） フランス／1925 - <br />
原調／フランス語／1964年の録音／<br />
（なんと！　ご存命でいらっしゃいますか？）<br />
①では大絶賛したとおり、大好きなエスカミーリョのはずなのに…並み居る“バスカミ”たちをさんざん体験した後に聴くと、びっくりするほどナヨナヨへろへろ…orz<br />
こりゃ「100トレアドール」史上最弱かも。どうしましょ…orz<br />
でもねでもね。背中に薔薇を背負っているかのようなエレガンスにおいては彼の右に出る者はいないと思うのっ(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝ<br />
ってゆーわけで、依怙贔屓ケッテイ。文句ある？<br />
<br />
<br />
<strong>No.63 </strong><span style="color:#993399"><strong>ダヴィド・マルコンデス </strong></span>（David Marcondes） ブラジル人のバリトン、らしい。詳細不明。<br />
原調／フランス語／録音年不明<br />
かなり荒削りな歌唱。低音が全く出ていないのは調子が悪かったのかしら？（ライブらしいから）<br />
<br />
<br />
<strong>No.64 </strong><span style="color:#993399"><strong>ダヴィデ・ダミアーニ </strong></span>（Davide Damiani） イタリア<br />
原調／フランス語／2009年ライブ？／<br />
すごい♯歌唱だな（良いことです）。普通にカッコいいですが、この気合の入り方はむしろ「うんばーろ」のレナートとか「うんちか」のドン・カルロで聴きたい。<br />
<br />
<br />
<strong>No.65 </strong><span style="color:#993399"><strong>シモーネ・アルベルギーニ </strong></span>（Simone Alberghini） イタリア／<br />
原調／フランス語／2008年ライブ／<br />
あまり強そうな声じゃないなぁ。肩に力が入りすぎているような…。ブッファ系の人だからしかたがないか。<br />
でも何度か聴いているうちに、ウォーレンの泣きべそ系に似ているんじゃないかという気がしてきて好感度が上がった。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25">
<title>マウリシュ・クヴィエチェンの 《ドン・ジョヴァンニ》＠新国立劇場 4/24</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25</link>
<description>《ドン・ジョヴァンニ》の１文あらすじ。1800人以上もの女性を手篭めにしてきたスペインの好色貴族ドン・ジョヴァンニが、ドンナ・アンナの夜這いに失敗して父親の騎士長を殺してしまい、そこから運気が下がり始めて、最終的には天罰が下り地獄へ引きずりこまれる話。　理想的なドン・ジョヴァンニを生で聴けて、ガチでときめく日が来るなんて、数日前には考えもしなかったことです。「アンタにはトーマス・アレンってアイドルがいるでしょうが」なんてツッコミが入りそうですが、私は特にアレンのドンが気に入って彼のファンになったわけではないのでして。そんなことはどーでもいいの。（もちろん、アレンがかつてﾄﾞﾝｼﾞｮ歌いとして名を馳せていたことは、ファンとして誇らしく思っていますよ）。　思い入れはそれなりに強いので、ﾄﾞﾝｼﾞｮ歌いにはアレコレ文句はつけても滅多に褒めない主義ですけど、マウリシュ・クヴィエチェンのドンは間違いなく、新国上演史で語り継がれる伝説の一つになるでしょう。　ついこないだまで「クヴィエチェン？　誰ですかそれ？」なんて、オペラファンにあるまじき発言をしていた私（メト来日公演の時期はモロに寝込んでいたんで…）に、「行ったほうがいい」「行かなきゃダメだよ」と背中を押してくださった皆さん、ありがとうです！　クヴィエチェンを聴かずしてバリトン好きを名乗る資格はございません！（←気に入ると手のひらを返します）</description>
<dc:subject>オペラ実演レポ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-25T15:07:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_donflyer.jpg" width="176" height="250" border="0" align="right" alt="donflyer.jpg" /><blockquote><span style="color:#666666;"><b>《ドン・ジョヴァンニ》の１文あらすじ。<br>
<br>
1800人以上もの女性を手篭めにしてきたスペインの好色貴族ドン・ジョヴァンニが、ドンナ・アンナの夜這いに失敗して父親の騎士長を殺してしまい、そこから運気が下がり始めて、最終的には天罰が下り地獄へ引きずりこまれる話。<br></b></span></blockquote><br />
<br />
　理想的なドン・ジョヴァンニを生で聴けて、ガチでときめく日が来るなんて、数日前には考えもしなかったことです。<br />
<br />
「アンタにはトーマス・アレンってアイドルがいるでしょうが」なんてツッコミが入りそうですが、私は特にアレンのドンが気に入って彼のファンになったわけではないのでして。そんなことはどーでもいいの。（もちろん、アレンがかつてﾄﾞﾝｼﾞｮ歌いとして名を馳せていたことは、ファンとして誇らしく思っていますよ）。<br />
<br />
　思い入れはそれなりに強いので、ﾄﾞﾝｼﾞｮ歌いにはアレコレ文句はつけても滅多に褒めない主義ですけど、<span style="color:#993399"><strong>マウリシュ・クヴィエチェン</strong></span>のドンは間違いなく、新国上演史で語り継がれる伝説の一つになるでしょう。<br />
<br />
　ついこないだまで「クヴィエチェン？　誰ですかそれ？」なんて、オペラファンにあるまじき発言をしていた私（メト来日公演の時期はモロに寝込んでいたんで…）に、「行ったほうがいい」「行かなきゃダメだよ」と背中を押してくださった皆さん、ありがとうです！<br />
<br />
　クヴィエチェンを聴かずしてバリトン好きを名乗る資格はございません！（←気に入ると手のひらを返します）<br />
<br />
<a name="more"></a>--------------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_sinkokuzaseki0424.jpg" width="200" height="150" border="0" align="left" alt="sinkokuzaseki0424.jpg" />　今回の舞台眺望。４階４列、真ん中よりちょい左寄り。<br />
　いちばん後ろの列ではありますが、これでも<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-13-2#more" target="_blank">オテロの時</a>よりは１ランク高い席なんですよ。<br />
　確かに見切れの心配はまるで無し。字幕も左右両方しっかり見えます。駆け込みで手に入れたにしては上出来かな。<br />
<br />
　クヴィエチェンに惚れちゃった今となっては、お昼ごはん一ヶ月抜いてでも１階席にしとけばよかったー・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・と思いますけど、最近なにげに４階席も気に入っているのです。<br />
<br />
　だって、ロンドンの椿姫さんが毎回ブログにあげてらっしゃるカーテンコールの写真とアングルが同じなんですものー。“通”っぽいじゃない？　気に入らない歌唱には拍手しない、なんて偉そうな態度とっても、この席なら許されるような気がしますし。なにしろ“通”だからサ（笑）<br />
<br />
　そう。今回の《ドン・ジョヴァンニ》は、拍手したい歌唱とそうでない歌唱がはっきりと分かれた公演でした。<br />
<br />
　タイトルロールのクヴィエチェンについては後で語るとして、彼以外で私が最も気に入ったのはドンナ・エルヴィーラの<span style="color:#993399"><strong>ニコル・キャベル</strong></span>です。<br />
　時にメゾ・ソプラノが担当することもあるこの役、後半に難曲も控えているし、中～低音に強く、それでいてちゃんと喉も転がさなきゃならないんですが、キャベルの歌唱は実によく私の好みに合っていました。<br />
<br />
　声量はやや物足りなかったりもするのですが、芯のしっかりした、ふくよかに響く声でした。“Mi tradi quell alma ingrata（あの恩知らずは私を裏切った）”もまったく危なげなし。<br />
　大人の女性らしいしっとりした声ですんで、ヒステリックにドンをストーキングしていると言うよりは、「結婚するって約束したんだから、筋は通して欲しいわね」と、書類持参で追いかけまわしているという感じかな（笑）<br />
<br />
　来シーズンの《愛の妙薬》のアディーナもキャベルですから、とても楽しみです。<br />
<br />
　それから<span style="color:#993399"><strong>平野　和</strong></span>のレポレッロも◎。<br />
　体格が良いので４階席からもよく見えましたし、とにかく声がレポレッロに合っていた。軽妙で、愛嬌があって、でも重唱ではドンをきちんと支えるだけの力があります。<br />
<br />
　１幕フィナーレの７重唱はいろいろな要因であまりよい出来ではなかったんですが、ドン・ジョヴァンニとレポレッロのペアだけは別世界の歌唱を繰り広げていましたから。クヴィエチェン効果が大きいと思うけど、平野の声もそれに負けない存在感があったんです。<br />
<br />
　若さはじけるレポレッロで、編隊ヒーローみたいに「とぅっ！」とよく跳ぶんですよ。マゼット<span style="color:#993399"><strong>久保和範</strong></span>を追っ払うところでも跳んでたんで、４階からは跳び蹴りをくらわせてるみたいに見えて大ウケ。<br />
　そういう演技も大事ですよね。レポレッロは愛されキャラなんですから。<br />
<br />
　？？？だったのは<span style="color:#993399"><strong>ダニール・シュトーダ</strong></span>のドン・オッターヴィオ。<br />
<br />
　下馬評では「声量が足りない」云々とかで、まぁオッターヴィオならそんなもんでしょ（←失礼）と、元々そんなに期待していなかったんですが、24日に実際に聴いてみると、声量の問題だけじゃないみたいで。<br />
<br />
　はじめのうちは低音がきれいに響いていたので、「これはなかなか良いモーツァルト・テノール。後半に伸びてくるか」と思ったんですけど、“Dalla sua pace la mia dipende（彼女のやすらぎこそ私の願い）” 辺りでしたか、声が“当た”らなかったと思える瞬間があり、そこからあれよあれよというまに失速していったという・・<br />
<br />
　高音がすべて「風邪をひいたのか？」って具合にかすれていて、それでもグイグイ歌ってくださるものですから、それこそ１幕の宴会シーンから幕切れまで、黒板を爪でひっかくような声がず～～っと聞こえてくるのです。４階席だったから高周波の音がよけいに響いてきちゃったんでしょうか。<br />
　重唱でのオッターヴィオの旋律はなにげに好きなんで、調子が悪いのなら聞こえなくなるほうがマシなんですが・・<br />
<br />
　初日にいらした方によると、その日は低音がスカスカで、高音ばかりが聞こえてくるような感じだったそうです。<br />
<br />
　そこから引っ張り出される結論は２つ。<br />
<span style="color:#656532;">　①今後は間をとってよくなる。<br>
　②今後は高音と低音どちらもスカスカになる。</span><br />
　とても気になりますので、金曜と日曜にいらっしゃる方、ぜひチェックしといてくださいませ。<br />
<br />
　<span style="color:#3232CB;">※4/30 追記<br>
　千秋楽（4/29）をご覧になった方からの通報では、シュトーダは１幕では声量はないものの声はきれいに出ていたそうです。が、２幕のアリア“Il mio tesoro intanto（私の大切な人を慰めてあげてください）”でまた失速・・と。スランプなんでしょうかね。声量は、たぶんですが、もともと大声量な歌い手ではないんだと思います。</span><br />
<br />
　ドンナ・アンナの<span style="color:#993399"><strong>アガ・ミコライ</strong></span>は、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17" target="_blank">'08年の《ドン・ジョヴァンニ》</a>ではエルヴィーラのほうを歌っていました。<br />
　私の当時の感想では「声量不足、迫力不足」と書いていますが、エルヴィーラとしてはそこそこ気に入っていたらしい（←ほとんど忘れてるけど）。<br />
<br />
　でも、アンナとしてはどうでしょう。<br />
<br />
　歌はとても上手く、特にピアニッシモは絶品だな～と感心しましたけど、あまりに頻繁にやるものだから、聴く側としては疲れました。一応、有名ドコロのアリアは素人なりに頭に楽譜ができあがっていますんで、それをなぞりながら聴いているようなもんなんですが、期待している旋律があちこちでフッと途切れるものですから、そのたびに肩透かしをくらったような気持ちになるわけです。<br />
<br />
　私の好みが保守的（子どもの頃に聴いたアンナ・トモワ=シントウの影響）なのかもしれませんが、アンナは悲壮感よりも雷（いかずち）のような怒りをひたすら声で表現するような、直情的な歌唱が好きです。歌大根でお願いします。<br />
<br />
　そんなミコライの情感豊かな歌唱が最も本領を発揮したのは“Crudele? Ah no mio bene! （ひどいですって？いいえ違います）” 。ここなら納得！<br />
<br />
　登場の瞬間から一貫して復讐だなんだと叫び続けるアンナですから、観てるほうもオッターヴィオと同じくイラッとするし、「ドンもとんでもない女に手を出しちゃったもんだ。運気が下がるのも無理はない。こりゃ絶対に不感症ですよ」なんて思ってしまうんですけど（いや、ま、私は）、ここで初めて抱きしめてあげたくなるようなしおらしさを見せるのですから。<br />
<br />
　このロンドでアンナという役柄に同情を誘う歌唱ができる人はなかなかいないのではないでしょうか。大抵は歌うだけで精一杯になりますから。<br />
<br />
　他のキャストも粒ぞろいで、おおむね公演としてのレベルは高かったと思います。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sinkokudon0424.jpg" width="227" height="310" border="0" align="right" alt="sinkokudon0424.jpg" />　しかし、ドン・ジョヴァンニの<span style="color:#993399"><strong>マウリシュ・クヴィエチェン</strong></span>ときたら…!!　これは本物のスターだと思いました。<br />
<br />
　小柄な人で、お顔もとっても小さいんですが、何という大声量、そして何という存在感！　４階席からでもとても“大きく”、飛び出す絵本のほうにクヴィエチェンの姿がこちらに迫ってくるように感じたほど。<br />
　とにかく彼の演技と歌唱の魅力がものすごい牽引力を持っていて、他の歌手たちはもとより、オケをもぐいぐいと引っ張っていたという印象です。<br />
<br />
　一晩頭を冷やしてこうしてＰＣの前に座っていても、昨日、自分の身に何が起こったのか、まだ正確にはわかりません。<br />
　ただ、「魅了された」「素敵だった」なんて言葉で簡単にまとめてしまいたくない経験だったのは確か。<br />
<br />
　入り込んじゃうとキケンなので、ここでは落ち着いて（？）感想だけを書いておきますが、やはりドン・ジョヴァンニという役で“当たる”歌手には、独特の何かがあるのですね。<br />
　似合っているとかカッコ良いとかセクシーとか上手いとかではないんです。そういうこととは別次元、別世界の「何か」です。<br />
<br />
　トーマス・アレンが何かのインタビューで「憑かれる」というような表現をしていたと思いますが、クヴィエチェンのドンを経験した今では、アレンが言いたかったこともなんとなくわかります。<br />
　“招命”なんです。なろうとしてなるものではない。<br />
<br />
　大好きなチェーザレ・シエピのドンは勿論のこと、アレンのドンもＣＤとＤＶＤでしか観たことがなく。ロンドンのオバさん方に「アレンのドン・ジョヴァンニ観た？」と聞かれて「いえ…」としか答えられず、寂しい思いをしたことがあるんですが、これで私も堂々と自慢できます。<br />
<br />
「クヴィエチェンのドン・ジョヴァンニ、観たことある？」（笑）<br />
<br />
　時に猛々しく、時にとろけそうな甘さを持つクヴィエチェンの声と歌唱。<br />
　第一声から「ズキューン！」ではありませんでしたが、20分後にはポワ～ンと聴きほれ、胸が怪しくざわめき始めていたのですから、一耳惚れに近いテンションで気に入ったと言ってよいでしょう。<br />
<br />
　“Fin ch'han dal vino（シャンパンの歌）”では、思わず（心の中で）身を乗り出し、聴き終わった瞬間に「上手い！」とつぶやき・・<br />
　セレナーデでは感嘆のため息・・<br />
<br />
　大抵、オペラ生鑑賞時は「この歌唱をブログでどう表現しようか・・」なんてことも考えながら聴いているのですが、今回だけはそんな余裕はまったくナシ！<br />
　アレンも引退間近だし、「この先誰のドンを聴いても感動することはそんなにないだろうな」と思っていた矢先にクヴィエチェンのような歌手に出会えたのですから（しかもバリトン！）、その幸せをしみじみかみ締めているところです。<br />
<br />
　最後に、オケ、ですが。<br />
　というか、<span style="color:#993399"><strong>エンリケ・マッツォーラ</strong></span>の指揮は、テンポが良いのを通り越してやや速過ぎという印象がありました。また、ところどころで妙にテンポを落としたりして、ちょっと変……なんて思いましたが、それほど崩した演奏ではなかったのでまぁＯＫというところです。<br />
<br />
　４階席だからでしょうか。序曲からずう～っとチェンバロの音が聴こえていて新鮮でした。チェンバロの出番って、こんなに多かったんですね。レチタティーヴォの時くらいしか意識していなかったんで。<br />
<br />
　最近（というか、いつものことですが）ヴェルディばかりだったので、モーツァルトの楽曲の美しさ、完璧さにもうっとりしてしまいました。<br />
　ヴェルディがどんなに頑張っても、《仮面舞踏会》は《ドン・ジョヴァンニ》の足元にも及びませんものね・・<br />
<br />
------------------------------------------------------<br />
【指　揮】エンリケ・マッツォーラ<br />
【演　出】グリシャ・アサガロフ<br />
<br />
<strong><span style="color:#CB0000;">【ドン・ジョヴァンニ】マリウシュ・クヴィエチェン</span></strong><br />
【騎士長】妻屋秀和<br />
【レポレッロ】平野 和<br />
【ドンナ・アンナ】アガ・ミコライ<br />
【ドン・オッターヴィオ】ダニール・シュトーダ<br />
【ドンナ・エルヴィーラ】ニコル・キャベル<br />
【マゼット】久保和範<br />
【ツェルリーナ】九嶋香奈枝<br />
<br />
【合　唱】新国立劇場合唱団<br />
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団<br />
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<br />
関連記事リンク<br />
◆<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22" target="_blank">トーマス・アレンのドン・ジョヴァンニ -- '88 ロイヤル・オペラ</a><br />
◆<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-12-17" target="_blank">《ドン・ジョヴァンニ》＠新国立劇場 12/7</a><br />
◆<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-11-24" target="_blank">アレンの“ドン” -- イントロダクション</a><br />
◆<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-02-03-1" target="_blank">エーベルハルト・ヴェヒターの『ドン・ジョヴァンニ』・および、バリトンかバスかという問題</a><br />
<br />
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<br />
【おまけ】<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/kii120424.jpg" width="200" height="266" border="0" align="left" alt="kii120424.jpg" />　とっても心に残るドン・ジョヴァンニでしたので、久々に出待ちをして、写真を撮らせていただきました。<br />
<br />
　次にいつ体験できるかわかりませんものね。おそらくもう新国に出演するということはないでしょうし。<br />
　一期一会。こういう機会は大切にしなくては。<br />
<br />
　あ、クヴィエチェンの顔のサイズを確かめたかったというのもあります（笑）<br />
<br />
　で、想像以上に小顔さんでした。肩幅もないし、胸板もぶ厚いって感じではありません。<br />
　いったいどこからあんな大声を出しているのか不思議（←ﾜﾀｼの大顔理論が崩れてゆく・・）。<br />
<br />
　ポーランド人ということですから、そこが鍵かも。<br />
　東欧⇒歌手（特に、低声）の名産地<br />
<br />
　来シーズンはROH《ドン・カルロ》でロドリーゴを歌うようです。さぞかし素敵でしょう。是非追っかけて観たいものです。<br />

]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-1">
<title>No.56～60 マズロク②, ナウリ, ブラン③, トゥマニャン①, ヘルマン</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18-1</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■---------------------------------------------------------No.56 ユーリ・マズロク ②（Yuri Mazurok）ポーランド（ウクライナ系）／1931 -原調／ロシア語／1982年コンサート？線は細いが、テンションの高さでカバーしている。エスカミーリョもキャラ的に脳みそ筋肉系だと思うので、こういうアプローチも良いですね。でもエレガントさはクライバーでのフラ語歌唱のほうが濃かったような。クライバー効果か、言語の持つ力なのか。No.57 ローラン・ナウリ （Laurent Naouri）フランス／1964 -原調／フランス語／2002年グラインドボーンなかなか威勢がよく男前なのですが、「と〜れ〜あどーる、おんが〜〜ぁ〜〜るで〜」の小声がお化けが出ちゃいそうでいけません。エスカミーリョとしてのキャラは立ってると思いますが。No.58 エルネスト・ブラン ③（Ernest Blanc） フランス ／1923 - 2010原調／フランス語／1963年ブエノスアイレス ⇒ YouTubeアラ先生、「Qu'un œil noir te regar〜〜〜de！」の伸ばしが１拍短いわ（笑）　爽やかでｼｭﾃｷな歌唱をするお方ですが、たまにｵﾝﾁになったりズレたりするというご愛嬌もありますの。ほほほ。ブランは声で得をしているとつくづく思う。専売特許のデレカントを除けば、特に小技で攻めてくるわけでもない。楽譜どおりに歌っているだけ。それだけでこんなに素敵な闘牛士になれるのだから、もうこの歌はブランのために存在するとしか言いようがr(ry ←あまりに客観性のないコメントの為自主規制No.59 バルセク・トゥマニャン ①（Barseg Tumanyan） アルメニア ／1958 - 原調／フランス語／録音年不詳あら素敵な声…と惚れかけたんだけど、後に行きしに大声コンテスト、というか樽投げコンテスト的力みが…。「Et songe bien, oui, songe en combattant 」のレガートは色っぽいのになぁ。（…と酷評したのですが、最近新たにもっとステキな音源を見つけたので、続きはそちらで）No.60 ヨーゼフ・ヘルマン （Josef　Hermann） ドイツ ／19..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-25T01:54:21+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
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<br />
<strong>No.56 </strong><span style="color:#993399"><strong>ユーリ・マズロク </strong></span>②（Yuri Mazurok）ポーランド（ウクライナ系）／1931 -<br />
原調／ロシア語／1982年コンサート？<br />
線は細いが、テンションの高さでカバーしている。エスカミーリョもキャラ的に脳みそ筋肉系だと思うので、こういうアプローチも良いですね。でもエレガントさはクライバーでのフラ語歌唱のほうが濃かったような。クライバー効果か、言語の持つ力なのか。<br />
<br />
<br />
<strong>No.57 </strong><span style="color:#993399"><strong>ローラン・ナウリ </strong></span>（Laurent Naouri）フランス／1964 -<br />
原調／フランス語／2002年グラインドボーン<br />
なかなか威勢がよく男前なのですが、「と〜れ〜あどーる、おんが〜〜ぁ〜〜るで〜」の小声がお化けが出ちゃいそうでいけません。エスカミーリョとしてのキャラは立ってると思いますが。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sawayakablanc.jpg" align="left" alt="sawayakablanc.jpg" /><strong>No.58 </strong><span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン </strong></span>③（Ernest Blanc） フランス ／1923 - 2010<br />
原調／フランス語／1963年ブエノスアイレス ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=MnuwkXlVH0Y" target="_blank">YouTube</a><br />
アラ先生、「Qu'un œil noir te regar〜〜〜de！」の伸ばしが１拍短いわ（笑）　爽やかでｼｭﾃｷな歌唱をするお方ですが、たまにｵﾝﾁになったりズレたりするというご愛嬌もありますの。ほほほ。<br />
ブランは声で得をしているとつくづく思う。専売特許の<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">デレカント</a>を除けば、特に小技で攻めてくるわけでもない。楽譜どおりに歌っているだけ。それだけでこんなに素敵な闘牛士になれるのだから、もうこの歌はブランのために存在するとしか言いようがr(ry ←あまりに客観性のないコメントの為自主規制<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/barsegport.jpg" width="110" height="150" border="0" align="left" alt="barsegport.jpg" /><strong>No.59 </strong><span style="color:#993399"><strong>バルセク・トゥマニャン </strong></span>①（Barseg Tumanyan） アルメニア ／1958 - <br />
原調／フランス語／録音年不詳<br />
あら素敵な声…と惚れかけたんだけど、後に行きしに大声コンテスト、というか樽投げコンテスト的力みが…。「Et songe bien, oui, songe en combattant 」のレガートは色っぽいのになぁ。<br />
（…と酷評したのですが、最近新たにもっとステキな音源を見つけたので、続きはそちらで）<br />
<br />
<br />
<strong>No.60 </strong><span style="color:#993399"><strong>ヨーゼフ・ヘルマン </strong></span>（Josef　Hermann） ドイツ ／1903 - 1955<br />
半音下げ／ドイツ語／1942年の録音 ⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=oTClJGNKNRg" target="_blank">YouTube</a><br />
この人のせいではなく、全ては言語と旋律の相性の悪さなんだけど、これは既に「演説」だ…。ドイツリートを歌わせたら柔らかくていい声なんだろうけど。テンポも遅いから（レコードの回転速度の問題？）言語の違和感がよけいに際立つ。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18">
<title>No.51～55 ボルテール, ケテルセン, クラウゼ, ダン, メッテルニヒ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■禁断の（？）ドイツ語ヴァージョン、初登場！-------------------------------------No.51 ジャン・ボルテール （Jean Borthayre）フランス／1901 - 1984半音上げ／フランス語／凛々しい歌いっぷりだけど、彼のは声が軽すぎる＆高すぎる。これでは心配で闘牛場に送り出せません。青瓢箪な文学青年ってイメージ。文学っつっても病弱系ではなくスポーツくらいはするだろうけど、乗馬とか、せいぜいポロとか…。間違っても闘牛ではない。No.52 カイル・ケテルセン （Kyle Ketelsen）アメリカ／ 原調／フランス語／きれいに歌っていますが、もうちょっと元気出してよ〜！ 透明感のある声は良いのだけど、面白味が足りないなぁ。まぁ、エスカミーリョにオモシロさを求めるのもどうかとは思うんだけど。No.53 トム・クラウゼ （Tom Krause）フィンランド／1934 - 原調／フランス語／スタンダードなトレアドール。特に難もなく…と言うと上から目線だけど、クラウゼは好きでも嫌いでもないのでこの歌に期待するものも無いんだな〜。壮年の渋い魅力、カッコ良さはあるかな。No.54 ミシェル・ダン （Michel Dens）フランス／1911 - 2000半音下げ／フランス語／1950年の録音／この腹に力の入らない歌唱はいったい…。私のアンチ・ダンは直りそうもありません。フリルいっぱいの衣装に白粉とつけボクロなイメージしか浮かばない。関係ないけど俳優のリアム・ニーソンにお顔が似ている、ような気がする。（ファンの皆さんごめんなさい…）No.55 ヨーゼフ・メッテルニヒ （Josef Metternich）ドイツ／1915 - 2005原調／ドイツ語／1953年の録音 ⇒YouTube朗々と響く素晴らしい声に闘魂たくましい歌唱でかなり好き……と思うけど、げ、言語が…orzドイツ語がここまでトレアドールの旋律に合わないとは残念。カッコいい声なのに。言語とは関係ないけど、童顔なポートレートと声のギャップが面白いね♪</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-18T16:49:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
禁断の（？）ドイツ語ヴァージョン、初登場！<br />
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-------------------------------------<br />
<strong>No.51 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジャン・ボルテール </strong></span>（Jean Borthayre）フランス／1901 - 1984<br />
半音上げ／フランス語／<br />
凛々しい歌いっぷりだけど、彼のは声が軽すぎる＆高すぎる。これでは心配で闘牛場に送り出せません。青瓢箪な文学青年ってイメージ。文学っつっても病弱系ではなくスポーツくらいはするだろうけど、乗馬とか、せいぜいポロとか…。間違っても闘牛ではない。<br />
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<br />
<strong>No.52 </strong><span style="color:#993399"><strong>カイル・ケテルセン </strong></span>（Kyle Ketelsen）アメリカ／<br />
 原調／フランス語／<br />
きれいに歌っていますが、もうちょっと元気出してよ〜！ 透明感のある声は良いのだけど、面白味が足りないなぁ。<br />
まぁ、エスカミーリョにオモシロさを求めるのもどうかとは思うんだけど。<br />
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<strong>No.53 </strong><span style="color:#993399"><strong>トム・クラウゼ </strong></span>（Tom Krause）フィンランド／1934 - <br />
原調／フランス語／<br />
スタンダードなトレアドール。特に難もなく…と言うと上から目線だけど、クラウゼは好きでも嫌いでもないのでこの歌に期待するものも無いんだな〜。壮年の渋い魅力、カッコ良さはあるかな。<br />
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<strong>No.54 </strong><span style="color:#993399"><strong>ミシェル・ダン </strong></span>（Michel Dens）フランス／1911 - 2000<br />
半音下げ／フランス語／1950年の録音／<br />
この腹に力の入らない歌唱はいったい…。私のアンチ・ダンは直りそうもありません。フリルいっぱいの衣装に白粉とつけボクロなイメージしか浮かばない。関係ないけど俳優のリアム・ニーソンにお顔が似ている、ような気がする。（ファンの皆さんごめんなさい…）<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_metternichport.jpg" width="114" height="150" border="0" align="left" alt="metternichport.jpg" /><strong>No.55 </strong><span style="color:#993399"><strong>ヨーゼフ・メッテルニヒ </strong></span>（Josef Metternich）ドイツ／1915 - 2005<br />
原調／ドイツ語／1953年の録音 ⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=XbIUfzHO1Sk" target="_blank">YouTube</a><br />
朗々と響く素晴らしい声に闘魂たくましい歌唱でかなり好き……と思うけど、げ、言語が…orz<br />
ドイツ語がここまでトレアドールの旋律に合わないとは残念。カッコいい声なのに。<br />
言語とは関係ないけど、童顔なポートレートと声のギャップが面白いね♪<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-13-2">
<title>《オテロ》＠新国立劇場4/13 -- ババジャニアンのイァーゴにやられた</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-13-2</link>
<description>《オテロ》の１文あらすじ。ヴェネツィア共和国の勇将オテロが、彼を憎む部下イァーゴの策略により妻デズデーモナの不貞を吹き込まれ、嫉妬に狂って無実の妻を絞め殺し、自らも命を絶つという、シェイクスピア原作の悲劇。　新国での実演鑑賞を指折り数えて待っていたのは久しぶり！　初日が終わった直後からツイッター上でも「これは名演！」との感想があちこちで見られ、とりわけポプラフスカヤの代わりにデズデーモナを歌ったマリア・ルイジア・ボルシの評判が良かったもので、ソワソワわくわく毎日を過ごしておりました。　もちろん、オテロ役のヴァルテル・フラッカーロへの期待も大。　こないだの新国《トロヴァトーレ》のマンリーコもこの人だったんですが、私は「健康上の理由で（笑）」この公演を見逃しておりますのでね。フラッカーロのヴェルディ、とりわけ大好きな《オテロ》ですから、そりゃもう気持ちが盛り上がります。　そしてヴェルディ・バリトン愛好家を名乗る者としてはミカエル・ババジャニアンのイァーゴも気になるわけです。　私にとってのイチバン! のイァーゴは、そりゃピーター・グロソップに決まっているんですが、大声だけが取り柄の大根歌唱であることは否めませんし、皆様にご指摘されるまでもなく「ちょっと違う…」と常日頃から感じてはおりますので（ええ、わかっちゃいるんですってば）。　新国の特設ページで見る限りでは「あんまりお顔が大きくなさそう」で、個人的には期待薄かなと思いつつ、まぁでも《オテロ》の陰の主役なんだから、「グロ様」「グロ様」と言わずに心を無にして楽しもうと、初台へ降り立った次第。　ところがところが。蓋を開けたら、このババジャニアンのイァーゴがとっても魅力的だったのです。　心を無にしたのがよかったのかな。　ヴェルディの《オテロ》は、大先生のお若い頃の作品と比較すればそりゃーもう音楽的にもドラマ的にも上出来、まさに最高傑作なんだけれども、本家本元のシェイクスピアの《オセロー》と比べてしまうとストーリーは単純、人物描写も大味で、やっぱり「おマヌケ」感があります。まぁ、比べちゃいけないんですけどね、本来。　だから、グロソップがお風呂で気持ちよく歌ってるおじさんみたいなイァーゴをやっても、「ま、ヴェルディだしね」って一言で許せていた。　でも今回のババジャニアンは、「ヴェルディであっても」イァーゴというキャラクターの複雑さが表現可能であることを示唆してくれたんです。　簡..</description>
<dc:subject>オペラ実演レポ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-13T21:13:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_otefry.jpg" width="177" height="250" border="0" align="right" alt="otefry.jpg" /><blockquote><span style="color:#666666;"><b>《オテロ》の１文あらすじ。<br>
<br>
ヴェネツィア共和国の勇将オテロが、彼を憎む部下イァーゴの策略により妻デズデーモナの不貞を吹き込まれ、嫉妬に狂って無実の妻を絞め殺し、自らも命を絶つという、シェイクスピア原作の悲劇。</b></span></blockquote><br />
　新国での実演鑑賞を指折り数えて待っていたのは久しぶり！<br />
<br />
　初日が終わった直後からツイッター上でも「これは名演！」との感想があちこちで見られ、とりわけ<span style="color:#993399"><strong>ポプラフスカヤ</strong></span>の代わりにデズデーモナを歌った<span style="color:#993399"><strong>マリア・ルイジア・ボルシ</strong></span>の評判が良かったもので、ソワソワわくわく毎日を過ごしておりました。<br />
<br />
　もちろん、オテロ役の<span style="color:#993399"><strong>ヴァルテル・フラッカーロ</strong></span>への期待も大。<br />
<br />
　こないだの新国《トロヴァトーレ》のマンリーコもこの人だったんですが、私は「健康上の理由で（笑）」この公演を見逃しておりますのでね。フラッカーロのヴェルディ、とりわけ大好きな《オテロ》ですから、そりゃもう気持ちが盛り上がります。<br />
<br />
　そしてヴェルディ・バリトン愛好家を名乗る者としては<span style="color:#993399"><strong>ミカエル・ババジャニアン</strong></span>のイァーゴも気になるわけです。<br />
<br />
　私にとってのイチバン! のイァーゴは、そりゃピーター・グロソップに決まっているんですが、大声だけが取り柄の大根歌唱であることは否めませんし、皆様にご指摘されるまでもなく「ちょっと違う…」と常日頃から感じてはおりますので（ええ、わかっちゃいるんですってば）。<br />
<br />
　<a href="http://www.atre.jp/12otello/staff/index.html" target="_blank">新国の特設ページ</a>で見る限りでは「あんまりお顔が大きくなさそう」で、個人的には期待薄かなと思いつつ、まぁでも《オテロ》の陰の主役なんだから、「グロ様」「グロ様」と言わずに心を無にして楽しもうと、初台へ降り立った次第。<br />
<br />
　ところがところが。蓋を開けたら、このババジャニアンのイァーゴがとっても魅力的だったのです。<br />
　心を無にしたのがよかったのかな。<br />
<br />
　ヴェルディの《オテロ》は、大先生のお若い頃の作品と比較すればそりゃーもう音楽的にもドラマ的にも上出来、まさに最高傑作なんだけれども、本家本元のシェイクスピアの《オセロー》と比べてしまうとストーリーは単純、人物描写も大味で、やっぱり「おマヌケ」感があります。まぁ、比べちゃいけないんですけどね、本来。<br />
<br />
　だから、グロソップがお風呂で気持ちよく歌ってるおじさんみたいなイァーゴをやっても、「ま、ヴェルディだしね」って一言で許せていた。<br />
<br />
　でも今回のババジャニアンは、「ヴェルディであっても」イァーゴというキャラクターの複雑さが表現可能であることを示唆してくれたんです。<br />
<br />
　簡単に言っちゃうと、<strong>グロ様の歌唱じゃその可能性は少ないよ</strong>ってことなんですけど（爆）（爆）（爆）（爆）<br />
　い、いいんだよっ、声が好きなんだから、声が。<br />
<a name="more"></a>--------------------------------------------<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sinkokuzaseki2.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_sinkokuzaseki2.jpg" width="250" height="187" border="0" align="left" alt="sinkokuzaseki2.jpg" /></a>　今日の座席からの眺め。４階４列右寄り。<br />
　新国“通”の方ならお分かりかと思いますが、いちばん上の階のいちばん後ろの列なんです。<br />
<br />
　実はこの辺りのブロックに座るのは初めて。舞台は遠いけど歌手が豆粒みたいに小さく見えるほどではないし（新国は狭いので）、隅っでなければ見切れもないし、お値段のワリにはお得な席なので、わりあいすぐに売り切れちゃうんですよね。「通の方々が座る席」という印象があります。<br />
<br />
　いつもチケット取りにグズグズしていて、結果、不本意ながらお高めの席に座ることの多い私ですが（もちろん、あえて高い席を奮発することも♪）、前回のオランダ人の時と同様、オークションでチケットをゲットしたのです。もち廉価！<br />
<br />
　今回はババジャニアンの舞台姿がとても素敵だったし、演奏もハイレベルでしたんで、まる一ヶ月昼メシ抜きでもっと近い席でもよかったかなと思いましたが。最後尾席で何がいいって、「身を乗り出しても後ろの人に怒られない」ってことですね（笑）　ソコ、いちばん気に入りました。<br />
<br />
　公演の感想に戻ります。<br />
<br />
　オケの演奏はもう出だしからヴェルディｷﾀ━━━ヽ(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)ノ━━━!!系で。指揮の<span style="color:#993399"><strong>ジャン・レイサム＝ケーニック</strong></span>がピットに入ってきた時点で既に興奮マックスで心臓が苦しいくらいだったので（笑）、一気に<strong>ヴェルディ・スイッチ</strong>が入りました！<br />
<br />
　コテコテというわけではないけれど、血液を沸騰させるようなエネルギーに満ちていたと思います。失速する箇所もなく、最後までハイテンションに突っ走りました。<br />
<br />
　合唱も期待どおりの出来。新国ですので、これはもう言わずもがな、ですね。<br />
<br />
　フラッカーロのオテロは、言ってしまえば「大声一辺倒」タイプなんですが、まずは力強さと迫力を出してナンボの役なので文句無しです。満足しました。<br />
<br />
　そして、ボルシのデズデーモナ。表現力もさることながら、とにかく声が良かったです。混ざり物のない響きとでも言いましょうか。４幕で「アヴェ・マリア」を歌いますが、聖母マリアに祈りを捧げる彼女自身がマリアだ！と思わせられる清らかな声なのです（あ、ボルシのファーストネームもマリアだ）。<br />
<br />
　罪が無いのです。彼女の声には。少女ではないので「純真無垢」とは言いませんが、本当にまっすぐにオテロだけを見つめている人の声なのですね。あんなに澄んだ清らかな声なのに「不貞だ」となじるオテロはなんて愚かな。本当にデズデーモナは無実で殺されたのだという説得力がありました。<br />
<br />
　そして「柳の歌」の素晴らしさ。<br />
<br />
　白状しますと私、これまで幾つかの録音や映像で「柳の歌」を聴いてきたけど（そんなに多くないですけど）、いまいちピンときたことがありませんでした。<br />
　良い歌だなと思うけど、デズデーモナが自らの心情を吐露するのに何故バルバラという他人の歌っていた歌を借りなければならないのか。<br />
<br />
　MetのDVDで観たレナータ・スコットのデズデーモナなどもリアリティがあって好きなんですが、この「柳の歌」の部分だけはちょっとちぐはぐな印象を受けたものです。<br />
<br />
　ボルシの「柳の歌」は抑制がきいていて、歌唱そのものはさほどドラマティックではありません。が、それ故に、デズデーモナの「混じり気のない」悲しみが伝わってきたと思います。<br />
<br />
　おそらく、ボルシの解釈では、デズデーモナはオテロの態度が豹変したことを受け入れられずにいたのではないか。何が起こったのか理解できず、今ここで「私は不幸だ」と認めたくないのです。だから、「可哀想なバルバラ」と言う。<br />
<br />
　しかし、「可哀想なバルバラ」を想いながら柳の歌を歌っていくうちに、自身の悲しみと絶望をひしひしと感じ始める。風の音に怯え、最後に悲鳴をあげるかのごとくエミリアに別れを告げるのですね。たぶん、バルバラは死んでしまったのだと思います。デズデーモナはそれに思い当たり、自身の運命を悟ったのではないかと。<br />
<br />
　こういう文学的な心情表現を――常日ごろ私が<del>バカにし</del>愛でているズンチャッチャ――<b><span style="font-size:large;"><span style="color:#CB0000;">あの</span></span></b>ヴェルディが音楽でやったというだけで感動しますが（笑）、まさに神懸り的なヴェルディのそれに気づかせてくれたのが、マリア・ルイジア・ボルシの清らかで悲しい歌唱でした。<br />
<br />
　あのシーンが「柳の歌」でなければならない理由がやっとわかりました。<br />
<br />
　最近ツイッターでお知り合いになった方が「これまで聴いた中で最高のデズデーモナ」と仰っていましたが、私も全面的に同意したいと思います（聴いている数は全然少ないですけど）。<br />
<br />
　ボルシのデズデーモナと同じく、いえ、それ以上に役柄の理解を深めることができたのが、ミカエル・ババジャニアンのイァーゴです。<br />
<br />
　グロソップの「気の好いオジさん」的なイァーゴは脇に置いておくとしても、日ごろヴィンテージ音源にお世話になっている影響で、ティト・ゴッビのいかにも邪悪なイァーゴあたりがこれまでの私のスタンダード。オペラだし、ましてや<strong>ヴェルディだから</strong>それでいいと思っていたんですが、まさか同じ楽曲で、こんなに演劇的な性格表現を聞かせられることとなろうとは。<br />
<br />
　歌唱は、まぁ、今やってるトレアドール祭りみたいに他の音源と並べて聴けば、<br />
「抑えが効いている中に世を拗ねた悪党らしさが見え隠れして好印象。だけどもうちょっと個性が欲しい。低音がやや弱いか」<br />
なんて偉そうな感想を書くかもしれません。けれども、こうして舞台で演じている姿を見ながら聴くと、イァーゴという人間の内面のいやらしさが黒い煙のように立ち上ってくるのが感じられます。<br />
<br />
　ババジャニアンのイァーゴは抑制が効いていてクールです。しかし、舞台であるヴェネツィアの水路に彼の心を例えるとしたら、一見静かな水面の下に滓のような悪意を潜ませている。<br />
<br />
　イァーゴの「クレド」の歪んだ言葉がここまで切実に心に響いたのは初めて。あっけらかんと悪を肯定するのではなく、自嘲と葛藤が滲んでいます。イァーゴは残忍な神の申し子ではなく、善悪のはざまで揺れ動く弱い人間にすぎないのだということ。壁に泥で描いた十字架に水をぶちまける演出からもそれがうかがえます。<br />
<br />
　対するフラッカーロのオテロは、大声歌唱が目立ってしまってそこまでの多面性は感じられませんでしたが、逆にそれが功を奏してイァーゴのキャラの複雑さを際立たせていたように思います。<br />
<br />
　ババジャニアンの声はフラッカーロほど大声ではないのですが（もちろん迫力はあった！）、抑えられた彼の声が激情的なフラッカーロの声に絡むと、生身の人ではなく邪悪なスピリット（霊）がまとわりついているような雰囲気が醸しだされるのですね。<br />
<br />
　それはババジャニアンの立ち姿にも言えます。猫背で、卑屈に背骨を歪めて、常に斜め後ろから横目でオテロを凝視する。その姿に私はマジで惚れてしまったんだけれども――全身黒ずくめで、不自然に首を曲げた姿勢でオテロに寄り添い、妖言をささやくイァーゴは、まるでオテロの影のようです。<br />
<br />
　オテロ自身が元々抱いていたデズデーモナに対する気後れのような感情――年齢差や肌の色の違い、「彼女に愛されるという幸せは長続きしないのでは」という恐怖が生み出した幻影がイァーゴという存在なのかもしれない。<br />
　２幕幕切れの二重唱「神かけて誓う」を恍惚然として聴きながら、ふとそんなことを思ったりもしました。<br />
<br />
　新国立劇場に足を運ぶようになったのも最近のことですし、実演鑑賞の経験もあまり無いのですが、この《オテロ》は名演であったと思う。<br />
　大好きな演目を文句なしの演奏で聴くという幸運は、この先の人生でどれくらいあるのでしょうか。<br />
<br />
---------------------------------------<br />
<b><span style="color:#CB0000;">【オテロ】ヴァルテル・フラッカーロ</span><br>
<span style="color:#CB0000;">【デズデーモナ】マリア・ルイジア・ボルシ</span><br>
<span style="color:#CB0000;">【イアーゴ】ミカエル・ババジャニアン</span></b><br />
【ロドヴィーコ】松位 浩<br />
【カッシオ】小原啓楼<br />
【エミーリア】清水華澄<br />
【ロデリーゴ】内山信吾<br />
【モンターノ】久保田真澄<br />
【伝　令】タン・ジュンボ<br />
<br />
【合　唱】新国立劇場合唱団<br />
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団<br />
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<br />
関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-05-18-1" target="_blank">グロソップ×ウ゛ィッカーズの『オテロ』／ヴェルディ ：１</a><br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-05-20-1" target="_blank">グロソップ×ウ゛ィッカーズの『オテロ』／ヴェルディ：２</a><br />
（グロソップのファンになりたての頃に書いた懐かしの記事です。今読み返すと“甘ちゃん”だなぁ。今回のオテロは、当時の感想をコロっと覆してしまったわけで・・）<br />

]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-13-1">
<title>No.46～50　アマート, マズロク①, マレール, メリル, テジエ①</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-13-1</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■----------------------------------------------No.46 パスクァーレ・アマート （Pasquale Amato）イタリア／1878 - 1942原調／イタリア語／1911年の録音／音がすごい古くて自信がないけど、原調。フェリーニの映画の音楽みたい。つくづくオペラの歴史を感じる。振り絞るように歌っているけど、転調後はずいぶん叙情的に・・。《西部の娘》の初演（1910年）でランスを歌った人なのだそうだ。つくづくオペラの歴史を感じる。No.47 ユーリ・マズロク（Yuri Mazurok）ポーランド（ウクライナ系）／1931 -原調／フランス語／1978年のライブ／ちょっとニヤけた感じの声で好感度大。微妙になよっちさを感じるので、闘牛士としての強さよりも外見のカッコ良さで人気がありますか？って感じのエスカミーリョ。強かぁないけど華がある！No.48 ヴァレンティン・マレール（Varentin Marele）原調／フランス語／録音年不明／この人が何者なのか私にはわからないのですが（最近の人だと思うんですが）、厚みのあるセクシーな声で、正直、かなり気に入りました。ぬるぬるしたビブラートも良い。しかもデレカントをやらかしているではないか！私が正式に“デレカント認定”したのは、ご本家のブランの他にはバスティアニーニくらいですから、これは高ポイントですよ？…って、認定されても嬉しくも何ともない、というか、むしろされたくないでしょうけどｗすごく上手いってわけでもないけれど、とにかく声が好みなのです。No.49 ロバート・メリル（Robert Merrill）アメリカ／1917 - 2004原調／フランス語／1959年テレビ収録？／いかにもアメリカ人らしいサービス精神にあふれた派手な歌唱。豪快でかなりニヤけてます！この人の豊かな声は大好きなんだけど、この歌唱はなんだかエロおやじっぽい感じで引いてしまった。闘牛士というよりはカウボーイですか、ね。No.50 リュドヴィク・テジエ（Ludovic Tezier）①／フランス／1968 - 原調／フランス語／2004年オランジュ／来た来た。正統派のフランス・バリトン。ちょいワイルド風な声なんだけど、歌い方は紳士。これぞ現代的なイケメン歌唱。..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-13T02:36:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
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<strong>No.46 </strong><span style="color:#993399"><strong>パスクァーレ・アマート </strong></span>（Pasquale Amato）イタリア／1878 - 1942<br />
原調／イタリア語／1911年の録音／<br />
音がすごい古くて自信がないけど、原調。フェリーニの映画の音楽みたい。つくづくオペラの歴史を感じる。<br />
振り絞るように歌っているけど、転調後はずいぶん叙情的に・・。<br />
《西部の娘》の初演（1910年）でランスを歌った人なのだそうだ。つくづくオペラの歴史を感じる。<br />
<br />
<br />
<strong>No.47 </strong><span style="color:#993399"><strong>ユーリ・マズロク</strong></span>（Yuri Mazurok）ポーランド（ウクライナ系）／1931 -<br />
原調／フランス語／1978年のライブ／<br />
ちょっとニヤけた感じの声で好感度大。微妙になよっちさを感じるので、闘牛士としての強さよりも外見のカッコ良さで人気がありますか？って感じのエスカミーリョ。<br />
強かぁないけど華がある！<br />
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<strong>No.48 </strong><span style="color:#993399"><strong>ヴァレンティン・マレール</strong></span>（Varentin Marele）<br />
原調／フランス語／録音年不明／<br />
この人が何者なのか私にはわからないのですが（最近の人だと思うんですが）、厚みのあるセクシーな声で、正直、かなり気に入りました。ぬるぬるしたビブラートも良い。しかも<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">デレカント</a>をやらかしているではないか！<br />
私が正式に“デレカント認定”したのは、ご本家のブランの他にはバスティアニーニくらいですから、これは高ポイントですよ？…って、認定されても嬉しくも何ともない、というか、むしろされたくないでしょうけどｗ<br />
すごく上手いってわけでもないけれど、とにかく声が好みなのです。<br />
<br />
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<strong>No.49 </strong><span style="color:#993399"><strong>ロバート・メリル</strong></span>（Robert Merrill）アメリカ／1917 - 2004<br />
原調／フランス語／1959年テレビ収録？／<br />
いかにもアメリカ人らしいサービス精神にあふれた派手な歌唱。豪快でかなりニヤけてます！<br />
この人の豊かな声は大好きなんだけど、この歌唱はなんだかエロおやじっぽい感じで引いてしまった。<br />
闘牛士というよりはカウボーイですか、ね。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_LudovicTezier.jpg" width="119" height="150" border="0" align="left" alt="LudovicTezier.jpg" /><strong>No.50 </strong><span style="color:#993399"><strong>リュドヴィク・テジエ</strong></span>（Ludovic Tezier）①／フランス／1968 - <br />
原調／フランス語／2004年オランジュ／<br />
来た来た。正統派のフランス・バリトン。<br />
ちょいワイルド風な声なんだけど、歌い方は紳士。これぞ現代的なイケメン歌唱。<br />
ここまで聴いてきて思うのですが、フランス勢は今も昔もヘンな小細工はしないです。普通に素直に歌っていて、それだけでとってもカッコ良い。余裕が感じられていいんですね。<br />
これにオモシロ歌唱が加われば鬼に金棒なんだが・・（←どんな歌唱だ？）<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12">
<title>No.41～45　アブドラザコフ, フィンリー, ピンツァ, カプッチッリ, ターフェル</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■-----------------------------------------------------No.41 イルダール・アブドラザコフ （Ildar Abdrazakov）ロシア、バシコルトスタン／1976 - 原調／フランス語／録音年不明この人も典型的なバスカミーリョ。堂々としていて良いんですが、もうちょっと個性が欲しいな。いや、オモシロ歌唱じゃなくてもいいんだけど。たまに発動してくれるビブラートに期待。No.42 ジェラルド・フィンリー （Gerald Finley）カナダ／1960 - 原調／英語／&quot;Allons! Allons!&quot; が「カモ〜ン！ カモ〜ン！」ですよ。英語で聞くと軽いなぁ～;;;さすが、色っぽい声だけど気品があっていいなーと思っていたら、ラストの「あ〜〜love!」で一気に女ったらし歌唱になった。キミはドン・ジョヴァンニをr(ryNo.43 エツィオ・ピンツァ （Ezio Pinza）イタリア／1892 – 1957 原調／フランス語／1936年ライブ／ ⇒ YouTubeいわゆるバスカミーリョとは違う種類の重み、威厳があって、このトレアドール・ソングの歌唱がじーさんぽいってわけじゃないけど、修道院長とか老王とかそっちのほうも聴きたくなってくる。ビブラートにフィリッポ的な哀愁があるからかも。No.44 ピエロ・カプッチッリ （Piero Cappuccilli）イタリア／1929 - 2005原調／フランス語／カプ様のフランス語の発音、カタカナで完璧に再現できそう！ そしてこの超ゆっくりなテンポは…指揮者の嫌がらせですか？（*ﾟДﾟ）１番ではそこそこ粋に、おフランスの雰囲気を醸しつつ。でも２番に入ったあたりから我慢できなくなってきたのでしょうか、次第にテンションが上がってきたと思っていたら「il vient! il vient!」で突然キレて、ヴェルディっ子の本性が露に…（褒めてます。ヴェルディ・バリトン最高です！）No.45 ブリン・ターフェル （Bryn Terfe）イギリス／1965 - 原調／フランス語／97年ガラ／すごい開口して張り切ってるのが伝わってくるな。繊細な声で荒々しく歌っているのがかえって母性本能を刺激されます。がんばれ、ブリン！(*^^*)</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-12T01:11:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
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<br />
<strong>No.41 </strong><span style="color:#993399"><strong>イルダール・アブドラザコフ </strong></span>（Ildar Abdrazakov）ロシア、バシコルトスタン／1976 - <br />
原調／フランス語／録音年不明<br />
この人も典型的なバスカミーリョ。堂々としていて良いんですが、もうちょっと個性が欲しいな。いや、オモシロ歌唱じゃなくてもいいんだけど。たまに発動してくれるビブラートに期待。<br />
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<strong>No.42 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジェラルド・フィンリー </strong></span>（Gerald Finley）カナダ／1960 - <br />
原調／英語／<br />
"Allons! Allons!" が「カモ〜ン！ カモ〜ン！」ですよ。英語で聞くと軽いなぁ～;;;<br />
さすが、色っぽい声だけど気品があっていいなーと思っていたら、ラストの「あ〜〜love!」で一気に女ったらし歌唱になった。キミはドン・ジョヴァンニをr(ry<br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_pinzaport.jpg" width="118" height="150" border="0" align="left" alt="pinzaport.jpg" /><strong>No.43 </strong><span style="color:#993399"><strong>エツィオ・ピンツァ </strong></span>（Ezio Pinza）イタリア／1892 – 1957 <br />
原調／フランス語／1936年ライブ／ ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=HoqYOny3Aio" target="_blank">YouTube</a><br />
いわゆるバスカミーリョとは違う種類の重み、威厳があって、このトレアドール・ソングの歌唱がじーさんぽいってわけじゃないけど、修道院長とか老王とかそっちのほうも聴きたくなってくる。ビブラートにフィリッポ的な哀愁があるからかも。<br clear="all"><br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_cappuccilli.jpg" width="124" height="130" border="0" align="left" alt="cappuccilli.jpg" /><strong>No.44 </strong><span style="color:#993399"><strong>ピエロ・カプッチッリ </strong></span>（Piero Cappuccilli）イタリア／1929 - 2005<br />
原調／フランス語／<br />
カプ様のフランス語の発音、カタカナで完璧に再現できそう！ そしてこの超ゆっくりなテンポは…指揮者の嫌がらせですか？（*ﾟДﾟ）<br />
１番ではそこそこ粋に、おフランスの雰囲気を醸しつつ。でも２番に入ったあたりから我慢できなくなってきたのでしょうか、次第にテンションが上がってきたと思っていたら「il vient! il vient!」で突然キレて、ヴェルディっ子の本性が露に…（褒めてます。ヴェルディ・バリトン最高です！）<br />
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<br />
<strong>No.45 </strong><span style="color:#993399"><strong>ブリン・ターフェル </strong></span>（Bryn Terfe）イギリス／1965 - <br />
原調／フランス語／97年ガラ／<br />
すごい開口して張り切ってるのが伝わってくるな。繊細な声で荒々しく歌っているのがかえって母性本能を刺激されます。<br />
がんばれ、ブリン！(*^^*)<br />
<a name="more"></a>
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</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11-1">
<title>【アレンの動画追加】こんな舞台でした！ -- ボリショイ劇場《ばらの騎士》</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11-1</link>
<description>※4/17 kasitankaさんが紹介してくださったロシアのTV番組『ボリショイの切符』で初日の舞台の様子が取り上げられました。アレンも映っていますので追記します。--------------------------------------------------------------　サー・トーマス・アレンの出演したボリショイ劇場の《ばらの騎士》。遅くなりましたが初日の様子や公演について、断片的に得られた情報をまとめておきます。　kasitankaさんに紹介していただいたロシア語のレビューやTVのニュース映像を見た限りでは、舞台は「大成功」と言ってよいのではないかと思います。　「ばら」はもとより、リヒャルト・シュトラウスの作品じたい、ロシアで演奏されたことはあまりなかったとの事。「歴史的な理由」とありますので、ドイツもの＝ナチを連想させるということで敬遠されていたんだと思います。でも良い芸術を求める気持ちはどこの国であっても同じで、観客の反応はとてもポジティブ。スタンディングオベーションも起こったとか。（⇒こちら）　初日のレビューは私もざざーっと目を通してみたのですが、初お目見えの演目ということで、作品の成り立ちやストーリーについて説明する内容のものが多かったです。　次にスティーブン・ロウレスの演出について。幕によって時代設定が変わるというのは目新しいですものね。。　それから、キャストの起用について。　ボリショイの「ばら」のキャストは、いわゆるAキャストとBキャストに分かれていて、Aは主に外国人ソリスト組み。Bはロシア人（ボリショイの若手だそう）組みです。　アレンはもちろんAキャスト。　その他の顔ぶれも、メラニー・ディーナー（元帥夫人）、アナ・ステファニー（オクタヴィアン）、スティーブン・リチャードソン（オックス男爵）と、オイシイところはみな外国人のゲスト歌手です。（英国人率が高いですね）　ボリショイでの歴史的プレミエなのに…と、この配役にツッコミを入れた記事も多く目にしました。　インタビューでその質問をぶつけられたヴァシリー・シナイスキー（ボリショイ劇場の音楽監督）は、「それは自然なプロセスです。次の公演ではロシア人歌手が主な役を歌いますし、何の問題もありませんよ。ボリショイの歌手にもシュトラウスのオペラを歌った経験のある者はたくさんいますからね」と答えています。（⇒こちら）　余談ですが、初日はシナイスキ..</description>
<dc:subject>アレンの話題</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-11T22:53:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<span style="color:#003298;">※4/17 kasitankaさんが紹介してくださったロシアのTV番組『ボリショイの切符』で初日の舞台の様子が取り上げられました。アレンも映っていますので追記します。</span><br />
<br />
--------------------------------------------------------------<br />
　<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>の出演したボリショイ劇場の《ばらの騎士》。遅くなりましたが初日の様子や公演について、断片的に得られた情報をまとめておきます。<br />
<br />
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bolishoibara2.jpg" width="460" height="268" border="0" align="" alt="bolishoibara2.jpg" /></div><br />
<br />
　kasitankaさんに紹介していただいたロシア語のレビューやTVのニュース映像を見た限りでは、舞台は「大成功」と言ってよいのではないかと思います。<br />
<br />
　「ばら」はもとより、<span style="color:#993399"><strong>リヒャルト・シュトラウス</strong></span>の作品じたい、ロシアで演奏されたことはあまりなかったとの事。「歴史的な理由」とありますので、ドイツもの＝ナチを連想させるということで敬遠されていたんだと思います。でも良い芸術を求める気持ちはどこの国であっても同じで、観客の反応はとてもポジティブ。スタンディングオベーションも起こったとか。（⇒<a href="http://news.mail.ru/culture/8545234/" target="_blank">こちら</a>）<br />
<br />
　初日のレビューは私もざざーっと目を通してみたのですが、初お目見えの演目ということで、作品の成り立ちやストーリーについて説明する内容のものが多かったです。<br />
<br />
　次に<span style="color:#993399"><strong>スティーブン・ロウレス</strong></span>の演出について。幕によって時代設定が変わるというのは目新しいですものね。。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_bolshoi20allen2.jpg" width="225" height="300" border="0" align="left" alt="bolshoi allen2.jpg" />　それから、キャストの起用について。<br />
　ボリショイの「ばら」のキャストは、いわゆるAキャストとBキャストに分かれていて、Aは主に外国人ソリスト組み。Bはロシア人（ボリショイの若手だそう）組みです。<br />
<br />
　アレンはもちろんAキャスト。<br />
　その他の顔ぶれも、<span style="color:#993399"><strong>メラニー・ディーナー</strong></span>（元帥夫人）、<span style="color:#993399"><strong>アナ・ステファニー</strong></span>（オクタヴィアン）、<span style="color:#993399"><strong>スティーブン・リチャードソン</strong></span>（オックス男爵）と、オイシイところはみな外国人のゲスト歌手です。（英国人率が高いですね）<br />
<br />
　ボリショイでの歴史的プレミエなのに…と、この配役にツッコミを入れた記事も多く目にしました。<br />
<br />
　インタビューでその質問をぶつけられた<span style="color:#993399"><strong>ヴァシリー・シナイスキー</strong></span>（ボリショイ劇場の音楽監督）は、「それは自然なプロセスです。次の公演ではロシア人歌手が主な役を歌いますし、何の問題もありませんよ。ボリショイの歌手にもシュトラウスのオペラを歌った経験のある者はたくさんいますからね」と答えています。（⇒<a href="http://www.izvestia.ru/news/520566" target="_blank">こちら</a>）<br />
<br />
　余談ですが、初日はシナイスキーが指揮棒を振る予定だったのが、急な発熱の為、<span style="color:#993399"><strong>アレクサンドル・ソロヴィエフ</strong></span>に交代したそうです。<br />
<br />
<a name="more"></a>---------------------------------------<br />
　<span style="color:#000098;">※4/17追記<br>
　ロシアのTV番組『ボリショイの切符』でこの舞台の様子が取り上げられました。アレンもちょこっと映っています。２幕の父娘ゲンカのシーン。<br>
　画像をクリックするとYouTubeに飛びます。アレンの登場は5:40あたりから。</span><br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=xuiGswGvuu0" target="_blank"><div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bolshoi20allen3.jpg" width="460" height="320" border="0" align="" alt="bolshoi allen3.jpg" /></div></a><br />
　<span style="color:#000098;">ファニナル最大の見せ場（笑）はここですもんね。アレンの皿の割りっぷり、目立とう精神旺盛で見ていて胸がスカっとしますな！<br>
　このあとオックスに「破談にしないで」と擦り寄るところも見たかったな。DVD化を希望します！<br><br>
　８分程度のダイジェストなのですが、１～３幕を通して舞台セットの真ん中に大きな時計が掛かっているのが気になります。１幕ではよくわかりませんが、おそらく早朝の時刻をさしていて、２幕では１時40分頃。そして３幕の女声三重唱では12時にむかって長針が刻々と進んでいるのがうかがえます。<br>
　演出上の大きな意味があるに違いない。やはりDVD化を切に希望。</span><br />
<br />
　YouTubeには1幕～3幕、それぞれの長めのダイジェストもUPされていますが、アレンのファンとしては残念ながら、Bキャストのほうでした。DVD化はAキャストを切実に希望！（そのほうが絶対に売れるし）<br />
<br />
　ファニナル登場の2幕の動画を貼っておきます。このファニナル（ミヒャエル・クプファーって読むんですかね）も声はなかなか良いですが、このブログに貼られたからには、そのお姿はまるごとアレンに脳内変換されることになります。ごめんよ。<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><iframe width="400" height="200" src="http://www.youtube.com/embed/0ZDNadSvCZU?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><br />
<br />
　・<a href="http://youtu.be/zpe_b20sjIs" target="_blank">“Кавалер розы” 第１幕</a><br />
　・<a href="http://youtu.be/7lzEkSoM274" target="_blank">“Кавалер розы” 第３幕</a>（←え～! カツラ脱がないの!?）<br />
<br />
　アレンや他のAキャスト歌手については、kasitankaさんが<a href="http://www.newizv.ru/culture/2012-04-05/161755-fars-nad-propastju.html" target="_blank">ノーヴィエ・イズベスチヤ紙のレビュー</a>を翻訳してくださいました。<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-04#comments" target="_blank">こちらのコメント欄</a>に投稿してくださったものを転載します。<br />
<br />
<blockquote>ボリショイのキャステイングは全てが高い賞賛に値するものだった。特に女性陣が素晴らしかった。<br><br>

（中略）<br><br>

オックスを演じたリチャードソンも素晴らしかった。滑稽でうぬぼれたキャラクターを、深く、素晴らしいドイツ語の発声で演じていた。<br><br>

ファニナルを演じたリチャードソンと同国人のサー・トーマス・アレンはその声楽へのアカデミックな貢献でサーの称号を授けられているのだが、その女王の判断に疑いを抱かせないものだった</blockquote><br />
<br />
　ありがとうございます。<br />
　ファニナル、小さな役ですが、アレン曰く「ベックメッサーの短縮版」ということで、ボリショイでもコミカルに楽しんで演じたものと思われます。<br />
　モスクワの皆さんのお眼鏡にかなったのであれば、ファンとしてもこの上なく幸せ。<br />
<br />
--------------------------------------------<br />
Conductor	 Vassily Sinaisky<br />
                 Alexander Soloviev<br />
Marschallin　Melanie Diener<br />
　　　　　　　　 Yekaterina Godovanets<br />
Baron Ochs　Manfred Hemm<br />
　　　　　　　　  Stephen Richardson<br />
Octavian　Alexandra Kadurina<br />
　　　　　　 Anna Stephany<br />
<strong><span style="color:#CB0000;">Faninal　Thomas Allen</span></strong><br />
　　　　　  Michael Kupfer<br />
Sophie  Lyubov Petrova<br />
            Alina Yarovaya<br />
Marianne Leitmetzerin　Irina Udalova<br />
　　　　　　　　　　　　　　　Darya Zykova<br />
Valzacchi　Marat Gali (Galiakhmetov)<br />
　　　　　　　 Jeff Martin<br />
Annina　rina Dolzhenko<br />
　　　　　 Xenia Vyaznikova<br />
--------------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-04" target="_blank">Томас Аллен（トーマス・アレン）も映っていますよ！ -- ボリショイ《ばらの騎士》 予告映像と演出について</a><br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-02-2" target="_blank">ボリショイ劇場の《ばらの騎士》　４／３いよいよ初日！</a><br />

]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11">
<title>No.36～40　コルヴェロ, ガレッフィ, アタネッリ, パーペ, ヴァン・ダム</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■　パーペとヴァン・ダムの魅力により、思わずバリトン派からバスカミーリョ派へ転向しそうになった回。------------------------------------------------No.36 ジョゼ・コルヴェロ（Jose Corvelo）ポルトガル？原調／フランス語／録音年不明バリトンのようだけどモタモタしてる。後半に行きしに重い荷物を引きずっているような…。この歌を歌いこなすって、難しいことなんだなと改めて思う。No.37 カルロ・ガレッフィ（Carlo Galeffi）イタリア／1882 - 1961原調／イタリア語／録音年不明短縮版なのか、歌詞は「２番」から歌ってる。オケもずいぶん小編成っぽい。合唱は男声４〜５人ってとこか。歌唱はずいぶん頑張ってるけど、ちょっとお化けが出てきそうだ。No.38 ラード・アタネッリ（Lado Ataneli）グルジア／原調／フランス語／録音年不明この人のを見つけた時は正直嬉しかったけど、いかんせん声が細いのよねぇ。キレイだけど。ラストの「らむ〜〜る」をアリアのカデンツァ風に上げてるのが笑える。キミはヴェルディを歌ってなさい。No.39 ルネ・パーペ（Rene Pape）ドイツ／原調／フランス語／録音年不明　⇒ YouTube久々にパンチの効いたエスカミーリョ登場！“♪～Et songe bien, oui, songe en combattant ～♪” の部分がとっても色気があるのは装飾音をきちっと歌ってるから。むむむ、“バスカミ”のくせに（←失礼）やるじゃない。気取りすぎず、硬派な感じも良い。実際こんな“歩く男性フェロモン”みたいなのが現れたら、ソッコー乗り換えっしょ？No.40 ジョゼ・ヴァン・ダム（José van Dam）ベルギー／1940 - 原調／フランス語／74年ミラノのライブ／ショルティの録音よりもこっちのが荒々しくて好き。バスカミーリョは重くて落ち着きすぎるのが好みじゃないんだけど、これっくらいワイルドに歌ってくれるとときめきますな！</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-11T02:54:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
　パーペとヴァン・ダムの魅力により、思わずバリトン派からバスカミーリョ派へ転向しそうになった回。<br />
------------------------------------------------<br />
<strong>No.36 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジョゼ・コルヴェロ</strong></span>（Jose Corvelo）ポルトガル？<br />
原調／フランス語／録音年不明<br />
バリトンのようだけどモタモタしてる。後半に行きしに重い荷物を引きずっているような…。<br />
この歌を歌いこなすって、難しいことなんだなと改めて思う。<br />
<br />
<br />
<strong>No.37 </strong><span style="color:#993399"><strong>カルロ・ガレッフィ</strong></span>（Carlo Galeffi）イタリア／1882 - 1961<br />
原調／イタリア語／録音年不明<br />
短縮版なのか、歌詞は「２番」から歌ってる。オケもずいぶん小編成っぽい。合唱は男声４〜５人ってとこか。歌唱はずいぶん頑張ってるけど、ちょっとお化けが出てきそうだ。<br />
<br />
<br />
<strong>No.38 </strong><span style="color:#993399"><strong>ラード・アタネッリ</strong></span>（Lado Ataneli）グルジア／<br />
原調／フランス語／録音年不明<br />
この人のを見つけた時は正直嬉しかったけど、いかんせん声が細いのよねぇ。キレイだけど。<br />
ラストの「らむ〜〜る」をアリアのカデンツァ風に上げてるのが笑える。キミはヴェルディを歌ってなさい。<br />
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<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_papeport.jpg" width="123" height="150" border="0" align="left" alt="papeport.jpg" /><strong>No.39 </strong><span style="color:#993399"><strong>ルネ・パーペ</strong></span>（Rene Pape）ドイツ／<br />
原調／フランス語／録音年不明　⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=rGW4_8nNOPo" target="_blank">YouTube</a><br />
久々にパンチの効いたエスカミーリョ登場！<br />
“♪～Et songe bien, oui, songe en combattant ～♪” の部分がとっても色気があるのは装飾音をきちっと歌ってるから。むむむ、“バスカミ”のくせに（←失礼）やるじゃない。<br />
気取りすぎず、硬派な感じも良い。<br />
実際こんな“歩く男性フェロモン”みたいなのが現れたら、ソッコー乗り換えっしょ？<br clear="all"><br />
<br />
<strong>No.40 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジョゼ・ヴァン・ダム</strong></span>（José van Dam）ベルギー／1940 - <br />
原調／フランス語／74年ミラノのライブ／<br />
ショルティの録音よりもこっちのが荒々しくて好き。<br />
バスカミーリョは重くて落ち着きすぎるのが好みじゃないんだけど、これっくらいワイルドに歌ってくれるとときめきますな！<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-09-1">
<title>No.31～35　トロッタ, ライモンディ, リシツィアン, Ahualli, ヒオルスキ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-09-1</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■　後悔から一転して、「マラソンやっててよかった」と思えた回。良い歌い手との出会いがありました。-----------------------------------------------No.31 アレッサンドロ・トロッタ（Alessandro Trotta）原調／フランス語／1956年録音昔の人の歌唱はシンプルってイメージがあるけど、この人のはけっこう気取ってる。シャンソンっぽい囁き連発。ピアノ伴奏がやけに芸術的なことと関係あるのかないのか…？No.32 ルッジェーロ・ライモンディ（Ruggero Raimondi）イタリア／1941-原調／フランス語／1980年ライブバスだけど声が軽いからエスカミーリョも合います。粋ですね。もちっと速く歌ってくれたほうが好みなんですが、これは指揮者の問題かな。No.33 パーヴェル・リシツィアン（Pavel Lisitsian）アルメニア／1911 - 2004 原調／ロシア語／録音年不明 ⇒ YouTubeロシア語圏のバリトンの中ではこの人の声がいちばん好き。ビブラートも細かくていい感じ。♯というより若干上ずった歌唱もステキ…･:*:･(*´∀｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･何語であってもエスカミーリョはバリトンが好きです。華があって。No.34 Gustavo Ahualli 南米の人だと思う・・原調／フランス語／2007年ライブ荒っぽくてステキな声だが、歌唱も荒い。ちょいワルな臭いがする。ドン・ジョヴァンニも歌っているようだ。そっちのほうが良いかもしれない。名前のカタカナ表記がわかりません。ご存知の方教えてね♪No.35 アンジェイ・ヒオルスキ（Andrzej Hiolski）ポーランド／1922 - 2000原調／ポーランド語？／録音年不明 ⇒YouTubeロシア語に感じが似てるけど、よくよく聞いてみると全然違う。ポーランド人だそうだから、たぶんポーランド語でしょう。すごい滑らかで柔らかなバリトン声に耳が釘付け。伸びのよい歌唱はNo.4のローレンス・ティベットを思い出します。声域に制約がなさそうで、とても優雅。この人をYouTubeでめっけたのは本当に幸運でした。</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-09T02:11:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
<br />
　後悔から一転して、「マラソンやっててよかった」と思えた回。良い歌い手との出会いがありました。<br />
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<strong>No.31 </strong><span style="color:#993399"><strong>アレッサンドロ・トロッタ</strong></span>（Alessandro Trotta）<br />
原調／フランス語／1956年録音<br />
昔の人の歌唱はシンプルってイメージがあるけど、この人のはけっこう気取ってる。シャンソンっぽい囁き連発。<br />
ピアノ伴奏がやけに芸術的なことと関係あるのかないのか…？<br />
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<strong>No.32 </strong><span style="color:#993399"><strong>ルッジェーロ・ライモンディ</strong></span>（Ruggero Raimondi）イタリア／1941-<br />
原調／フランス語／1980年ライブ<br />
バスだけど声が軽いからエスカミーリョも合います。粋ですね。もちっと速く歌ってくれたほうが好みなんですが、これは指揮者の問題かな。<br />
<br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_lisitsianport.jpg" width="116" height="150" border="0" align="left" alt="lisitsianport.jpg" /><strong>No.33 </strong><span style="color:#993399"><strong>パーヴェル・リシツィアン</strong></span>（Pavel Lisitsian）アルメニア／1911 - 2004 <br />
原調／ロシア語／録音年不明 ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=UOUc3JloEFY" target="_blank">YouTube</a><br />
ロシア語圏のバリトンの中ではこの人の声がいちばん好き。ビブラートも細かくていい感じ。♯というより若干上ずった歌唱もステキ…･:*:･(*´∀｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･<br />
何語であってもエスカミーリョはバリトンが好きです。華があって。<br clear="all"><br />
<br />
<strong>No.34 </strong><span style="color:#993399"><strong>Gustavo Ahualli </strong></span>南米の人だと思う・・<br />
原調／フランス語／2007年ライブ<br />
荒っぽくてステキな声だが、歌唱も荒い。ちょいワルな臭いがする。ドン・ジョヴァンニも歌っているようだ。そっちのほうが良いかもしれない。<br />
名前のカタカナ表記がわかりません。ご存知の方教えてね♪<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_hiolskiport.jpg" width="111" height="150" border="0" align="left" alt="hiolskiport.jpg" /><strong>No.35 </strong><span style="color:#993399"><strong>アンジェイ・ヒオルスキ</strong></span>（Andrzej Hiolski）ポーランド／1922 - 2000<br />
原調／ポーランド語？／録音年不明 ⇒<a href="http://www.youtube.com/watch?v=-8dtuxwWY08" target="_blank">YouTube</a><br />
ロシア語に感じが似てるけど、よくよく聞いてみると全然違う。ポーランド人だそうだから、たぶんポーランド語でしょう。<br />
すごい滑らかで柔らかなバリトン声に耳が釘付け。伸びのよい歌唱はNo.4のローレンス・ティベットを思い出します。<br />
声域に制約がなさそうで、とても優雅。<br />
この人をYouTubeでめっけたのは本当に幸運でした。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-09">
<title>No.26～30　ウォーレン, カンパナーリ,　タリアブエ,　アルヴァレス,　フィヌッチ</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-09</link>
<description>　嫌気を通り越してマラソンを始めたことを後悔し始めました（笑）　そんな中、ウォーレンの存在が一服の清涼剤。--------------------------------------No.26 レナード・ウォーレン（Leonard Warren）アメリカ／1911-1960半音下げ／フランス語／1943年録音あーもう、どーしてキミはこうなっちゃうの？ 泣きべそかくと際限もなく♯で上がって戻ってこれなくなっちゃうんだから。レシタティフの部分は二枚目っぽい素敵な声なのに。でもオモシロイからお気に入り。半音下がっているのは、もしかしたらレコードの回転速度の影響かも。あ、全然関係ありませんが、ビヨルリンクと組んだ'47年の《トロヴァトーレ》、ウォーレンの“泣きべそルーナ” はオモシロイのでおススメ。No.27 ジュゼッペ・カンパナーリ（Giuseppe　Campanari）イタリア／1855 - 1927原調／イタリア語／1902－3年録音1855年生まれって…（*ﾟДﾟ）こういう歴史的録音を私なんぞがタダでネットで聴けるのは時代の奇跡。博物館ゆき。シロウトには評価不能…っていうか、しちゃいけないような気がする。ちなみに、オケじゃなくてピアノ伴奏。カンパナーリはチェロ奏者だったそうだが、歌い方もチェロっぽいです（笑）No.28 カルロ・タリアブエ（Carlo Tagliabue）イタリア／1898 - 1978原調／イタリア語／1942年録音イタリア人歌手で初めて「エレガント」という表現を使いたくなった！彼らにありがちなヴェルディ臭い気張りがない。滑らかで温かみのある美声も素敵。フランス語で歌ってほしかったな。No.29 カルロス・アルヴァレス（Carlos Álvarez）スペイン／1866 -  1966 -原調／フランス語／2007年コンサート丁寧に注意深く歌っている印象ですが、大きな難は無いかわりに面白みもあまりない。歌の後で入る女性アナウンサー北朝鮮っぽいMCのほうがずっと笑えるもので、ますます印象が薄れちゃう。「闘牛士のイメージじゃない」と評したアーヴィン・シュロットのほうが、冒険をしたという点で優るのでは。結局私は、歌の巧拙よりもオモシロさを求めてしまう、邪道な聴き手なんですね・・。No.30 コスタンティーノ・フィヌッチ（Costantino Finucci）原調／フランス語／2010年コンサートこの人も..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-09T01:18:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　嫌気を通り越してマラソンを始めたことを後悔し始めました（笑）　そんな中、ウォーレンの存在が一服の清涼剤。<br />
--------------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_warrenport.jpg" width="119" height="150" border="0" align="left" alt="warrenport.jpg" /><strong>No.26 </strong><span style="color:#993399"><strong>レナード・ウォーレン</strong></span>（Leonard Warren）アメリカ／1911-1960<br />
半音下げ／フランス語／1943年録音<br />
あーもう、どーしてキミはこうなっちゃうの？ 泣きべそかくと際限もなく♯で上がって戻ってこれなくなっちゃうんだから。<br />
レシタティフの部分は二枚目っぽい素敵な声なのに。<br />
でもオモシロイからお気に入り。<br />
半音下がっているのは、もしかしたらレコードの回転速度の影響かも。<br />
あ、全然関係ありませんが、ビヨルリンクと組んだ'47年の《トロヴァトーレ》、ウォーレンの“泣きべそルーナ” はオモシロイのでおススメ。<br />
<br />
<br />
<strong>No.27 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジュゼッペ・カンパナーリ</strong></span>（Giuseppe　Campanari）イタリア／1855 - 1927<br />
原調／イタリア語／1902－3年録音<br />
1855年生まれって…（*ﾟДﾟ）<br />
こういう歴史的録音を私なんぞがタダでネットで聴けるのは時代の奇跡。博物館ゆき。シロウトには評価不能…っていうか、しちゃいけないような気がする。ちなみに、オケじゃなくてピアノ伴奏。<br />
カンパナーリはチェロ奏者だったそうだが、歌い方もチェロっぽいです（笑）<br />
<br />
<br />
<strong>No.28 </strong><span style="color:#993399"><strong>カルロ・タリアブエ</strong></span>（Carlo Tagliabue）イタリア／1898 - 1978<br />
原調／イタリア語／1942年録音<br />
イタリア人歌手で初めて「エレガント」という表現を使いたくなった！彼らにありがちなヴェルディ臭い気張りがない。滑らかで温かみのある美声も素敵。フランス語で歌ってほしかったな。<br />
<br />
<br />
<strong>No.29 </strong><span style="color:#993399"><strong>カルロス・アルヴァレス</strong></span>（Carlos Álvarez）スペイン／<del>1866 - </del> 1966 -<br />
原調／フランス語／2007年コンサート<br />
丁寧に注意深く歌っている印象ですが、大きな難は無いかわりに面白みもあまりない。<br />
歌の後で入る女性アナウンサー北朝鮮っぽいMCのほうがずっと笑えるもので、ますます印象が薄れちゃう。<br />
「闘牛士のイメージじゃない」と評したアーヴィン・シュロットのほうが、冒険をしたという点で優るのでは。<br />
結局私は、歌の巧拙よりもオモシロさを求めてしまう、邪道な聴き手なんですね・・。<br />
<br />
<br />
<strong>No.30 </strong><span style="color:#993399"><strong>コスタンティーノ・フィヌッチ</strong></span>（Costantino Finucci）<br />
原調／フランス語／2010年コンサート<br />
この人も果てしなく普通だな～。声にギラギラした輝きがあるのとビブラートのおかげで聴いていられる。<br />
あと、この人のせいじゃないけどティンパニの音が盛大に狂っていて、どうにもキモチがワルイです。<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-04">
<title>Томас Аллен（トーマス・アレン）も映っていますよ！ -- ボリショイ《ばらの騎士》 予告映像と演出について</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-04</link>
<description>　祭りの最中ですが、またまた臨時ニュース。　ボリショイ劇場の《ばらの騎士》の予告映像がYouTubeにUPされました。　（今度はヴァランシエンヌさんからの“通報”です。ありがとうございます！）　まったく、YouTubeくらい、人に頼らないで自分で何とか探しなさいよ！と、我が怠惰さに呆れておりますが、なにしろトレアドール祭りで忙しかったんでネ（私のファン道は皆様の生温かい応援と通報、施しによって成り立っております）。　で、ファニナルに扮する“世界的に有名な”（そう紹介されているんですw）サー・トーマス・アレンの姿も、一瞬ですが、ちゃーんと確認できました。　クリックすると拡大します。　　ポップで賑やかな舞台ですね。　演出は英国のスティーブン・ロウレス。ボリショイの「ばら」ではおもしろい試みをしていて、１幕～３幕まで、それぞれ別の時代を設定しているんだそうです。（ソースはこちら）　１幕はオリジナルの設定どおりの18世紀。　２幕は、オックス男爵が口ずさむ“ワルツ”がより時代にフィットするようにと、19世紀の設定です。　ロウレス曰く、ワルツという音楽が成熟したのは19世紀。18世紀の風俗に当てはめては時代錯誤だ…とのこと。　　３幕は、一転してファシズムの台頭する1930年代へ。　台本ではウィーン郊外の居酒屋ですが、ロウレスはオックスとマリアンデル（女装したオクタヴィアン）との逢引の場をプラーター公園に移すのだそうです。　オックスが淫行罪（？）であわや逮捕されかかるシーンに、その時代特有の緊迫感が加わるのかもしれません。　モノを知らない私は、プラーター公園といったら芝生や森の広がった場所…といったイメージを持っていたんですが、1873年にウィーン万国博覧会がプラーターで開催され、また1895年にはヴェネチアを模した世界初のテーマパークがオープンしたりと、なかなか賑やかな行楽地だったようですね。（参照）　時代設定がオリジナルのままでしたら、１幕で元帥夫人がオクタヴィアンに言うように、プラーターは「馬車を走らせる」場所だったんでしょうけど、ロウレスの演出では↑の写真のように、オックスとマリアンデルは遊園地の一角にある出店でデート…ということになるんですね。　となると、しかし、マリアンデルが「誰が寝るのかしら～？」とカマトトぶる巨大なベッドはどうするんでしょうね!?!?　スティーブン・リチャードソンもなかなか良い声してそうだし、イ..</description>
<dc:subject>アレンのニュース</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-04T01:17:49+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　祭りの最中ですが、またまた臨時ニュース。<br />
　ボリショイ劇場の《ばらの騎士》の予告映像がYouTubeにUPされました。<br />
　（今度はヴァランシエンヌさんからの“通報”です。ありがとうございます！）<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/RDoh7b5seMY?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><br />
<br />
　まったく、YouTubeくらい、人に頼らないで自分で何とか探しなさいよ！と、我が怠惰さに呆れておりますが、なにしろトレアドール祭りで忙しかったんでネ（私のファン道は皆様の生温かい応援と通報、施しによって成り立っております）。<br />
<br />
　で、ファニナルに扮する“世界的に有名な”（そう紹介されているんですw）<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>の姿も、一瞬ですが、ちゃーんと確認できました。<br />
　クリックすると拡大します。<br />
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<div style="text-align:center;"><a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bolishoiallen1.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_bolishoiallen1.jpg" width="250" height="135" border="0" align="" alt="bolishoiallen1.jpg" /></a>　<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bolishoiallen2-927f3.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_bolishoiallen2-927f3.jpg" width="250" height="137" border="0" align="" alt="bolishoiallen2.jpg" /></a></div><br />
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　ポップで賑やかな舞台ですね。<br />
　演出は英国の<span style="color:#993399"><strong>スティーブン・ロウレス</strong></span>。ボリショイの「ばら」ではおもしろい試みをしていて、１幕～３幕まで、それぞれ別の時代を設定しているんだそうです。（<a href="http://www.themoscowtimes.com/arts_n_ideas/article/bolshoi-theater-goes-big-with-der-rosenkavalier/455613.html" target="_blank">ソースはこちら</a>）<br />
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　１幕はオリジナルの設定どおりの18世紀。<br />
　２幕は、オックス男爵が口ずさむ“ワルツ”がより時代にフィットするようにと、19世紀の設定です。<br />
　ロウレス曰く、ワルツという音楽が成熟したのは19世紀。18世紀の風俗に当てはめては時代錯誤だ…とのこと。<br />
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<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bolishoirosen1-d764f.jpg" width="400" height="227" border="0" align="" alt="bolishoirosen1.jpg" /></div>　<br />
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　３幕は、一転してファシズムの台頭する1930年代へ。<br />
　台本ではウィーン郊外の居酒屋ですが、ロウレスはオックスとマリアンデル（女装したオクタヴィアン）との逢引の場をプラーター公園に移すのだそうです。<br />
　オックスが淫行罪（？）であわや逮捕されかかるシーンに、その時代特有の緊迫感が加わるのかもしれません。<br />
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　モノを知らない私は、プラーター公園といったら芝生や森の広がった場所…といったイメージを持っていたんですが、1873年にウィーン万国博覧会がプラーターで開催され、また1895年にはヴェネチアを模した世界初のテーマパークがオープンしたりと、なかなか賑やかな行楽地だったようですね。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%85%AC%E5%9C%92" target="_blank">参照</a>）<br />
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　時代設定がオリジナルのままでしたら、１幕で元帥夫人がオクタヴィアンに言うように、プラーターは「馬車を走らせる」場所だったんでしょうけど、ロウレスの演出では↑の写真のように、オックスとマリアンデルは遊園地の一角にある出店でデート…ということになるんですね。<br />
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　となると、しかし、マリアンデルが「誰が寝るのかしら～？」とカマトトぶる巨大なベッドはどうするんでしょうね!?!?<br />
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　<span style="color:#993399"><strong>スティーブン・リチャードソン</strong></span>もなかなか良い声してそうだし、イヤラシイけど憎めないオックスを好演している様子。そしてあの赤毛のカツラは…？ と、ますますワクワク。<br />
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　さて。明日はレビューが出ますでしょうか。しばらくはモスクワから目が離せません!!<br />
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関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-02-2" target="_blank">ボリショイ劇場の《ばらの騎士》　４／３いよいよ初日！</a><br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-03">
<title>No.21～25　レリエ, エステス, バスティアニーニ②, ヴィノグラードフ, ブラン②</title>
<link>http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-04-03</link>
<description>■聴き比べ企画　Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■　だんだん嫌気がさしてきた（←早っ）こともあり、感想がおおむねネタ化してます。-----------------------------------------------No.21 ジョン・レリエ（John Relyea）カナダ／原調／フランス語／2010年Metシャープでダークな声。歌唱はやや♭。一昔前のエスカミーリョのイメージとは違うけど、イケメン感はあるかも。No.22 サイモン・エステス（Simon Estes）アメリカ／1938 - 原調／フランス語／1988年の録音風景の録音まさに王者。ブラック・ダイアモンドな美声。歌唱はきわめてシンプルだが、声そのものに自信があるからこそ。並の歌手ではこうはいかない。No.23 エットレ・バスティアニーニ②（Ettore Bastianini）イタリア／1922-1967原調／イタリア語／1961年ヴェローナのライブ ⇒ YouTubeのっけからとんでもない大声で、「我輩がバスティアニーニだ。さあ惚れろ～!　惚れるのだ～!!」ってものすごい勢いで迫ってきて、くそっその手には乗るもんか私にはｼｭﾃｷなブランのエスカミーリョがあるんだモン耳をっ耳を塞げ～っ!!…なんて抵抗もむなしく……ﾓｼﾞ(((´ω｀ *)(* ´ω｀)))ﾓｼﾞ…… （←惚れた）転調する時の「あ～～～」が“デレカント”。No.24 アレクサンドル・ヴィノグラードフ（Alexander Vinogradov）①ロシア／1976 - 原調／フランス語／2007年東京のライブ ⇒ YouTube（えっと、意図的じゃないですよ。この順番）生聴きもした懐かしい音源。ヨーロッパの寄宿制男子校の優等生を思わせる優雅な声に、愛嬌者の顔（盛大なビブラート）が見え隠れ。モテるけど、好きになった娘には一途でしょう？って感じのエスカミーリョ。重さは普通にバスカミーリョ。いつか母国語で歌ってもらいたいと思わせられる、いかにもロシアっぽい低音が魅力。No.25 エルネスト・ブラン②（Ernest Blanc） フランス ／1923 - 2010原調／フランス語／1960年の録音 ⇒ YouTube（だから、意図的じゃないんだって。この順番）爽やかなのに艶っぽく、青臭いのに成熟していて、強さの内に脆さを秘め・・歌声の成分は男..</description>
<dc:subject>&quot;闘牛士の歌&quot; 聴き比べ</dc:subject>
<dc:creator>しま</dc:creator>
<dc:date>2012-04-03T16:29:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-03-28" target="_blank">聴き比べ企画　<strong>Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」</strong> もくじはこちら</a>■<br />
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　だんだん嫌気がさしてきた（←早っ）こともあり、感想がおおむねネタ化してます。<br />
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<strong>No.21 </strong><span style="color:#993399"><strong>ジョン・レリエ</strong></span>（John Relyea）カナダ／<br />
原調／フランス語／2010年Met<br />
シャープでダークな声。歌唱はやや♭。<br />
一昔前のエスカミーリョのイメージとは違うけど、イケメン感はあるかも。<br />
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<strong>No.22 </strong><span style="color:#993399"><strong>サイモン・エステス</strong></span>（Simon Estes）アメリカ／1938 - <br />
原調／フランス語／1988年の録音風景の録音<br />
まさに王者。ブラック・ダイアモンドな美声。<br />
歌唱はきわめてシンプルだが、声そのものに自信があるからこそ。並の歌手ではこうはいかない。<br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_aniniport2.jpg" width="110" height="110" border="0" align="left" alt="aniniport2.jpg" /><strong>No.23 </strong><span style="color:#993399"><strong>エットレ・バスティアニーニ</strong></span>②（Ettore Bastianini）イタリア／1922-1967<br />
原調／イタリア語／1961年ヴェローナのライブ ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=6jcfl26cJE4" target="_blank">YouTube</a><br />
のっけからとんでもない大声で、<br />
<strong>「我輩がバスティアニーニだ。さあ惚れろ～!　惚れるのだ～!!」</strong><br />
ってものすごい勢いで迫ってきて、<br />
くそっその手には乗るもんか私にはｼｭﾃｷなブランのエスカミーリョがあるんだモン耳をっ耳を塞げ～っ!!…なんて抵抗もむなしく……ﾓｼﾞ(((´ω｀ *)(* ´ω｀)))ﾓｼﾞ…… （←惚れた）<br />
転調する時の「あ～～～」が“<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">デレカント</a>”。<br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/Vinogradov_2.jpg" width="110" height="110" border="0" align="left" alt="Vinogradov_2.jpg" /><strong>No.24 </strong><span style="color:#993399"><strong>アレクサンドル・ヴィノグラードフ</strong></span>（Alexander Vinogradov）①ロシア／1976 - <br />
原調／フランス語／2007年東京のライブ ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=UliF9hUpElw" target="_blank">YouTube</a><br />
（えっと、意図的じゃないですよ。この順番）<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-11-30" target="_blank">生聴きもした懐かしい音源</a>。<br />
ヨーロッパの寄宿制男子校の優等生を思わせる優雅な声に、愛嬌者の顔（盛大なビブラート）が見え隠れ。<br />
モテるけど、好きになった娘には一途でしょう？って感じのエスカミーリョ。<br />
重さは普通にバスカミーリョ。<br />
いつか母国語で歌ってもらいたいと思わせられる、いかにもロシアっぽい低音が魅力。<br />
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<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sawayakablanc.jpg" align="left" alt="sawayakablanc.jpg" /><strong>No.25 </strong><span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン</strong></span>②（Ernest Blanc） フランス ／1923 - 2010<br />
原調／フランス語／1960年の録音 ⇒ <a href="http://www.youtube.com/watch?v=3D4PYUbUwfw" target="_blank">YouTube</a><br />
（だから、意図的じゃないんだって。この順番）<br />
爽やかなのに艶っぽく、青臭いのに成熟していて、強さの内に脆さを秘め・・<br />
歌声の成分は男性フェロモン100%。<br />
こんなお方と駆け落ちしたい・・(*´Д`)<br />
え？ 客観的じゃない？ ンなもん、この企画を立ち上げた時点で期待しちゃダメ。<br />
あとひとつ音源があるので続きはそちらで。<br />
<a name="more"></a>
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