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<title>毎日オペラ</title> 
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<modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
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<tagline><![CDATA[サー・トーマス・アレンの話題を中心に、バリトン愛好家のオペラ日記。実演鑑賞、ディスク鑑賞、追っかけ記録にネタも少々・・・]]></tagline> 
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<title>バリトン愛好家の偏愛あるいは私は如何にして敬遠するのをやめてバスティアニーニを愛するようになったか</title> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22-1">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bastianini.jpg" width="203" height="258" border="0" align="right" alt="bastianini.jpg" />　つい最近のことですが、「ヴェルディ・バリトンが好きなのに、どうして<span style="color:#993399"><strong>エットーレ・バスティアニーニ</strong></span>を敬遠するんですか？」と、mixiのオペラ仲間に突っ込まれました。<br />
<br />
「だってヴェルディなら既に<span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>のファンだしね。3人もご贔屓バリトンを抱えているからコレクションや調べモノで忙しくて、“兄ぃニ”どころじゃないんですよ」とごまかしておいたのですが、う～ん、イタイところを突かれました。<br />
<br />
　<strong>敬遠していたのは本当です。</strong><br />
<br />
　嫌いだったわけじゃないんですが、なんというか、カッコ良すぎでね。ええお顔もそうなんですけど、なんというか歌唱がね。<strong>表現力が豊かすぎて</strong>、私の愛するヴェルディの単純でバカバカしい雰囲気<span style="font-size:x-small;">（←賞賛してます）</span>が大いに損なわれてしまうので。<br />
<br />
　ロドリーゴとか、ダメなんですよ～カッコ良すぎて。死のシーンで大ウケしたいのに、あれじゃ笑えないじゃないですか、カッコ良すぎて。<br />
　<span style="font-size:x-small;">基本、私のオペラ鑑賞の視点がこんな程度なので。本当に申し訳ありません。</span><br />
<br />
　そんなわけで、畏れ多くも苦手意識を持っていたバスティアニーニの歌唱の中で「これはエエ!!」と飛びついたのが、プッチーニの《外套》だったのでした。<br />
　このミケーレには泣いた。泣いたよ～!!<br />
　'55年の録音だからバスティアニーニはまだ30代。なのに初老の男の悲哀と絶望をこんなにも激しく表現するなんて。<br />
　やっぱり巷の評判どおり、バリトンのキングなんだなぁ～と納得。<br />
<br />
　なら、プッチーニで聴けばいいのかしらんと、いそいそと《ボエーム》なんぞに手を出してみたのですが、ん～やっぱりアカン。マルチェッロにしては声が（やっぱり）カッコ良すぎて、私のイメージとは違います。<br />
<br />
　そもそも“イメージ違い”を楽しむなら既に<span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン</strong></span>御大がおられますし、私のバスティアニーニ探求はここでいったん挫折しました。<br />
<br />
　それから数年後の今、再度挑戦するに至ったのは、敬愛するピーター・グロソップのコレクションが一段落ついたからです。<br />
<br />
<a name="more"></a>-------------------------<br />
　グロ様のコレクションがほぼ終わったと言っても、まぁまだネット上にはお宝がゴロゴロしていますが、ルーナとかルーナとかリゴレットとかルーナだけですしね。グロソップは声は最高に好きなんですが、歌い方がワンパターンでなんだか飽きちゃって。<br />
　録音も偏っているので、ヴェルディの多くを彼の声で聴くという希望も叶えられません<span style="font-size:x-small;">。いや、ま、それなりにあるんですけど、歌い方がワンパターンなので何を聴いても同（以下、自主規制）。</span><br />
　いわんやプッチーニをや。<br />
<br />
　ヴェルディをグロソップのような重量級バリトンで聴きたいのなら、黄金時代の録音を漁るほかないのであります。<br />
　<span style="color:#993399"><strong>レナード・ウォーレン</strong></span>の声は深々と響いて高音も伸びやかで納得がいく。グロ様と出会う前にはこの人で行こうと思ったこともありましたけど、ただねぇ、この人の歌唱は常に泣いているように聴こえるんですよねぇ。《トロヴァトーレ》１枚でコレクションは挫折しました。もうちょっと若さと荒々しさが欲しいんですよねぇ・・ルーナには。<br />
<br />
　などと悩んでいた時、ふと耳をよぎったバスティアニーニのミケーレ歌唱。<br />
　そういやこの人、リリックだけど、キャリアのスタートはバス歌手だったから低音にもすこぶる強いはず。しかもメチャクチャ大声だ。これはもう<del>妥協して</del>考え方を変えてバスティアニーニのヴェルディ信者になるしかないのでは・・!?<br />
<span style="font-size:large;"></span><br />
　そう強く心に決めて、ホクホク購入してきたわけです。<br />
<br />
<br />
<br />
　<span style="color:#CB0000;"><span style="font-size:large;">バスティアニーニのスカルピアin《トスカ》</span></span><span style="font-size:x-small;">　（←プッチーニかい!）</span><br />
<br />
<br />
<br />
　いや、だって……。<br />
　私、《トスカ》のCDってドミンゴ・フレーニ・レイミーのやつしか持ってなかったんだもん。<br />
　誰かさんのおかげで<span style="color:#993399"><strong>イングヴァール・ヴィクセル</strong></span>のスカルピアを何パターンも聴かされてて、もう飽き飽きしてたんだもん。<br />
　好きな演目だけど、自分のための“スタンダード”を探す気力がなかったんだもん。<br />
<br />
　そんな時にタイミングよく目についたんだもん、バスティアニーニのスカルピア。<br />
　この役なら兄ぃニのカッコ良さが仇となるどころか、むしろコレクション熱を怪しく高めてくれるに違いありませんよ？<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=h2sIoogCIH0" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bastianini_scarpia1.jpg" width="260" height="345" border="0" align="left" alt="bastianini_scarpia1.jpg" /></a>　冗談抜きで、この演目の全曲盤CDを正座して一から聴くのは久しぶりです（笑）<br />
<br />
　'58年のライブ録音。有名なやつですよね、これ？<br />
<br />
　音質はやや悪いですが、気になるほどではありません。<br />
　それにスタジオ録りのかしこまった歌唱よりもライブのほうが歌手もハイテンションですし、特に昔のものだと時空を越えてその場に居合わせたようで楽しい。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>レナータ・テバルディ</strong></span>のトスカ、素晴らしいですね。これぞスピントという豊かな声で、ソプラノでは決まった贔屓がいなかった私ですが、そろそろこの人に決定しそう。デル・モナコとの共演でリューを歌った全曲盤が私の《トゥーランドット》のスタンダードです。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>ジュゼッペ・ディ・スティファノ</strong></span>は私の理想のカヴァラドッシではないけれど、ハイテンションが好印象なので合格。ヴィットーリアー!!で気張りすぎて直後に声が戻ってこなくなっちゃったところも面白い。<br />
<br />
　そしてバスティアニーニのスカルピアですが、期待どおりというか、期待以上にというか、色気と華を兼ね備えた極悪人で大満足です。（画像をクリックするとスカルピアがトスカを押し倒そうとするシーンがYouTubeで聴けます）<br />
<br />
　やはり低音を大声で歌えなければダメなんですよね、この役は。<br />
　だからといってバス歌手に歌わせるのは<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22#more" target="_blank">ドン・ジョヴァンニと似たような理由で</a>私の好みではありません。まぁスカルピアの場合は「弱さ」ではなくて「なまめかしさ」の表現において、ですが。<br />
<br />
　っていうか、時にスカルピアに「色気」の要素が求められるようになったのは、他でもないバスティアニーニの影響なんですってね。彼のこの歌唱があったからこそ、スカルピアが「悪役商会」を卒業して「イケメン・ランキング」に名を連ねる（こともある）ようになった、ということでしょうか。<br />
<br />
　で、「低音を大声で…」に戻りますが、この時のバスティアニーニの声はもう呆れるほどに低音が光り輝いております。<br />
　彼の声を評するのに「ブロンズのように深くベルベットのように柔らかい」という表現がありますが、このスカルピアにおける低音はまさに磨き上げられたブロンズの光沢に例えられて良いでしょう。<br />
<br />
　もちろん弾力のある中音～高音域もたいへん美しくて滑らかです。<br />
<br />
　そういう声質だけでも賞賛に値するのですが、今回の歌唱で新たなフェティッシュ・ポイントを見出してしまいました。<br />
<br />
　それは、この人の母音の発音。特に「a 」の音です。<br />
<br />
　なんと明るくて明瞭な、前へ前へと響く「a 」なんでしょう……！<br />
　<br />
　バスティアニーニの発音の良さは有名ですが、英国人をはじめとした非イタリア人歌手を贔屓にしている私ですので、「発音がなんぼのもんじゃい。声が良ければ全て良し、だよ!」と全く気にしていなかったんです。<br />
<br />
　しかしこの録音を聴いた時、ブロンズの低音や合唱をかきけす大声より何より、バスティアニーニの母音に耳が釘付け。ダークな声に包まれた明るい母音、このギャップがたまらない。<br />
<br />
　テ・デウムの “でっら　とぅあ　じぇろずぃー<span style="color:#CB0000;"><strong>あ</strong></span>～～～!” なんてイアホンで大音量で聴いた日には悩ましすぎて死にます。<br />
<br />
　きちんと開口していなければこんな「a 」にはならないんです。<br />
　でも開口すると声が散ってしまってきれいに頭に響かない。それをこの人は、完璧な「a 」をとんでもない美声と大声で歌ってのけちゃうわけです。<br />
<br />
　歌詞あってのオペラ。その意味はわからずとも、言葉の響きと音もオペラ音楽の重大な要素であると、この人の歌唱で初めて思い知らされました。<br />
<br />
　声の演技も素晴らしいですね。<br />
　かつて「カッコ良すぎて」いまいちのめり込めなかったロドリーゴという経験があるので、聴くまではちょっと心配だったんですが、なんのなんの、ちゃんと憎々しい歌唱を繰り広げてくださっているじゃないですか。<br />
<br />
　トスカに猫なで声を出すところでは、ほのかに<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">“デレカント”</a>入ってます（笑）<br />
　ブランの場合は単なる歌い癖だけど、バスティアニーニは意図的にやっていますね。そういや、ルーナの「君が微笑み」でもちょっとやっていましたから、なにげにお得意の小技なのかもしれません。<br />
<br />
　役柄によって変えるのは当然のこと。スカルピアを歌うのでも、その場その場のシーンに合わせて実に多彩な歌い方でこの興味深いキャラクターを表現しています。悪人で権力者で美中年で、しかも変態。こーゆースカルピアが聴きたかった！<br />
<br />
　一応、スカルピアには一家言ある我が妹に意見を求めてみたところ、「ヴィクセル以外のスカルピアでは、これはけっこう納得がいく」とのお墨付きをもらいました♪<br />
　しかし、「兄ぃニのは『ご立派でステキなお方がスカルピアも歌った』ってことにすぎない。スカルピア以外に無いヴィクセルとの違いはそこ」なんだそうです。<br />
<br />
　ま、おかげでバスティアニーニの苦手意識も払拭されたし、私にとってのスタンダードな《トスカ》を確定することができました。<br />
　あまりに粘着に聴きすぎて、プロンプターの声まで聞こえてきてしまったよ・・<br />
<br />
　この先はいよいよ本家ヴェルディへと進むべきですかね。<br />
　好きになってから聴きなおしてみると、バスティアニーニのヴェルディもなかなか良いです。ルーナとか。<br />
　ロドリーゴは……ちょっとまだ越えられない壁がありますけれども、何度か聴けば好きになると思います。たぶん。<br />
<br />
　何よりも《運命の力》とゆーお宝映像がありますのでネ。<br />
　このDVD、うんちか愛好家である妹の持ち物なのですが、兄ぃ二のカッコ良さがなんとも苦手だった時代に鑑賞させてもらいまして、その<del>大〇</del>お姿にネタの臭いを嗅ぎつけてしまったというデンジャラスなアイテムなのです。<br />
<br />
　ネタが浮かぶってことは、けっこう「贔屓」のバロメーター高いです。<span style="font-size:x-small;">（←真のファンの皆さん、私なんぞが好きになってごめんなさい）</span><br />
　いつか語ることができたら嬉しいかも。<span style="font-size:x-small;">（怖いけど）</span><br />
<br />
-----------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-12" target="_blank">《トスカ》＠新国立劇場12/2 -- 不完全燃焼</a><br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>トーマス・アレンのドン・ジョヴァンニ -- '88 ロイヤル・オペラ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22" />
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  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2012-02-22 01:49:36+09:00</issued> 
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  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22">
<![CDATA[
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=8XrR1TlOMSs" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_don88-1.jpg" width="350" height="194" border="0" align="right" alt="don88-1.jpg" /></a>　声よし、歌よし、姿よし。<br />
　世に数多く出回っている<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>のドン・ジョヴァンニ。映像モノで今のところ私が最も気に入っているのは、'88年ロイヤル・オペラ・ハウスのものです。<br />
<br />
　ヒゲ面で歌唱も荒々しく、二枚目というのとは違いますが、健康的な色気を放つ生き生きとしたジョヴァンニです。<br />
<br />
　何かのインタビューで「300回以上演った」とか何とか仰っているのを目にしたことがあります。さぞかしいろんな演出でいろんなタイプのドンを歌ったんでしょうけれども、残された映像では声も最盛期を過ぎていますし、容色も衰えて<a href="http://blog-imgs-40.fc2.com/b/e/n/benjoshua/donjovanni-allen4.jpg" target="_blank">吸血鬼みたいに</a>なっちゃったり・・。<br />
<br />
　おまけにアレンのドンの解釈も、思い入れが強すぎるのか、他の役に比べるとぎこちないというか破綻しているというか、後年はあまり役作りに成功しているとは思えない。<br />
<br />
　なので、生身の人間アレンが滲み出ている'88年ROHのドン映像は、普通に「ステキ～(*´Д`)!!」とのめり込めます。<br />
<br />
　　人間らしい味のある、“普通の”悪人ドン・ジョヴァンニ。例えば<span style="color:#993399"><strong>アーヴィン・シュロット</strong></span>とか昨今の二枚目セクシーとはほど遠いけど、オッサンらしいアクの強さとカッコ良さにあふれた、これぞ最盛期のアレンのドンです。<br />
<br />
　相手役（？）のドンナ・エルヴィーラが<span style="color:#993399"><strong>キリ・テ・カナワ</strong></span>であるのも嬉しい。<br />
<br />
　テ・カナワの繊細かつ金属的な声の響きが役柄にぴったりですし、なにしろこの方もアレンに負けず劣らずのsinging actress!!<br />
　おかげで、動きの少ない他の歌手にまじって、妙に浮きがちなアレンのオーバーアクションが、この舞台ではほどよく中和されています。<br />
<br />
　上の画像をクリックすると、YouTubeに飛びます。ドンのエルヴィーラとの絡み、Ah, fuggi il traditor!　から　Non ti fidar, o misera　にかけてのシーンですが、アレンとテ・カナワのまるで夫婦喧嘩をしているような息の合った演技が見もの。<br />
<br />
　ってゆーか、ドン様、エルヴィーラが現れたとたんに「ぐぁ～ッ!!」って。そこまで嫌がらなくてもいいのにね（笑）<br />
<a name="more"></a>--------------------------------------<br />
　ドンをバス歌手に歌わせることも多いけど、私は断然バリトン派です。<span style="font-size:x-small;">（<span style="color:#993399"><strong>チェーザレ・シエピ</strong></span>様は別として）</span><br />
<br />
　アレンはハイ・バリトンなので、それこそバスと比べると弱々しくて迫力に劣るのですが、だからこそラストの“地獄落ち”シーンで騎士長の雷のような歌唱を前に、断末魔の男の苦悶が際立ってよいのです。<br />
<br />
　とはいえアレンの声は、バリトンのドンとしても本当にか弱いのでしてね。美声ですけど、ハイテンションでドンを歌うのは負担だったんじゃないかと思うこともあります。ROHの'92年のドンでは既に声の輝きはないです。<br />
　評判だったわりには、絶好調なアレンのドンはなかなか聴けないんですね。<br />
<br />
　録音もけっこうあって、どれもそれなりに素敵だけど、なぜかちょっと物足りない。愛聴盤のネヴィル・マリナー指揮のCDが最も好きな録音ですが、スタジオ録りのせいかノーブルな歌唱が妙に気取って聴こえます。<br />
<br />
　結局、「ドンはバリトン！」と言いながらも、最低限な「強さ」は欲しいんですよね。貴族とはいえナヨナヨしたキャラクターではないんだし。悪人であると同時に主役ですので、それなりの存在感は求められます。<br />
<br />
　オペラで「存在感」といえば、そりゃ「声量」とか「重量感」でしょ。<span style="color:#3200FF;"><span style="font-size:x-small;">（←ヴェルディ・バリトン愛好家としての偏った見解）</span></span>　要するに気合いです、気合い。<br />
<br />
　この'88年のドンは、他の録音や映像に比べて「気合い」で勝っているようです。だからこそ歌唱に男性的な強さがある。そういう意味でも貴重なお宝です。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=cBvMgTw9YaA" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_tekanawaandallen.jpg" width="300" height="223" border="0" align="left" alt="tekanawaandallen.jpg" /></a>　← こちらは、おそらくこの時のドン・ジョヴァンニについて語っていると思われる、キリ・テ・カナワとアレンのインタビューです。TV放送の合間に流されたものだそうです。<br />
　（画像をクリックするとYouTubeの該当ページに飛びます）<br />
<br />
　'87年となっているのがちと気になりますが、ROHのデータベースによると'87にドン・ジョヴァンニの公演はなし。'86年はガラ・コンサートでLà ci darem la manoが歌われただけ（ちなみにアレンと<span style="color:#993399"><strong>ルチア・ポップ</strong></span>）のようなので、'88年が正しいのではないかと思われます。<br />
<br />
　キリ・テ・カナワ曰く、「アレンのドンって荒々しくて男らしくてステキ。女性だったら飛びかかりたくなっちゃうでしょうね。私も彼ってすごくセクシーだと思うわ。もちろん芝居の中で、だけど！」。<br />
<br />
　テ・カナワの言うことにいちいち反応するトムの顔が面白いです。<br />
<br />
　ドンとエルヴィーラの息の合った演技については、アレンが「実はお互いの演技について入念に話し合ったんだ。だからジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアみたいにやってるよ」と、どや顔で言っています。<br />
<br />
-----------------------------------------------------<br />
　↓配役は以下の通り↓ （<a href="http://www.rohcollections.org.uk/performance.aspx?performance=14539&row=5" target="_blank">ソースはこちら</a>）<br />
<br />
Conductor: Colin Davis<br />
Leporello: Stafford Dean<br />
Donna Anna: Makvala Kasrashvili<br />
<span style="color:#CB0000;">Don Giovanni: <strong>Thomas Allen</strong></span><br />
Il commendatore: Gwynne Howell<br />
Don Ottavio: Stuart Burrows<br />
<span style="color:#CB0000;">Donna Elvira: <strong>Kiri Te Kanawa</strong></span><br />
Zerlina: Joan Rodgers<br />
Masetto: Gordon Sandison<br />
-----------------------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-11-24" target="_blank">アレンの“ドン” -- イントロダクション</a><br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-17" target="_blank">アレンの“愛弟子”!?　-- 勇者マルトマンのインタビュー</a>　<br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>とってもこれが見たかった!! -- アレンのシルヴィオ in 《道化師》</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-18" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=50007267" title="とってもこれが見たかった!! -- アレンのシルヴィオ in 《道化師》" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2012-02-18 02:02:20+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.50007267</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-18">
<![CDATA[
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=IKbnt3Pe9IE" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/silvioandnedda.jpg" width="350" height="240" border="0" align="right" alt="silvioandnedda.jpg" /></a>　ずっと見たい見たいと思っていた<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>の《道化師》のシルヴィオ。<br />
<br />
　1976年のロイヤル・オペラ・ハウスでのパフォーマンスが映像化されているのは知っていたんですが、<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#989865;">ついでに海外の怪しいサイトで売っているのも知ってたんですが、</span></span>なんだか疲れてしまいまして・・（笑）<br />
<br />
　YouTubeにはコアで熱狂的なファンがいるので、いつかＵＰしてくれるだろうと怠惰に待っておりました。<br />
<br />
　そのうちYouTubeチェックにも疲れてしまって<span style="font-size:x-small;">（←ファンにあるまじき怠惰さ）</span>しばらくほったらかしていたんですが、最近なんとなく覗いてみたところ、あったあったよ、ありました!!<br />
<br />
　いちばん美味しいシーン、シルヴィオとネッダの二重唱です。<br />
<br />
　まったくもー、これを見つけたからブログを再開したと言ってもいいくらいです。<br />
<br />
　↑の画像をクリックするとYouTubeの該当ページに飛びます。関連情報は「続きを読む」以下にまとめますので、まずは（昔はカッコよかった）アレンの熱く切ない歌唱をご堪能ください。<br />
<a name="more"></a>----------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_silvioandnedda2.jpg" width="300" height="219" border="0" align="left" alt="silvioandnedda2.jpg" />　　'76年2月ですから、アレンはなんと31才!!　そりゃいい声出るわけですよね。<br />
<br />
　このぬめり気のあるビブラートと木管楽器のように響く頭声<span style="font-size:x-small;">（金管楽器のようにとは言えないのが残念）</span>こそ、私が愛してやまぬアレンの声です。<br />
<br />
　アレンがシルヴィオを歌った録音には'79年のムーティ盤がありますが、声質も表現もこのＲＯＨの映像の時とそっくり。たった3年後ですから、そうそう変わることはないんでしょう。<br />
<br />
　アレンが歌うとぶっちゃけエロすぎやしないか？と、聴いていてちょっと気恥ずかしいんですが（演技も勘違い的なまでに大袈裟ですし）、この役をここまで情熱的で二枚目っぽく歌える人もなかなかいないと思います。<br />
<br />
　シルヴィオはバリトンですから、大抵はもうちょっと素朴な歌唱になりますよね。アレンのこのテンションと盛大なぐずり歌唱は、声域こそ低いですけどココロは完全にテノールです。それこそがアレンとヴェルディ・バリトンとの間の越えられない「壁」なんじゃないかと（笑）<br />
<br />
　ところで、76年のＲＯＨの《道化師》といったら、アレンのほかにもう一つ、注目しなければいけない重大な事実がっ!!<br />
<br />
　そう、この映像でのトニオ役は“グロ様”こと<span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>なのです!!<br />
<br />
　ソースは<a href="http://www.rohcollections.org.uk/performance.aspx?performance=17037&row=12&searchtype=performance&title=%20Pagliacci&page=0" target="_blank">こちら</a>。<br />
<br />
　実は'76年2月の公演は、トニオはダブルキャストでした。<br />
　2月4,7,10,13日は<span style="color:#993399"><strong>ジャン・ピエトロ・マストロメイ</strong></span>、残る16,19,24日にはグロソップの名前があります。<br />
<br />
　カニオの<span style="color:#993399"><strong>プラシド・ドミンゴ</strong></span>やネッダの<span style="color:#993399"><strong>アドリアナ・マリポンテ</strong></span>等、他のキャストは変わっていませんので、グロ様は代役だった可能性もありますが。<br />
<br />
　とにかく、'76年の《道化師》映像はアレンとグロ様、英国を代表する新旧のバリトン歌手が共演したほうが残っているはず。<br />
<br />
　と　い　う　こ　と　は　・・<br />
<br />
　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=IKbnt3Pe9IE" target="_blank">この動画</a>のオシリの部分、アレンの熱～～いキス・シーンの後にひょこひょこ出てくるトニオが・・・？<br />
<br />
　もう一度よく検分してみましょう。<br />
<br />
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/tonioglossop.jpg" width="450" height="320" border="0" align="" alt="tonioglossop.jpg" /></div><br />
<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><span style="font-size:large;"><strong>　グ　ロ　様　で　す　。</strong></span></div><br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=VbZcEgjd6c4" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_tonioglossop2.jpg" width="280" height="191" border="0" align="right" alt="tonioglossop2.jpg" /></a>　ってことは、たぶんこの映像がそうだ。<br />
（画像をクリックするとYouTubeに飛びます。モノクロのルーナの3分後あたり）<br />
<br />
　グロ様は'28年8月生まれだから、御年47才の最最最盛期のパフォーマンスですね。<br />
<br />
　これぞ真のドラマティック・バリトン。本当に輝かしく、素晴らしいお声。<br />
<br />
　やっぱこの映像、全部見たい。頑張って仕事してお小遣いをためなくっちゃ。<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>エルネスト・ブラン／Ernest Blanc （2010.12.22 逝去） 追悼盤を購入</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15-1" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=49912558" title="エルネスト・ブラン／Ernest Blanc （2010.12.22 逝去） 追悼盤を購入" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2012-02-16 01:33:04+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.49912558</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15-1">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/ernestblancCD.jpg" width="300" height="300" border="0" align="right" alt="ernestblancCD.jpg" />　ブログ休止中にもオペラ界ではいろいろな出来事がありましたが、この『毎日オペラ』で最も大きく取り上げるべきは、<span style="color:#993399"><strong>エルネスト・ブラン</strong></span>（Ernest Blanc）が亡くなられたことでしょう。<br />
<br />
　クリスマス間近の2010年12月22日、生まれ故郷のプロヴァンス、サナリー・シュルメールにて。<br />
　享年87才でした。<br />
<br />
　１年以上も前のことですので今更記事にするのもどうかと思ったのですが、いまだに“Ernest Blanc”でググると日本語サイトの上位に私のブログが表示されてしまいますので、責任をとって（？）最低限の情報をまとめておこうと思います。<br />
<br />
　追悼記事は<a href="http://www.sudouest.fr/2010/12/29/ernest-blanc-s-est-tu-pour-toujours-277903-4608.php" target="_blank">こちら<em>“Ernest Blanc s'est tu pour toujours ”</em></a><span style="font-size:x-small;">（『エルネスト・ブラン永久に逝く』とでも訳すのかな？）</span>を参照。<br />
<br />
　フランス語が全くわかりませんので翻訳サイトの怪しい文章を読み解くしかないのですが、ブランも<a href="http://benjoshua.blog64.fc2.com/blog-entry-251.html#more" target="_blank"><span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>同じく労働者出身</a>。トゥーロンの軍需工場で働いていたそうです。<br />
<br />
　それからのキャリアは長く、70才近くまで歌っていたとか？　引退後はしばらくパリで後進の指導にあたっていたようですね。<br />
<br />
　ブランはフランス人だてらにバイロイトに２度も招待され、《ローエングリン》のテルラムントを歌いました。ヴォータンのオファーもあったそうですが、そちらは「私の声はふさわしくない」と断ったようです。<br />
<br />
　ワーグナー歌いにしてヴェルディ・バリトンであり、ご本家のフランス・オペラでは右に出る者なし。代表的な当たり役、《カルメン》のエスカミーリョについては、そのエレガントな歌いっぷりがこの追悼記事でも言及されています。<br />
<br />
　その幅広いレパートリーを彷彿とさせる追悼盤。本日、山野楽器で見つけてホクホク買って参りました。<br />
　<a href="http://www.amazon.co.jp/Ernest-Blanc-1923-2010/dp/B004WZ7A52" target="_blank">Amazonのよか￥500も安かったの～(*´∨｀) </a><br />
<br />
　ＣＤジャケットの舞台写真は《タンホイザー》のヴォルフラムでしょうか。<br />
<br />
　こーゆー舞台衣装のオペラを私は「ネグリジェ演目」と呼んでいるのですが、そのネグリジェと、微妙に小首を傾げた仕草と、いかにも南仏人っぽいキラキラお目目・・。<br />
<br />
　やはりこのお方だけは、ワタクシ、本当に本当にそのセクシーなお声に一耳惚れをしたのであって、決して外見に惹かれたのではないワ～ヽ(`Д´)ノと断言できるのですけど<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#983265;">（つまり、キモイと言いたいんですが;;;）</span></span>、久しぶりにじっくりとブラン先生の“デレカント”歌唱を聞きながらこのお写真を眺めていると、結局「声が好きなら何でもイイ!!」という気がしてきますネ。<br />
<br />
　まぁお顔のことはさておき、肝心の中身の感想です。<br />
<br />
<a name="more"></a>-------------------------------------<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/EB-1.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_EB-1.jpg" width="245" height="350" border="0" align="left" alt="EB-1.jpg" /></a>　ジャケ裏をざっと見たところでは、《セヴィリヤの理髪師》、《エロイアーデ》、《リゴレット》、《真珠採り》、《ローエングリン》、《タンホイザー》、《清教徒》、《タイス》、《ドン・ジョヴァンニ》、《トーリードのイフジェニー》など。<br />
<br />
　ＥＭＩのオムニバス集“Le Chant Francais1948-1965”におおむね収録されているタイトルですし、スタジオ録音の全曲盤で出ているものもあるし、お仲間から頂いた貴重な音源も持ってるし、「どれも知ってるよ」ってな感じで。あちこちに散らばったブランの歌が一枚に集まって、聴くのが楽になるな～くらいの気持ちで購入したのですが。<br />
<br />
　実際に聴いてみて、あっとびっくり。<br />
　貴重なライブ録音からの抜粋が結構ある!!　つまり、お宝ＣＤってわけです。<br />
<br />
　《エロイアーデ》や《ローエングリン》は既に出ているライブ版と同じようですけど。<br />
　《セヴィリヤの理髪師》はライブな上にフランス語。同じくフランス語版《リゴレット》は、「あのおいぼれめ，俺を呪いやがった」のスパラフチーレが去った後のシーンを拍手喝采の音付きで聴けるのです！<br />
<br />
　《タンホイザー》もフランス語版で、夕星の歌の冒頭部分の収録です。<br />
<br />
　なんだかんだでブランの録音はたくさん所持しているのですが、このＣＤでお初に耳にしたのはサン=サーンスの《ヘンリー八世》とグノーの《ミレイユ》。<br />
　残念ながらどちらの作品も知らないのですが、これをきっかけに聴く機会があればいいと思います。<br />
<br />
　オイシイところでは、インタビューなんでしょうか、ブランのバイロイトでの思い出を語っている音源が収録されています。<br />
　歌唱ではあんなに甘くセクシーな声のブラン先生の地声が意外とダミ声ってのが面白い。<br />
<br />
　何を仰っているのか全然わからないのが残念です。どなたかフランス語に堪能な方、いらっしゃいましたらぜひ日本語に書き起こしてくださいませ。<span style="font-size:x-small;">（ﾜﾀｼのファン道は皆様の生温かい励ましと通報、施しによって成り立っております）</span><br />
<br />
　以前にご紹介した<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-04-14" target="_blank">オペレッタ《コルヌヴィユの鐘》</a>ＣＤでもブランのセリフが入っており、そのオッサン臭いダミ声に「は（*ﾟДﾟ）？ 誰コレ？」となったものです（笑）<br />
<br />
　こういうギャップもオペラ歌手のファンを極める中でのひとつの楽しみかもしれないですね。<br />
<br />
　エルネスト・ブラン<span style="font-size:x-small;">（以前はブランクと呼んでいた）</span>は、短いですが私のオペラ愛好暦で最も大切な歌手です。<br />
<br />
　それまで“音楽”としてしかオペラを聴いていなかった私に「歌手で味わう」という醍醐味に目覚めさせてくれたのがブランでした。<br />
<br />
　抜粋版で初めてブランの闘牛士の歌を聴いた時の衝撃は決して忘れることはないでしょう。<br />
<br />
　<em>神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。</em>　<span style="font-size:x-small;"><em>創世記第１章第３節</em></span><br />
<br />
　若草のように青く、上質な葡萄酒のように成熟したブランの歌声は、私の人生を甦らせた光でした。<br />
<br />
　2008年に亡くなった<span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>の時も思ったことですが、エルネスト・ブランもまた、私が長じた時には既に現役を退いていた人です。<br />
<br />
　しかも日本ではそれほど知られていたわけでもないフランス人。<br />
　私もフランスオペラに馴染みはないし、ワーグナーなんて大の苦手な似非ヴェルディアンだし。大昔のフランス人が歌うフランス語のヴェルディなんて、「音楽で」オペラを聴いていただけなら絶対にブランという歌手には辿りつかなかったでしょう。<br />
<br />
　ブランとの出会いは“はずみ”の奇跡で、さらにインターネットが発達した今の時代に出会ったことが、単なる“はずみ”を不可避の経験にまで押し上げてくれた。<br />
　その幸運を感謝せずにはいられません。<br />
<br />
　彼の貴重な録音、美しい歌声が、この先も永久にオペラ界の歴史の遺産として受け継がれていきますように・・。<br />
<br />
<br />
<center><iframe width="400" height="250" src="http://www.youtube.com/embed/Mzt9bO6K9u8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><br />
<br />
　オマケのYouTubeは、このＣＤにも収録されている《タンホイザー》の夕星の歌です。<br />
<br />
　以前はブランのデッカイ吼え声やエロっぽいデレカント歌唱にドキドキしていましたが、最近はこういう咽び泣くようなソットヴォーチェや包み込むような優しい低音が好き・・。<br />
<br />
--------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-04-14" target="_blank">オペラ・コミーク《コルヌヴィユの鐘》 -- ブランク先生の青春時代</a><br />
■<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">【デレカント唱法】／歌唱用語</a> <br />
<span style="font-size:x-small;">（エルネスト・ブランの個性的な歌い癖について。試聴ファイル多数あり）</span><br />
■<a href="http://benjoshua.blog64.fc2.com/blog-entry-37.html" target="_blank">棚卸し：えるねすと・ぶらんくコレクション</a><br />
<span style="font-size:x-small;">（ブランの録音を全て集める!!と息巻いていた頃の記録。増えすぎて更新をやめました・・w）</span><br />
■<a href="http://benjoshua.blog64.fc2.com/blog-entry-67.html" target="_blank">Ernest Blancのこと</a><br />
<span style="font-size:x-small;">（こんなことを書いていた時期もありましたネ。結局この時から約3年は長生きなさったわけです・・）</span><br />
<br />
<span style="font-size:x-small;">※つぶやき
<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#FF9898;">フランス語の記事を翻訳サイトで英語にしたら、ブランの名前までが「アーネスト・ホワイト」さんと訳されていて、なんだか別人のようで笑えました。</span></span></span>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>望月哲也　Wanderer vol.3 ＠銀座王子ホール</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=49868324" title="望月哲也　Wanderer vol.3 ＠銀座王子ホール" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2012-02-15 01:28:59+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.49868324</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_motti_20120214.jpg" width="247" height="350" border="0" align="right" alt="motti_20120214.jpg" />　お久しぶりの更新は、テノール<span style="color:#993399"><strong>望月哲也</strong></span>のリサイタルの感想です。<br />
<br />
　望月さんを聴いたのはこれで３回目でしょうかね。<br />
<br />
　数年前のリサイタルが１回目。いつだったか覚えていません（苦笑）。人の記憶はアテにならないから、ブログに記録しておくべきですよねぇ・・。<br />
<br />
　２回目は、ハイ、ちゃんと記録しております。<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-22" target="_blank">二期会・日生劇場の《カプリッチョ》</a>。<br />
　作曲家フラマン役で、出演者の中で最も印象に残ったものです。<br />
<br />
　その後は私もいろいろあって、望月さんの活躍を間近で見ることはなかったんですけど、私の休息中になんかますます有名なお方になっておられたようで・・（笑）　今年のＮＨＫニューイヤーではボエームのロドルフォだし（仕事で観れなかったんですけど）、新国の《さまよえるオランダ人》では舵手役で出演予定です。<br />
<br />
　上り調子の歌手さんですから、キャリアの過程はちゃんと押さえておくべきだと思いますので、友人が誘ってくれたのを幸いに有給をもらって行ってきました。<br />
<br />
　バレンタインデーのリサイタルということで、第一部はベートーヴェンとシューベルトの歌曲、第二部は「愛」にちなんだフランスオペラのアリアでした。<br />
<br />
　リートとオペラ・アリア。<br />
　私は歌曲は苦手なんで、どちらかというと第二部のほうを期待していたんですが・・<br />
<br />
　自分でも驚いたことに、第一部のベートーヴェンで涙ボロボロになってしまったんです！<br />
<br />
　自他ともに認めるバリトン・フェチが、テノールさんの歌曲に涙するなんて・・!!<br />
　<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-07-28" target="_blank">生アレンの歌曲</a>でも、じ～んとはしたけど涙なんか出なかったのに・・!!<br />
<br />
　と、ちょっとフクザツな（笑）心境にさせられた今回のプログラムは以下の通りです。<br />
<br />
----------------------------<br />
ベートーヴェン: アデライーデ　Op.46<br />
　　　　　　　：連作歌曲集 「遥かなる恋人に」　Op.98<br />
　　　　　　　：遠くからの歌　WoO.137<br />
　　　　　　　：きみを愛する　WoO.123<br />
シューベルト:「ゲーテ歌曲集」 より<br />
　　　　　　　野ばら D257／憧れやまぬ恋 D138／<br />
　　　　　　　恋しい人のそばに D162／秘密 D719／<br />
　　　　　　　最初の喪失 D226／月に寄せて D259／<br />
　　　　　　　ガニュメート D544<br />
<br />
********** 休憩 **********<br />
<br />
＜フランスオペラにおける愛のかたち＞<br />
<br />
～恋の芽生えと愛への昇華～<br />
グノー：「ファウスト」より　この清らかな住まい<br />
～恋焦がれる青年の愛～<br />
グノー：「ロメオとジュリエット」より　太陽よ、のぼれ<br />
～忘れがたき愛～<br />
ビゼー:「真珠採り」より　耳に残るはきみの歌声<br />
～拒絶されし愛～<br />
ビゼー:「カルメン」より　おまえが投げたこの花を（花の歌）<br />
～喪われし愛(訣れ)～<br />
グルック：「オルフェとエウリディース」より<br />
　　　　　エウリディースを失って（1774年パリ初演版）<br />
～断ち切りがたき愛～<br />
マスネ:「マノン」より　ああ、消え失せろ！ 優しい幻影よ！<br />
----------------------------<a name="more"></a>---------------------------<br />
　まぁ、私が泣けてしまった理由は、このプログラムを見れば一目瞭然。<br />
<br />
「アデライーデ」と「遥かなる恋人に」。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>がウィグモア・ホールで同じものを歌った、ランチタイム・コンサートのライブＣＤを思い出したからなんです。（←結局アレンの手柄になります。ほんと、ゴメン!!）<br />
<br />
　アレンのベートーヴェンもほんと、泣ける。<br />
　<span style="font-size:x-small;">実際に涙は出なかったですけど。</span><br />
<br />
　でもそれだけじゃなくて・・。<br />
　盲目的にアレンの音源をコレクションして、挙句の果てにご本人の追っかけまでして、アレンの声とオペラに没頭していたあの頃の自分はなんて幸せだったんだろうと、いろいろな感情が一気に押し寄せてきてしまった。<br />
　ここしばらくの間、心の奥に閉じ込めてきたものが鷲づかみされ引きずり出されたような感覚でした。<br />
<br />
　生きていくのって基本的に辛い。もちろん楽しいこともいっぱいあるけれど、軟弱な私はどうしても残酷な現実から目をそむけて夢の中に逃げ込もうとする傾向があります。眠ったまま死を迎えられたらどんなに良いかと思うこともしばしば。<br />
<br />
　そんな私に幸せな夢をたっぷり見せてくれたのがアレンで・・。<br />
　夢と現実の違いをはっきりと突きつけてきたのが今日の望月さんの歌唱だったのでしょう。<br />
<br />
　<a href="http://benjoshua.blog64.fc2.com/blog-entry-54.html" target="_blank">歌曲とオペラ・アリアとの違い</a>もそこにあるのだと思います。<br />
　歌曲は“真実”であり、オペラは“虚構”。<br />
　<br />
　そして私は、オペラが好きです。<br />
　特に“虚構性”の高い、「あり得ない～!!」なヴェルディに救いを求める（笑）<br />
<br />
　ま、それはそれとして・・。<br />
　アレンの湿った声バリトン声で聴きなれた歌曲を、望月さんの透明感のあるテノールで聴くのはなかなか新鮮でよかったです。<br />
　やはりテノールですとキーが高いので、とたんに華やかに聞こえますね。<br />
<br />
　アレンは全体的に優しくなまめかしく、ビブラートをたっぷりきかせて歌っていましたが、望月さんはビブラートは控えめに、そして力強く。<br />
　こういう歌唱の差は解釈の違いから生じるんでしょうが、歌手の年令もあるなと思ったり。<br />
　まだ30代の望月さんの歌唱は、<del>じーさん</del>アレンのようなエロさはなく、一途で真っ直ぐで素敵でした。<br />
<br />
　そして第二部のオペラ・アリア。<br />
　前半のリートですっかり心が清らかになっていた私ですが、いけませんねぇ、ピアノが「この清らかな住まい」の冒頭を奏で始めたとたんに「ヒャッホウ!!」なお祭り気分になってしまいました。<br />
<br />
　望月さんもノリノリ大熱唱（笑）<br />
　やはりこの方はオペラ歌手です。ナヨっちい歌曲も悪くはないけど、この人の真価が味わえるのはコテコテなオペラの舞台でしょう。<br />
<br />
　ロメオとジュリエットもハイテンションで良かったわ～!!<br />
<br />
　そして《真珠採り》の「耳に残るはきみの歌声」ですが、実はコレ、私のリクエストで歌っていただけたのですよ(*´艸`*) ｷｬｯ <br />
<br />
　この歌を初めて聴いたのは<span style="color:#993399"><strong>ニコライ・ゲッダ</strong></span>の録音。そのせいでゲッダのクリーミーな声音が私のスタンダードになってはいますが、本来はもっと硬質で透き通った声で歌われるべき。それにはアジア人、特に日本人テノールがぴったりなんじゃないかと。<br />
<br />
　ぜひ望月さんの声で聴きたいと思っていましたので、望みが叶って大満足です。<br />
<br />
　ちなみに、最高音の“Folle ivresse,”の部分はソトヴォーチェかフォルテか個性が分かれると思いますが、望月さんはとても力強いほうでした。<br />
<br />
　ゲッダはこれみよがしにソトヴォーチェですが（笑）<br />
　YouTubeで検索したら、<span style="color:#993399"><strong>ドミンゴ</strong></span>なんかはグワーッとフォルテで押し上げていますね。<br />
　<br />
　<span style="color:#993399"><strong>アルフレード・クラウス</strong></span>やビヨ様こと<span style="color:#993399"><strong>ユッシ・ビヨルリンク</strong></span>もピーンと張ったフォルテで歌っていたのはちょっと意外でした。<br />
　二人とも鼻歌でいけると思っていたので（笑）<br />
<br />
　あと良いなと持ったのは、グルックの《オルフェとエウリディース》。<br />
　望月さんは宗教曲も歌うようなので、グルックのような古典によく合う声だなと思いました。<br />
<br />
　フランスづくしのオペラ・アリア。<br />
　アンコールでは、ベートーヴェンとシューマンに続いて、《ウェルテル》の“Pourquoi me reveiller”、いわゆる「オシアンの歌」を。<br />
　これがまたびっくりするほど良かった！<br />
<br />
　望月哲也はオペラの人だと確信したリサイタル。普段はドイツやイタリアものが多いそうですが、「意外とフランスオペラも似合うのでは？と、ちょっと期待したくなっちゃったのでした。<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_mottiphoto.JPG" width="350" height="205" border="0" align="left" alt="mottiphoto.JPG" />　もっちぃとの記念写真。<br />
　ファンの皆さんを押しのけて、恐れ多いことにこんな良いポジションです（笑）<br />
<br />
　望月さんはフライヤーの写真はちょっとアレなんですが（失礼）、実物はおヒゲを生やして精悍な感じ。お髪もふさふさで、若き日のグロ様を髣髴とさせます。<br />
<br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>再開 -- ところで、シンシナティの《マイスタージンガー》はどうなったのか</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=42688764" title="再開 -- ところで、シンシナティの《マイスタージンガー》はどうなったのか" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2011-09-03 00:06:57+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.42688764</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02">
<![CDATA[
　ご無沙汰しております。長らくブログを放置してしまい誠に申し訳ありません。<br />
　体調も良くなりましたので、ボチボチ気の向いた時に更新していこうと思います。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/cincinnatimeistersinger1.jpg" width="400" height="265" border="0" align="center" alt="cincinnatimeistersinger1.jpg" /><br />
<br />
　で、久々のエントリーで何を語るかといえば、そりゃもう、2010年6月のシンシナティオペラ《ニュルンベルクのマイスタージンガー》なのです。<br />
<br />
　何を今更……と思われるでしょうが、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-22" target="_blank">上演の２年も前からクヨクヨワクワク大騒ぎしていたにもかかわらず土壇場で追っかけを断念した</a>っつう悲しい経緯がありますもので。<br />
<br />
　皆さん既に結末はご存知のことと思いますケド、一応<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>のファンblogなんで、ケジメはつけておきませんとね。<br />
<br />
　で、シンシナティの《マイスタージンガー》なんですが、結局のところ、<br />
<br />
<br />
　<span style="color:#FF0032;"><span style="font-size:large;"><strong>レヴァインもモリスもアレンも出なかった・・</strong></span></span><br />
<br />
<br />
　という、まことに残念な公演となったそうです。<br />
<br />
<a name="more"></a>　<span style="font-size:large;"><strong>♪うははははははは♪</strong></span><span style="font-size:x-small;">（←性格悪い）</span><br />
<br />
<br />
　いやもー追っかけなくてよかったです。土壇場になって私を異動させてくれたウチの会社、ブラボー!!<br />
　ニューヨークやカリフォルニア、フロリダ辺りならいざしらず、イマイチ観光性の薄いシンシナティへ単身飛んで、そんでアレンちゃんキャンセルの事実を知ったら<span style="font-size:x-small;">（なにしろ、チケット発売時にはまだアレンの名前がありましたたからね）</span>……ああそんな恐ろしいこと考えたくもありません!!<br />
<br />
　そりゃアレンのベックメッサーをこよなく愛するファンとしては、年齢的に最後だったかもしれない（アレンは今年67歳）今回の機会が失われたのはとても残念であることも真実の気持ちですが……やはりね、追っかけはおカネと時間のかかる趣味でありますので、極力ムダ打ちは避けたいんです。<br />
<br />
　アレンがキャンセルしたのは、目の緊急手術の為だったそうです。<br />
<br />
　<span style="font-size:x-small;">とっても心配なニュースでしたが、同時に「喉の手術じゃなくてよかった…」とも思ってしまった、とっても身勝手な私。</span><br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>レヴァイン</strong></span>も体調が戻らずに降板。ザックス役の<span style="color:#993399"><strong>ジェイムス・モリス</strong></span>は……ええと、なぜ出なかったんでしょうか。<span style="font-size:x-small;">（←調べていない）</span><br />
<br />
　最終的に決まったキャストは下記の通りです。（<a href="http://www.cincinnatiopera.org/die-meistersinger-creative-team/" target="_blank">ソースはこちら</a>）<br />
<br />
Conductor: John Keenan<br />
Director: Chris Alexander ­<br />
Scenic Design: Günther Schneider-Siemssen<br />
Costume Design: Inge Diettrich<br />
Lighting Design: Thomas C. Hase<br />
Chorus Master: Henri Venanzi<br />
<br />
Eva: Twyla Robinson<br />
Magdalena: Maria Zifchak<br />
Hans Sachs: James Johnson<br />
Walther von Stolzing: John Horton Murray<br />
Sixtus­ Beckmesser: Hans-Joachim Ketelsen<br />
David: Norbert Ernst<br />
Fritz Kothner: John Del Carlo<br />
Veit Pogner: Johann Tilli<br />
Kunz Vogelgesang: John Christopher Adams<br />
Balthasar Zorn: David Ekström<br />
Augustin Moser: Ric Furman<br />
Hans Foltz: LeRoy Lehr<br />
Hermann Ortel: Thomas Hammons<br />
Konrad Nachtigall: William McGraw<br />
Hans Schwarz: David Michael<br />
A Night Watchman: Morris Robinson<br />
Ulrich Eisslinger: Brendan Tuohy<br />
<br />
　気になるベックメッサーは、<span style="color:#993399"><strong>ハンス=ヨアヒム・ケテルセン</strong></span>。<br />
<br />
　おやおや、どこかでお見かけした名前と思ったら、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-03-16" target="_blank">メトの《ばらの騎士》で10月のほうのファニナルを歌われた方</a>なのですね。<br />
　いつもアレンがお世話になります（？）　これからもよろしくお願いします（？）<span style="font-size:x-small;">←ちょっとイヤかも;;;</span><br />
<br />
　さて、手術後のアレンはといいますと、ええと、普通にお元気みたいですネ♪<br />
　<br />
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/rohcosi-0910.jpg" width="432" height="288" border="0" align="" alt="rohcosi-0910.jpg" /></div>　<br />
<br />
　同年9月にはＲＯＨで《Cosi》のドン・アルフォンソ、10月にはスコティッシュ・オペラで《フィガロの結婚》の<span style="color:#CB0032;"><strong>演出</strong></span>をやってます。<br />
<br />
　今年は今年で、10月に《セビリヤの理髪師》＠スコティッシュ・オペラの演出、11月にはバイエルン国立歌劇場の《Cosi》でドン・アルフォンソをやるそうな。<br />
<br />
　ん……なんかゼンゼン変わり映えのしないスケジュールではありますが、こうして早期復活を果たしてくれただけでもファンとしては嬉しいです。<br />
<br />
　ベックメッサーは次の機会を待つことにして（←エ…？）、しばらくはアレンちゃんの活躍を遠い日本で見守っていましょう。<br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>聴きました!! -- アレンのファニナル in ROH 《ばらの騎士》</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-06-06" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=22200249" title="聴きました!! -- アレンのファニナル in ROH 《ばらの騎士》" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2010-06-06 13:42:40+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.22200249</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-06-06">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/roh20der20rosenkavalier1-4-57738.jpg" width="512" height="288" border="0" align="" alt="roh der rosenkavalier1-4.jpg" /></div><br />
　ＮＹメトロポリタン歌劇場（Met）に引き続いて、こんどは英国ロイヤル・オペラ（ＲＯＨ）での《ばらの騎士》です。6/5（土）18:00から（日本時間では6/6、02:00）、ＢＢＣ Radio３で放送されました。<br />
<br />
　「ああ～アレンの<strong><span style="font-size:large;">ファースト ファニナル</span></strong>を聞き逃した～ッ!! ヽ(`Д´)ノ」という方、どうぞご安心くださいませ。<br />
　少しでも臨場感を味わいたい私は真夜中にＰＣの前に怪しく座り込みましたが、上記放送はＢＢＣのiPlayerで７日間、いつでも視聴可能です。（⇒<a href="http://www.bbc.co.uk/programmes/b00smnx4" target="_blank">こちらをクリック</a>）<br />
　こういうサービスがあるから、ＢＢＣはありがたいですね。<br />
　私も１幕の録音が少し欠けてしまいましたので、今週中に録り直しするつもりです。<br />
<br />
　そうそう。今回放送された《ばらの騎士》。<br />
　<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>（Sir Thomas Allen）の５０役＠ＲＯＨ達成!! という記念すべき公演でもあります。<br />
　当時の批評を<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" target="_blank">こちらの記事</a>にまとめてありますので、ぜひまたご覧になってください。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_roh20der20rosenkavalier1-1-4527a.jpg" width="350" height="196" border="0" align="left" alt="roh der rosenkavalier1-1.jpg" />　iPlayerで聴けるうちは、恒例の音源アップはちょっと自粛することにして...。<br />
　ざっと感想だけ、記録します。<br />
<br />
　どうしても<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10" target="_blank">先に聴いたMetバージョン</a>と比較してしまいます（時系列的には、Metのほうが後なのですけど）。重低音がスカスカな音質の影響もあるのでしょうが、全体的に地味地味な印象。<br />
<br />
　キャストのネームヴァリューの差も聴く耳に影響しちゃっていたのかもしれません。<br />
　ＲＯＨの元帥夫人は<span style="color:#993399"><strong>ソイレ・イソコスキ</strong></span>（oile Isokoski）、オクタヴィアンは<span style="color:#993399"><strong>ソフィー・コッホ</strong></span>（Sophie Koch）。<br />
　コッホはともかくとして、イソコスキは初めてでしたし。<br />
<br />
　かたやMetでは、フレミングの元帥夫人にグレアムのオクタヴィアン。特にグレアムの声に私、完全にヤラレちまっています。<br />
　アレンがファニナルを歌っているという点（これ重要!!）でも合格だし、Metバージョンが<strong>理想的な《ばら》のキャスティング</strong>としての刷り込みが完了しています。きちんと聴く前からＲＯＨバージョンの分が悪いのはもう致し方なかったと思います。<br />
<br />
<a name="more"></a>---------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_roh20der20rosenkavalier2-2-e6263.jpg" width="350" height="196" border="0" align="right" alt="roh der rosenkavalier2-2.jpg" />　実際、イソコスキもコッホも主役としてのインパクトに欠けていたと思います。<br />
<br />
　イソコスキは「きちんと歌えてはいる」のでしょうけど、モーツァルトならこれでいいんでしょうけど、Ｒ・シュトラウスのヒロインを演じるのであればもっと女性としてのリアルさが欲しいところ。<br />
<br />
　コッホは逆に、「女性が演じている」というのがバレバレでした。歌唱の線が細すぎるのです。<br />
　オクタヴィアンは初々しい少年ではありますけど、ケルビーノのような思春期のガキではなく、もっと成熟した青年として演じるべし!!というのが私の持論でありまして。<br />
<br />
　まぁなかなかそういうふうに歌えるメゾはいないのですが、オバさんパワーがうまく発揮されたからか、スーザン・グレアムがそれをやってくれたと思っています。彼女の株価が鰻上りに上がっているのはそういう理由があるからなんです。<br />
<br />
　見た目ではコッホは理想的なオクタヴィアンではありますが、歌唱としてはどうなんでしょう？　悪いとは言いませんが…。<br />
<br />
　そんな中、ゾフィーの<span style="color:#993399"><strong>ルーシー・クロウ</strong></span>は健闘していたと思います。<br />
　しかし、声がオバさんっぽいですね…。聴いているうちに気にならなくはなるのですが、第一声は（もっと娘役らしい声を期待していたので）ちょっとギョッとしました。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/roh20der20rosenkavalier2-3-f821f.jpg" width="192" height="288" border="0" align="left" alt="roh der rosenkavalier2-3.jpg" />　<span style="color:#993399"><strong>ピーター・ローズ</strong></span>は、歌唱を聴く限りでは愛嬌があって下品すぎず、憎めないセクハラおじさんを好演していたと思います。模範的なオックス男爵といったところでしょうか。<br />
<br />
　Metでオックスを演じたジグムンドソンは、ちょっと野卑なところがありましたので。体格が大きすぎたからでしょうか？　ローズのほうが小物っぽい感じがしてとっつきやすいイメージです。<br />
<br />
　ただ、バスにしては高音がリリックすぎるローズの声は、あまり好みではありません。１幕の元帥夫人の部屋の外で召使いとやいやい言い合っている声が、「バリトンか？」と疑ったくらい軽い音色で、ちょっと違和感。<br />
　それでいて、low Ｃ音などもちゃんと…というか、ギリで…聴かせるので、まぁそこはすばらしくバス歌手なんですが、高音域と低音域でこうも音色が変わるのでは聴いていてちと疲れます。<br />
<br />
　ローズもコッホと同じく、キャラ的にはオックスでいいけど、声としては理想的ではない。<br />
　モーツァルトのバス役で例えるなら、レポレッロならＯＫだけど、ザラストロは歌わせたくないと思わせる声なんですね。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_roh20der20rosenkavalier2-5.jpg" width="232" height="350" border="0" align="right" alt="roh der rosenkavalier2-5.jpg" />　と、ここまで辛口で進めてきましたが、<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>のファニナルについては、MetよりもROHのほうがよかったです。<br />
<br />
　な～んて言っても、実はどちらもたいして変わりません（笑）<br />
<br />
　ＲＯＨのほうが記念すべき初役ですし、ホームグラウンドですし、ファニナルの衣装も演出もMetに比べて<span style="color:#CB0000;"><span style="font-size:large;">やや派手め</span></span>…ということで、より気合いが入っていたという程度でして、どちらも特に失敗はナシ。歌唱プランもほぼ同じです。<br />
<br />
　さすがのアレンも緊張していたのかな、２幕の頭、“Ein ernster Tag～!!”の部分が、微妙に上ずって聞こえましたが、"<em>has any other singer ever made quite so much of his first phrase?</em>"とのお褒めの言葉は納得がいきました。<br />
<br />
　ほんと、アレンの最新の声を聴くたびに「おじーちゃん声になったなぁ…」とは思うのですが、そして今回も同じように思い、微妙に寂しかったのですが、だからこそ、その年季の入った声で聴く２幕冒頭はとても感動するのです。<br />
<br />
　その感動のフレーズを、↑の写真のようなトンデモナイ扮装でお歌いになっているのですけどね…（爆）<br />
<br />
　声の演技もMetのファニナルよりもオーバーで、面白がらせようとしているのが伝わりますから、この衣装の効果が大きいものと思われます。<br />
<br />
　出番の短い小さな役ですが、自らを"コメディアン"と称するアレンのこと。《ばら》のファニナルは、アレンのキャリア末期の大切な役として、この先も何回か歌う機会があるかもしれません。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><div style="text-align:center;">---------------------------------</div></div><br />
Strauss's Der Rosenkavalier<br />
From the Royal Opera House, Covent Garden, Presented by Christopher Cook<br />
<br />
Octavian ..... Sophie Koch (mezzo-soprano)<br />
Marschallin ..... Soile Isokoski (soprano)<br />
Sophie ..... Lucy Crowe (soprano)<br />
Baron Ochs ..... Peter Rose (bass)<br />
<span style="color:#CB0000;">Herr von Faninal ..... Thomas Allen (bass)</span><br />
Valzacchi ..... Graham Clark (tenor)<br />
Annina ..... Leah-Marian Jones (mezzo-soprano)<br />
Marianne Leitmetzerin ..... Elaine McKrill (soprano)<br />
Notary ..... Lynton Black (bass-baritone)<br />
Italian Singer ..... Wookyung Kim (tenor)<br />
Noble Widow ..... Glenys Groves (soprano)<br />
Noble Orphans ..... Tamsin Coombs, Deborah Peake-Jones (sopranos),<br />
Andrea Hazell (mezzo-soprano)<br />
Major Domo to Marschallin .....Robert Anthony Gardiner (tenor)<br />
Major Domo to Faninal ..... Steven Ebel (tenor)<br />
Doctor ..... Alan Duffield (tenor)<br />
Inkeeper ..... Robert Worle (tenor)<br />
Police Commissioner ..... Jeremy White (bass)<br />
Kirill Petrenko ..... Conductor<br />
Royal Opera Chorus<br />
Orchestra of the Royal Opera House.<br />
<br />
---------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-11" target="_blank">《ばらの騎士》＠ＭＥＴライブビューイング</a><br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10" target="_blank">聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》</a><br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" target="_blank">５０役 記録達成!! -- アレンのファニナル in 《ばらの騎士》＠ＲＯＨ</a><br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06" target="_blank">父ちゃん役です -- 《ばらの騎士》＠英国ロイヤルオペラ</a><br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>アレンの映画出演 in 《ヘンダーソン夫人の贈り物》 -- &quot;The Birth of the Marseillaise&quot;</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-05-23" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=21513004" title="アレンの映画出演 in 《ヘンダーソン夫人の贈り物》 -- &quot;The Birth of the Marseillaise&quot;" />
  <modified>2012-02-22T18:30:02Z</modified> 
  <issued>2010-05-23 10:39:40+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.21513004</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-05-23">
<![CDATA[
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=ARs0uaNBg9o" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_hendersondvd-87187.jpg" width="170" height="250" border="0" align="right" alt="hendersondvd.jpg" /></a>　少し前の映画ですのでイマサラ感はあるのですが、せっかくなのでまとめておきます。<br />
<br />
　2005年のイギリス映画、《ヘンダーソン夫人の贈り物》。<br />
　ですが、原題は"Mrs. Henderson Presents" なので、ショービジネス風に《ミセス・ヘンダーソン提供》なんて訳したほうがニュアンスは近いかもしれません。<br />
<br />
　ストーリーは、1930年代にイギリス初のヌード・レビューを興行したヘンダーソン夫人（<span style="color:#993399"><strong>ジュディ・デンチ</strong></span>）と劇場マネージャー（<span style="color:#993399"><strong>ボブ・ホスキンス</strong></span>）の奮闘を描いたもの。ユーモラスで心温まる物語です。<br />
　<span style="font-size:x-small;">（右上の画像をクリックすると、YouTubeで映画のトレーラーが見られます）</span><br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>の役は実在した英国人コメディアン、<span style="color:#993399"><strong>エリック・ウッドバーン</strong></span>（Eric Woodburn）。<br />
<br />
　映画の冒頭で、主演のデンチやホスキンスと並んで、<br />
<span style="color:#CB0000;"><span style="font-size:large;">And, Sir Thomas Allen</span></span><br />
なんて、デカデカとクレジットされちゃってるので、ファンとしてはここで「おお～!!ヽ(´ー｀)ノ」と盛り上がれます。<br />
　ま、肝心の出演時間は30秒もありませんが（笑）<br />
<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/allen20lamarseillaise.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_allen20lamarseillaise.jpg" width="300" height="160" border="0" align="left" alt="allen lamarseillaise.jpg" /></a>　←こんな感じ。<br />
<br />
　マヌケなカツラといい、下唇のめくれ方といい、ガッツポーズといい…。<br />
　せっかくの銀幕デビウだというのに、普段の舞台写真とあまり変わり映えはしませんねぇ（笑）<br />
<br />
　これ、ヘンダーソン夫人の経営するウィンドミル劇場に特別ゲストとして招かれた人気芸人エリック・ウッドバーンが<strong>"The Birth of the Marseillaise"〈フランス国歌の誕生〉</strong>というネタを披露している、というシーンなんです。<br />
　ネタと言っても、アレンは歌っているだけなんですケド♪<br />
<br />
　このアレンの出演シーンがYouTubeにアップされています。<br />
　アレンの登場は1:40を過ぎたあたりから。<br />
<br />
<center><object width="400" height="200"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/j7OXXBOb3HI&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/j7OXXBOb3HI&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="200"></embed></object></center><br />
　映画中盤以降。ヒトラーのナチス・ドイツがフランスに侵攻し、いよいよイギリスも危ないな…という空気が漂うなか、「武器をとれ」「進め」と観衆を鼓舞しているんですね。<br />
　<span style="font-size:x-small;">それぞれの愛国心が込められてこその国歌ですけど、歌詞だけを眺めると物騒ですねぇ…;;;（→<a href="http://meta-metaphysica.net/lit/lamars.html" target="_blank">訳詞はこちら</a>）</span><br />
<br />
<a name="more"></a>-----------------------------------<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/allen20lamarseillaise2-c184d.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_allen20lamarseillaise2-c184d.jpg" width="300" height="180" border="0" align="right" alt="allen lamarseillaise2.jpg" /></a>　サーの背後で静止している半裸のおネエちゃんたちが気になるところだと思いますが…（笑）　このおネエちゃんたちの存在こそが、この映画のキモのキモ。<br />
<br />
　劇場の赤字脱出のため、ヘンダーソン夫人はヌードで集客を目論むわけですが、当時のイギリスでは裸はご法度。そこで、「美術館のヌードのように"静止画"であれば、猥褻ではなくて"芸術"よね」というヘリクツでもって、お役人にむりやりウンと言わせるのです。<br />
<br />
　サー・トーマスの熱唱に、神妙な面持ちの観客たち。決して笑いをとるシーンではない筈なんですが<span style="font-size:x-small;">（映画の前半でさんざん笑わせてもらえますので）</span>、「こんな真剣な出し物でも、オッパイは欠かせないのか!!」と、ヘンダーソン夫人とマネージャーのプロ意識に感服しつつ、クスっと笑ってしまいます。<br />
<br />
　というわけで、アレンが出ていてもいなくても全く関係なしに楽しめる映画ですので、ご興味のある方はぜひDVDをレンタルしてご覧ください。<br />
<br />
　ちなみに、ウィンドミル劇場はロンドンのピカデリーサーカスに現在もちゃんと存在してます。今は経営者が違うので、興行の内容もだいぶ変わったようですが。ストリップ系ということなので、ハダカの伝統はちゃんと続いているんですね。<br />
<br />
　さて、アレンの扮するエリック・ウッドバーンのことも気になったので、サクッと検索をかけてみました。<br />
<br />
　<strong>Eric Woodburn</strong><br />
　スコットランドのグラスゴー生まれのコメディアンで、「キャラクター・バリトン」であると紹介しているサイトもあります。歌ネタで笑いをとった芸人さんと思われます。<br />
　生年月日は不明ですが、亡くなったのは1982年だそうです。<br />
<br />
　ウッドバーンの知名度がどの程度だったのかは、現代の、しかも外国人である私には知る由もありませんが、ネタの映像は残っており、ネットでいくつか見ることもできます。<br />
<br />
　YouTubeにもありました。<br />
　こちらは、本物のウッドバーンによる "The Birth of The Marseillaise（フランス国歌の誕生）" 。<br />
<br />
　アレンは後半のラ・マルセイエーズしか歌っていませんが、実は前半に一人芝居の入った長めのネタだったんですね。<br />
<br />
<center><object width="400" height="200"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Q0yMUZkkkVw&hl=ja_JP&fs=1&rel=0"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/Q0yMUZkkkVw&hl=ja_JP&fs=1&rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="200"></embed></object></center><br />
　当時のニュース映画などに使われたものでしょうか。1939年3月17日の映像ということ以外、詳細は不明です。<br />
<br />
　冒頭に、「フランス国歌として知られるラ・マルセイエーズは、フランス革命中の1792年にルージェ・ド・リールによって一晩で作詞作曲されました」とナレーションが入ります。<br />
<br />
　あんまり面白くありませんよね。笑わせるのが目的ではなく、戦争プロパガンダとしてのネタだからでしょう。<br />
<br />
　余談ですが、映画《カサブランカ》でもラ・マルセイエーズを使った効果的なシーンがありました。<br />
　この歌の歌詞を知ったのは、この記事を書くために調べた今日が初めてだったのですけど、歌詞を全く知らない頃でも、この歌を聴くと妙に気持ちが駆り立てられたものです。<br />
　アレンがガッツポーズをしちゃうのも、なんかわかる気がします。<br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>フィリップ・ラングリッジが亡くなりました 2010.03.05</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-03-23" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=19081474" title="フィリップ・ラングリッジが亡くなりました 2010.03.05" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-03-23 22:33:16+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.19081474</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-03-23">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_LangridgePhilip.jpg" width="185" height="250" border="0" align="right" alt="LangridgePhilip.jpg" />　少し出遅れておりますが、久々にネットに繋いだとたんに飛び込んできたニュースです。<br />
<br />
　英国人のテノール歌手、<span style="color:#993399"><strong>フィリップ・ラングリッジ</strong></span>が3/5、癌のためロンドンで亡くなりました。享年70歳だったそうです。<br />
（命日に諸説があるようですが、ＲＯＨの発表では3/5になっています）<br />
<br />
　08年12月の<span style="color:#993399"><strong>リチャード・ヴァン=アラン</strong></span>に続いて、またもやＥＮＯ《ビリー・バッド》でのアレンの共演者。この人のヴィア艦長もたいへん印象深かったですし、いつか生で歌唱を聴きたいと思っていたのでとてもショッキングでした。<br />
<br />
　昨今、英国のクラシック音楽関係者で亡くなった方々は、みなびっくりするほどの若さです。ラングリッジも、ついこないだまで普通にステージに立っていませんでしたか？<br />
　闘病生活は短かったそうですから病が発覚したのはつい最近のことだったのかもしれませんが…。<br />
<br />
　訃報を知ったのは、ロイヤルオペラハウスのサイトのプレスリリースから。⇒<a href="http://www.roh.org.uk/uploadedFiles/Press_and_Media/PDFs/philiplangridge.pdf" target="_blank">こちら</a><br />
<br />
　1939年ホークハーストの生まれ。<br />
　音楽家としてのキャリアはオーケストラのヴァイオリニストからスタートしたのだそうです。<br />
　オペラ歌手としての本格的なデビューは、1964年のグラインドボーン《カプリッチョ》でした。<br />
<br />
　レパートリーは、クラウディオ・モンテヴェルディから始まって、モーツァルトはもちろんのこと、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ヤナーチェク等の現代モノも。ワーグナーの《ラインの黄金》もキャリアの終盤にレパートリーに加えられたとの事です。（<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Philip_Langridge" target="_blank">ウィキペディアより</a>）<br />
<br />
　そして、忘れちゃいけない、ベンジャミン・ブリテン。《ビリー・バッド》のヴィア艦長、《ピーター・グライムズ》の題名役、《ねじの回転》のクィント、《ヴェニスに死す》のアッシェンバッハなど。<br />
　ブリテン好きな私としては、ラングリッジは決して決して外しちゃならない大切な歌手。<br />
　<span style="color:#993399"><strong>ピーター・ピアーズ</strong></span>にさらにヒステリックさを加味したような歌唱が、ブリテンの雰囲気によく合っていたと思います。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_bb2-7-e666b.jpg" align="left" alt="LangridgePhilip" />　追悼として、ラングリッジがヴィア艦長を歌った<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-05-03" target="_blank">ＥＮＯ《ビリー・バッド》マンガ編</a>の記事をリンクしておきます。<br />
<br />
　ラングリッジの「テノール狂乱」音源もアップしてありますのでお聴きください。<br />
<br />
　暇だった頃におフザケで作った楽しいネタなのに、２度までも追悼…寂しいですね。<br />
<br />
　さすがに《ビリー・バッド》だけではワンパターンですので、08年Metの《ヘンゼルとグレーテル》で魔女を演じた動画も貼り付けておきましょう。<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><object width="400" height="200"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/X1elUvZauBk&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/X1elUvZauBk&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="200"></embed></object></div><br />
　魔女なのて、通常はメゾソプラノの役なのですが、テノールが歌うこともあるんですね。ってゆーか、こういうオバさん、普通にいるな…。<br />
<br />
　知的で紳士なラングリッジにもこんな一面があるということで、けっこうお気に入りな動画です。<br />
<a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>再掲：《ヴォツェック》＠新国立劇場11/23</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16129196" title="再掲：《ヴォツェック》＠新国立劇場11/23" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-03-06 22:34:14+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16129196</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23">
<![CDATA[
<span style="color:#983265;">※3/5（金）NHK「芸術劇場」で新国立歌劇場《ヴォツェック》が放送されましたので、再掲します。<br><br>

◇関連記事リンク◇<br>
・<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28" target="_blank">バイエルン州立歌劇場の《ヴォツェック》（2008年11月初演）</a><br>
・<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24" target="_blank">ピーター・グロソップの《ヴォツェック》＠Met in 1974</a><br><br></span><br />
-------------------------------------------------------<br />
<span style="font-size:x-small;">（以下、2009/11/23記）</span><br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/woz1.jpg" width="350" height="200" border="0" align="right" alt="woz1.jpg" />　18日の公演をご覧になった<a href="http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2009-11-20" target="_blank">keyakiさんのレポ</a>によると「演出にブーイングがあった」のだそうです。<br />
　どちらかというと義務感から観に行くことにしていたのですが、ブーイングと聞いたらいきなり好奇心が刺激されました。<br />
<br />
　今回も予習ナシのぶっつけ本番。さすがに連日、耳新しい音楽を浴びるのは消耗しますが。<br />
　前日の《カプリッチョ》の余韻にひたる間もなく、23日マチネの公演に行きました。<br />
<br />
　《ヴォツェック》なんて……今は亡きご贔屓バリトンの<span style="color:#993399"><strong>ピーター・グロソップ</strong></span>が「歌いました」と自伝に書いていたからこそ、その存在を知ったようなもンなのです。そうでなければ興味なんて持たなかったし、今回もわざわざ新国まで足を運ばなかったと思います。<br />
<br />
　<strong><span style="color:#653200;">すべてはグロ様を偲ぶため・・・</span></strong><br />
<br />
　なので、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-11-04" target="_blank">昨年の《リゴレット》</a>の時と同様、「グロ様の声ならこうだったろうな～」とか「この難解な旋律、グロ様はちゃんと暗譜したのかな～」とか、いちいち「グロ様」「グロ様」で。細部まで真面目に鑑賞できたかどうかは甚だ疑問。<br />
<br />
　あ、ブーイングはありませんでした。<br />
　本日はカメラが入っており、そのせいかどうかは知りませんが、演出関係の人たちはカーテンコールに姿を現しませんでしたし。<br />
<br />
　象徴的な演出でしたが、説明的でもあり、理解はしやすかったと思います。観客のほとんどは私と同じく《ヴォツェック》を観るのは初めてだったのではと想像しますが、日本人はこういうの好きだと思うし、おおむね好意的に受けとめられたのではないでしょうか。<br />
<br />
<div style="text-align:right;"><a href="http://classic.blogmura.com/opera/">にほんブログ村 オペラ</a></div><a name="more"></a>----------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/wozview.jpg" width="300" height="225" border="0" align="left" alt="wozview.jpg" />　座席は２階１列目、左サイドのブロックです。<br />
<br />
　舞台の見え方はほんの少し偏りますが、簡素でシンメトリーな今回の演出では見切れもないし、全くストレスフリーでした。<br />
<br />
　ヴォツェックの家を表すデッカい四角い箱（？）がちょっと高い位置にありまして、その奥の壁に子どもが文字を書いたりしますので、もしかしたら１階席よりも２階席のほうが装置の奥まで見渡せてお得だったかもしれません。<br />
<br />
　さて、<span style="color:#993399"><strong>アルバン・ベルク</strong></span>の《ヴォツェック》は十二音技法を使い、無調で書かれた音楽だということです。と言われても素人の私には全然理解できませんが、とにかくまぁこの手の音楽は、CDで聴いて楽しむことを目的に作られているわけではないでしょう（一部のマニアな人々にとってはそうでしょうが）。<br />
<br />
　無調っぽい現代音楽でも<span style="color:#993399"><strong>ベンジャミン・ブリテン</strong></span>とか初期の<span style="color:#993399"><strong>ストラヴィンスキー</strong></span>レベルならいいのですが、申し訳ないのですけど《ルル》などを聴いてもセリフの意味がわからなければ、私には「ただの騒音」です。<br />
<br />
　まぁったく、何が楽しくて、「実験」以外のどんな目的があって、調性を逸脱したこんな音楽を追及したんでしょう、などと思うこともあったのですが、今回《ヴォツェック》をきちんとした上演形式で鑑賞して、納得しました。<br />
<br />
　耳に心地良く響く和声だけが音楽ではないですもんね。<br />
　伝統的な調性音楽とはいわば、きちんと手入れをされた庭園のようなもの。しかし、現実に人間の眼前に立ちはだかるのは荒々しく混沌とした「自然」です。<br />
　調性に縛られた「心地良い」音楽ではもはや表現しきれない「現実」の姿。それを絵画的に表すのではなく、聴き手に想起させるための無調音楽、束縛からの逸脱なんですね。<br />
<br />
　だからやはり、従来の「音楽」を聴く耳とは違うチャンネルを持たなければならないのかもしれません。<br />
<br />
　また、《ルル》はおそらく、《ヴォツェック》より登場人物の生の感情がまる出しだと思いますが、《ヴォツェック》の音楽は観念的で、ヴォツェックその人の内面性よりもテーマそのものに焦点を当てていると感じます。<br />
<br />
　伝統的な「オペラ」の音楽は、時代や国によって多少形が変わっても、感情的で具体的な現象の描写に重きを置いていると思いますので、そこから逸脱するために無調音楽を利用するのは、なるほど、ひとつの方法なんだなと思いました。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/woz3.jpg" width="350" height="191" border="0" align="right" alt="woz3.jpg" />　演出はたいへん象徴的、かつ説明的。難解かと思いきや、意外ととっつきやすかったです。<br />
<br />
　舞台一面に水を張り、長靴をはいた出演者たちがバシャバシャと音をたてて歩きます。幕の変わり目には、多分わざとなんでしょう、水を足しているような音もします。これらの「雑音」がオケの音に被りますが、<strong>そもそもこの世には楽譜に記されている以外の音も無数に存在しているのだ</strong>と考えれば、それすらたいへん効果的だと思いました。<br />
<br />
　登場人物の容貌は、主人公のヴォツェックとマリー、二人の子どもを除けばみんな醜悪。<br />
<br />
　大尉は肉まんのような巨漢で、映画「セブン」で“暴食の罪”で殺された人みたいです。杖をついて歩きます。<br />
　ヴォツェックに人体実験をしている医者は、自分自身が人造人間みたいだし。<br />
　その他、酒場の人々などはゾンビでしょう。<br />
<br />
　周囲から「正気を失っている」と思われているヴォツェックだけが、着るものもいちばん清潔で「まとも」。これが今回の演出の要かな。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/woz4.jpg" width="350" height="195" border="0" align="left" alt="woz4.jpg" />　出ずっぱりの子役の演技が怖かった。<br />
　マリーやヴォツェックの独白に合わせて壁に「お金」や「売女」などの文字（ドイツ語です）を書くのですが、必ず逆から書くのですよ。「GELD!（お金!）」なら「G」からではなく、「！」からです。<br />
<br />
　ここから連想させられるのは、映画なら《シャイニング》。鏡に逆さまに書きなぐられた「MURDER（人殺し）」の文字です。予知能力のある少年が、狂気に陥った父がやがて家族を殺そうとするシーンを見て、トランス状態になって書くシーンがあるのです。<br />
<br />
　逆さまに文字を書く――やはりこの演出では、ヴォツェックの子どもは単なる「子ども」ではなく、この「腐った世の中」を逸脱した存在としての意味を与えられていたのではないでしょうか。最後のシーンで、家と見立てた「箱」の上から子どもがヴォツェックの亡骸を見下ろすように立っていましたが、あの姿には心底ゾッとさせられたものです。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/woz2.jpg" width="232" height="290" border="0" align="right" alt="woz2.jpg" />　最後に、ソリストについて。<br />
<br />
　ヴォツェックの<span style="color:#993399"><strong>トーマス・ヨハネス・マイヤー</strong></span>は好演でした。<br />
　艶のある豊かな声で、役柄的にもっと惨めったらしい歌唱をすると思い込んでいた私はちょっとびっくり。<br />
　そうかヴォツェックは男前な声で歌っていい役なのね。<br />
　<br />
　グロ様もさぞかし立派な声で…(つД｀)<span style="font-size:x-small;">←結局ソレかい・・・</span><br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>ウルズラ･ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン</strong></span>のマリーは、いいのか悪いのかわかりません。なにしろ初めて観た演目ですし、曲もよくわからないし、登場人物に感情移入するような作品でもないと思うし・・・。<br />
　声は太くてきれいでしたが。<br />
<br />
　それに対して、肉まんじゅう大尉の<span style="color:#993399"><strong>フォルカー・フォーゲル</strong></span>には、面白さにおいてけっこう良い点を差し上げます。<br />
　しかし、裏声になると一気に消えてしまうのは、ちょっとガッカリでした。あそこはもっとヘンな声を出して、イカレちゃった感じをアピールする部分だと思うのですけど。<br />
<br />
　はぁ～、それにしても。連日のオペラ鑑賞は疲れます。<br />
　ほぼ毎日のように劇場やコンサートホールに通っている皆さん、しかもその１回１回毎に充実した感想をブログにアップなさって。とても真似できることじゃございません。<br />
<br />
　やっぱり私は月に１～２回が限度です。ブログも感想だけじゃなくて、くだらないネタも披露したいし。つか、本来はそっちがメインですよ。ウズウズ…。<br />
<br />
-----------------------------------<br />
ヴォツェック<br />
2009/2010シーズン<br />
2009/2010 Season Opera<br />
[New Production]<br />
Alban Berg:Wozzeck<br />
アルバン・ベルク／全３幕<br />
【ドイツ語上演／字幕付】<br />
<br />
スタッフ<br />
【指　揮】ハルトムート・ヘンヒェン<br />
【演　出】アンドレアス・クリーゲンブルク<br />
【美　術】ハラルド・トアー<br />
【衣　裳】アンドレア・シュラート<br />
【照　明】シュテファン・ボリガー<br />
【振　付】ツェンタ・ヘルテル<br />
<br />
【企　画】若杉 弘<br />
【芸術監督代行】尾高忠明<br />
【主　催】新国立劇場<br />
<br />
キャスト<br />
【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー<br />
【鼓手長】エンドリック・ヴォトリッヒ<br />
【アンドレス】高野二郎<br />
【大尉】フォルカー・フォーゲル<br />
【医者】妻屋秀和<br />
【第一の徒弟職人】大澤 建<br />
【第二の徒弟職人】星野 淳<br />
【マリー】ウルズラ･ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン<br />
【マルグレート】山下牧子<br />
<br />
【合　唱】新国立劇場合唱団<br />
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>《ジークフリート》＠新国立劇場2/11 -- ワーグナー実演デビュー</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-03-06" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=18363643" title="《ジークフリート》＠新国立劇場2/11 -- ワーグナー実演デビュー" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-03-06 17:38:07+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.18363643</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-03-06">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sik1.jpg" width="350" height="233" border="0" align="right" alt="sik1.jpg" />　あっという間に１ヶ月が経ってしまいましたが、急ぎ記録しておきますと、実はついにワーグナー実演デビューを果たしたのです。<br />
<br />
　演目は《ジークフリート》。<br />
　新国立劇場にて。<br />
　2/11（木）、初日でした。<br />
<br />
　なんちゃってヴェルディアンにして、「ワーグナーは（長くて集中力が続かないから）苦手です!!」と言い続け、いくつもの公演やイヴェントはことごとくスルー。ＣＤやＤＶＤはブランク先生やアレンのものだけをコレクション目的で<span style="color:#CB0000;"><strong><span style="font-size:large;">渋々</span></strong></span>購入。<br />
<br />
　こんな私がなぜ、一度も音楽を聴いたことがなくストーリーも全く知らない《ジークフリート》を観に行く気になったのかと言えば、まぁいちばんの理由は、行けなくなった<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-22" target="_blank">６月の《マイスタージンガー》＠シンシナティ</a>の代償行動なんですけれども、mixiで<strong><span style="color:#CB0000;">超超良席</span></strong>を<strong><span style="color:#CB0000;">超超お得な価格</span></strong>でゲットできたことが直接のきっかけ。<br />
<br />
ワーグナーの楽劇で私が全曲制覇したのは《ローエングリン》と《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の２作品だけです。こちらは１話完結なのでまだ気が楽ですが、それでも大雑把な楽譜を頭にインプットするのには時間と根気が要りました。<br />
<br />
　一方、《ジークフリート》は「ニーベルングの指環」という一大叙事詩の一部分。序夜《ラインの黄金》・第１夜《ワルキューレ》・第２夜《ジークフリート》・第３夜《神々の黄昏》と、通しで演奏するなら４日間をかけるというとんでもない作品です。<br />
<br />
　いわゆる「貴種流離譚」「ハイ・ファンタジー」で、秋葉ちっくなオタク臭がプンプンしますし、それも私がワーグナーを敬遠していた要素の一つ。もちろんファンタジーそれ自体は好きなのですが、文学や映画の領域だけで生息してもらいたいという変な思い込みもありました。<br />
<br />
　なので、「指環」のストーリーを事前に勉強することもせず、音楽を予習することも全くなし。ぶっつけ本番で臨みました。<br />
　昔は知らない作品をいきなり生鑑賞するのはちょっと怖かったのですが、昨年の《ムツェンスク郡のマクベス夫人》あたりから、このスリリングな鑑賞スタイルが逆に気に入ってしまいました。<br />
<a name="more"></a>---------------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sik2011.jpg" width="320" height="179" border="0" align="left" alt="sik2011.jpg" />　感想に移る前に、どれっくらい良席だったか、ちょっと自慢しちゃいます。<br />
　１階Ｓ席の前から６列目。<br />
　左の写真は、座席からの舞台の見た目ですが、舞台上に赤い金床が置いてあるのがわかりますか？　あの金床がおそらく舞台のど真ん中です。<br />
<br />
　私は視力が悪いので、新国立劇場でもできるだけ舞台に近い座席を好みますし、段取りが悪いこともあってチケットを押さえるのがいつもギリギリになってしまうので、結果的に１階Ｓ席になることも少なくありません。<br />
<br />
　新国でのこれまでの最良席は、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-11-04" target="_blank">08年11月の《リゴレット》</a>でしたが（ちなみに、最前列＝良席ではない）、さらに舞台に近づきましたし、《リゴレット》の時は正規の値段で買いましたのでお得感は雲泥の差でした。<br />
<br />
　２枚セットで譲っていただいたので、お仲間のstraycatさんをお誘いしました。<br />
　着物仲間でもあるのですが、二人ともちょうど忙しい最中でしたし、長丁場となるワーグナーで着物を着る自信もなく、結局洋装で。ちょっと残念でしたが、次回お会いできる時には着物で集まりたいものです。<br />
<br />
　さて、《ジークフリート》の感想です。<br />
<br />
　<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sik2-e2e24.jpg" width="330" height="195" border="0" align="left" alt="sik2.jpg" />　予習なしの「第２日」ですので、「話についていけるか？」ということが若干心配だったのですが、大丈夫でした。<br />
<br />
　例えるなら、映画「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」をシリーズの途中から鑑賞するのと似ています。<br />
　１幕では登場人物２人の命を懸けた問答の中に、きちんと全体のストーリーの背景を説明を織り交ぜたりして、私のような初心者にも「指環」の世界観が伝わるよう、台本も工夫されているようです。<br />
<br />
　もちろん、「指環」全体の大きなストーリーの入れ子として、《ジークフリート》も（それなりに）独立したストーリーがあります。<br />
<br />
　ただやっぱり、この《ジークフリート》を観ただけでは、「結局、何の話なの？」と、不完全燃焼で終わってしまいます。決着が着くわけではありませんので、３月に上演される《神々の黄昏》のチケットをまたもや確保するハメになりました。<br />
　また、「こんなに大切に（？）されているジークフリートって何なのさ？」という疑問も残りますので、機会があったら《ラインの黄金》や《ワルキューレ》も鑑賞する必要があると思います。<br />
<br />
　なるほど、こうやってワーグナー地獄にハマっていくのね。ずるいなぁ…と思いました（笑）<br />
<br />
　そして、同じく“予習なし”で体験した《ジークフリート》の楽曲。こちらは、まったくと言っていいほど耳に残っていません！<br />
<br />
　過去に予習なしで臨んだ演目に《マクベス夫人》や《ヴォツェック》がありますが、一度聴いただけでは音楽全体を把握するのは無理だとしても、必ず数ヶ所程度は印象的なフレーズがあり、それが耳に残ったものです。耳に残れば「もう一度聴いてみたい」と思いますから、時間を空けずにＣＤを買いに行く。そして何度か聴き込んでいくうちに、自分なりの鑑賞スタイルが出来上がってくるものです。<br />
<br />
　そういう経験をしていたので、《ジークフリート》でもそうだと思ったのですが…。う～ん、誤算でした。<br />
<br />
　というか、ワルキューレであってもローエングリンであってもマイスタージンガーであっても、全曲制覇してなくても部分的にものすごく有名な音楽がありますから、「お、ここは知ってるゾ！」となるシーンがありました。ジークフリートにもきっとそんな部分があると思っていたんですが…無かった…というか、気付かなかっただけなのかもしれません。<br />
<br />
　思うに、ワーグナーの音楽はたいへん洗練されており、耳当たりは心地良すぎると言っても良いほどです。おかしな癖もありませんし、メロディが芝居に完全に溶け込んでいますので、よほど注意ぶかく聴いていないと私の場合は耳を素通りしてしまうようです。そこが「ワーグナーは苦手」と感じる原因なのかもしれません。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/sik5.jpg" width="350" height="200" border="0" align="right" alt="sik5.jpg" />　とはいえ、公演じたいはとてもとても楽しむことができました。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>キース・ウォーナー</strong></span>の“読み替え演出”が新鮮なこの<strong>“トーキョー・リング”</strong>は、2001～2004年にかけて新国立劇場で初演されたプロダクションの再演（そういえば、この通称は聞いたことがあるような）。およそ５年ぶりということですが、初めて見た私にとっても（ＶＨＳビデオの小道具を除けば）全く古さを感じませんでした。当時はさぞ斬新だったことでしょう。<br />
<br />
　舞台美術もユニーク、ゴチャゴチャとした（良い意味での）チープさが絵本のようで、「英雄が大蛇を退治してお姫様を手に入れる」というメルヘンチックなこの演目にぴったりだったと思います。<br />
<br />
　３幕の、ブリュンヒルデが眠るベッドのある部屋など、空間のねじれた構図がそれこそダリの絵のようで、その荘厳さにため息が出ました。<br />
<br />
　反面、演出はまるでコミックのように面白い。<br />
　ジークフリート（<span style="color:#993399"><strong>クリスティアン・フランツ</strong></span>は、スーパーマンのロゴ入りトレーナーにサロペットジーンズ。英雄というより、ほとんどグレかかった悪ガキで、育ての親ミーメ（<span style="color:#993399"><strong>ヴォルフガング・シュミット</strong></span>）に対してＤＶさながらの反抗ぶりです。<br />
<br />
　大蛇退治のためにジークフリートがノートゥングの剣を鍛え直すのは、鍛冶ではなく“料理”。なんと、電子レンジでチンっ！<br />
（そうくると思った～♪と、幕間でstraycatさんと盛り上がりました）<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_sik3-60232.jpg" width="199" height="300" border="0" align="left" alt="sik3.jpg" />　ジークフリートに助言をする森の小鳥（<span style="color:#993399"><strong>安井陽子</strong></span>）は着ぐるみ。宙吊りになって歌ったりして、なかなか大変そうでしたが、後で知ったところでは、小鳥が《ジークフリート》上演史上初めて舞台上に登場したのがこの“トーキョーリング”なのだそうです。<br />
<br />
　着ぐるみだと愛嬌ありすぎて、ちょっとおマヌケっぽくも見える小鳥さんですが、ジークフリートがブリュンヒルデの眠る岩山へ向かって小鳥の後を追っていくと、さっと着ぐるみを脱ぎ、美しい裸体をさらして消えていくシーンがあり、とても印象的でした。<br />
<br />
　何もかもが初めてづくしの《ジークフリート》鑑賞。<br />
　しかし、歌手陣はお馴染みかつお気に入りの面々が出てくれました。<br />
<br />
　まずは、大好きなキャラクター・テノール、<span style="color:#993399"><strong>ヴォルフガング・シュミット</strong></span>おじさん（ミーメ）。<br />
　わがブログでも、最近では<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28" target="_blank">バイエルン州立歌劇場《ヴォツェック》</a>でもちょっと話題にしていました。こんなに早くこの人に再会できるなんて、とっても嬉しかったですね。<br />
<br />
　強大な力を持つ指環を手に入れる目的のためにジークフリートを利用し、毒殺までくわだてる悪役ですが、愛嬌たっぷりでどこか憎めないニーベルング族。シュミットにぴったりの役だと思います。<br />
　カーテンコールでもひときわ大きな拍手を浴びていました。新国でも外せない人気者です。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_sik4-dd176.jpg" width="232" height="300" border="0" align="right" alt="sik4.jpg" />　主人公ジークフリートを歌った<span style="color:#993399"><strong>クリスティアン・フランツ</strong></span>は初めて聴く人でした。03年の《ジークフリート》、04年の《神々の黄昏》でも同役で来日しています（どちらもダブル・キャスト）。<br />
<br />
　新国のサイトの紹介では、世界で最も活躍しているヘルデン・テノールなのだそうです。私はヘルデン・テノールの良し悪しを判断する耳がまだできていないのですが、とにかく１幕から出ずっぱり歌いっぱなしの大役なのに、全く息切れする様子も見せず、最後まで大声量を保って歌い通したのがすごいと思いました。<br />
<br />
　スーパーマンのトレーナーも似合いましたが、伝統的な衣装と演出で歌っているところも見てみたいです。<br />
<br />
　そして、ブリュンヒルデの<span style="color:#993399"><strong>イレーネ・テオリン</strong></span>も、08年の《トゥーランドット》で惚れ込んで以来の２度目の再会。<br />
　３幕のいちばん最後に登場する役なので、出演者の中で最も元気。こちらも超人離れした大声量を聞かせてくれました。<br />
<br />
　テオリンは身体が大きくて、スタイルも良く、しかも北欧美女ですから、容姿も戦乙女ブリュンヒルデにぴったりです。この強そうな女性が、ヨレヨレのさすらい人ヴォータンの娘という設定も、なんだか萌えでございますこと。<br />
<br />
　さすらい人は、<span style="color:#993399"><strong>ユッカ・ラジライネン</strong></span>。あまり力強さは感じられない反面、インテリ風なヴォータンです。<br />
<br />
　以前、ジョン・トムリンソンがヴォータンを歌った時の迫力を噂に聞いて、そこからヴォータンというキャラクターのイメージを膨らませていたので、最初に登場した時には「え、こんなナヨナヨが・・・（*ﾟДﾟ）？」と拍子抜けしてしまいましたが、いやいや、トムリンソンのヴォータン像が間違っていたに違いない。うん、きっとそうだ。<br />
<br />
　初めてのワーグナー生鑑賞。<br />
　これが気に入るか否かで今後のオペラ人生の幅が極端に狭まる可能性もありましたが・・・。お陰さまで、これからはワーグナーも選択肢の一つに加えることができそうです。<br />
<br />
　しかし、次回は《神々の黄昏》。指環４部作の中で最も上演時間が長いそうです（4時間半）。死ぬかも。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:x-small;">　<span style="color:#CB6532;">■おまけ■<br>
　“トーキョー・リング”<br>
　<a href="http://www.atre.jp/10rheingold/" target="_blank">序夜《ラインの黄金》のダイジェストムービー</a><br>
　<a href="http://www.atre.jp/10walkure/" target="_blank">第1日《ワルキューレ》のダイジェストムービー</a></span></span><br><br />
<br />
--------------------------------------------------<br />
2009/2010 Season Opera<br />
Richard Wagner:"Der Ring des Nibelungen" Zweiter Tag Siegfried<br />
リヒャルト・ワーグナー／全３幕<br />
【ドイツ語上演／字幕付】<br />
【作曲／台本】リヒャルト･ワーグナー<br />
【指　揮】ダン・エッティンガー<br />
<br />
＜初演スタッフ＞<br />
　【演　出】キース・ウォーナー<br />
　【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング<br />
　【照　明】ヴォルフガング・ゲッベル<br />
　【振　付】クレア・グラスキン<br />
<br />
<キャスト><br />
<br />
【ジークフリート】クリスティアン・フランツ<br />
<span style="color:#CB0000;">【ミーメ】ヴォルフガング・シュミット</span><br />
【さすらい人】ユッカ・ラジライネン<br />
【アルベリヒ】ユルゲン・リン<br />
【ファフナー】妻屋秀和<br />
【エルダ】シモーネ・シュレーダー<br />
<span style="color:#CB0000;">【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン</span><br />
【森の小鳥】安井陽子<br />
<br />
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>シンシナティ・オペラ 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 チケット発売開始。そして私は追っかけ断念。</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-22" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=18084827" title="シンシナティ・オペラ 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 チケット発売開始。そして私は追っかけ断念。" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-02-22 23:05:36+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.18084827</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-22">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_cincinati20maister.jpg" width="500" height="214" border="0" align="" alt="cincinati maister.jpg" /></div><br />
　いよいよですね。<a href="http://www.cincinnatiopera.org/meistersinger" target="_blank">シンシナティ・オペラの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》</a>、本日よりチケット発売開始です。<br />
<br />
　このＩＴ時代に、販売受付は電話のみ。<br />
　公演は6/23と6/26の二回しかありませんし、<a href="http://blog.livedoor.jp/operaandfood/archives/55328406.html" target="_blank">蘭丸さん</a>も以前おっしゃっていましたが、それこそ米国中のワーグナーファンが殺到するかも。チケットはすぐに完売でしょうか。<br />
<br />
　年齢から考えると、<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>がベックメッサーを歌う最後の舞台かもしれないのです。<br />
　熱烈ファンとして何とか駆けつけて見届けたいと願っていたのですが、仕事の事情があり、６月に休暇をとることはほぼ不可能な状況になってしまいました。<br />
<br />
　それを知ったのはチケット手配の準備を始めた直後、つい最近のことでした。もう寝込んでしまいたいくらいショックなのですが…こちらも生活がありますし、仕方がありません。仕事あっての追っかけ道楽ですものね。<br />
<br />
　きっとカミサマが「今回は日本でアレンを応援しなさい」と言っているのだと思って諦めます。ＩＴ時代ですし、どこかで音源や動画を手に入れるチャンスがあるかもしれません。<br />
<br />
　皆さん、これからも通報ヨロシク。私も頑張って、できる限りネットに張り付くつもりです。<br />
<br />
　<span style="color:#009800;">↓コチラはメトロポリタン歌劇場での《マイスタージンガー》、アレンのベックメッサーです。</span><br />
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_allen20met20beckmesser.jpg" width="400" height="224" border="0" align="" alt="allen met beckmesser.jpg" /></div> 　<span style="color:#009800;">かーなーり、おマヌケな役ドコロですが、こうして見ると素敵でショ♪<span style="font-size:x-small;">（ああ久しぶりに披露したシタクチビル画像ｗ）</span><br>
　シンシナティではどんな演技で笑わせてくれるんでしょうか。多分あまり変わり映えはしないでしょうけど（爆）、そこはかとなく知性的な雰囲気を醸しだしながら、目一杯おバカなドタバタを繰り広げてくれるのではないかと思います。</span><br />
<br />
　それから、やはり気になる<span style="color:#993399"><strong>ジェームズ・レヴァイン</strong></span>の健康状態。一応名前は出ていますが、また《ばら》の時のように土壇場で別の指揮者が現れた…なんてことがないように祈ります。<br />
<br />
---------------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-07-26" target="_blank">2010年 アレンのベックメッサーが観られる!!＠シンシナティ ……って、ドコなのさ!?</a>　<br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-07-29" target="_blank">バイロイト《マイスタージンガー》完聴！ -- ミヒャエル・フォレのベックメッサー</a><br />
◇<a href="http://benjoshua.blog64.fc2.com/blog-entry-105.html" target="_blank">アレンのベックメッサー＠『ニュルンベルクのマイスタージンガー』</a><br />
<a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>ダラス・オペラで《コジ・ファン・トゥッテ》</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-21" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=18062400" title="ダラス・オペラで《コジ・ファン・トゥッテ》" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-02-21 23:34:45+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.18062400</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-21">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/dallas20cosi1.png" width="320" height="179" border="0" align="right" alt="dallas cosi1.png" />　いつまでも「ばら」「ばら」と騒いでいないで、じーちゃんの次のお仕事についても記録しなくちゃ。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>（Sir Thomas Allen）、2010年上半期はアメリカでご活躍のご様子です。<br />
<br />
　ＮＹのメトロポリタン歌劇場に続いて、２月は<a href="http://www.dallasopera.org/" target="_blank">ダラス・オペラ</a>に登場。<br />
　演目はお馴染みの《コジ・ファン・トゥッテ》、ドン・アルフォンソ役です。<br />
<br />
　ちなみに、アレンはダラス・オペラの出演は初めて。<br />
　公演の様子がＷＦＡＡ-ＴＶのエンタテイメント・ニュースで報道されました。（⇒<a href="http://www.wfaa.com/news/entertainment/Cogill-reviews-Cosi-Fan-Tutte-84430122.html" target="_blank">こちらで映像が見られます</a>）<br />
<br />
　“英国人のバリトンにして素晴らしい俳優であるサー・トーマス・アレンを主演に迎え・・・” と、ナカナカ大物っぽく扱われておりますぞ（笑）<br />
<br />
　日程は、2/12, 2/14, 2/18, 2/20, 2/26, 2/28 の６日。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_dallas20cosi2-af512.png" width="350" height="195" border="0" align="left" alt="dallas cosi2.png" />　舞台写真でお分かりいただけると思いますが、ダラスの演出も時代読み替え。<br />
　１８世紀のナポリから、第一次世界大戦時代のモンテ・カルロに移したのだそうです。<br />
<br />
　ドン・アルフォンソの役ドコロも哲学者ではなく、カジノの元締めなんですって。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　うーん、でもこのアレンちゃんは…元締めというよりは……<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_E3839DE382A2E383AD.jpg" width="112" height="150" border="0" align="right" alt="ポアロ.jpg" />　<span style="color:#CB0032;"><span style="font-size:large;">エルキュール・ポアロ</span></span><br />
<br />
<br />
<br />
　って感じよね!?<br />
<br />
　<br />
<br />
　（ヒゲがね……）<br />
<br />
<br />
<br />
　ダラスでの出演者は以下の通りです。<br />
<br />
Conductor: Music Director Graeme Jenkins<br />
Fiordiligi:Elza van den Heever*<br />
Dorabella:Jennifer Holloway<br />
Despina:Nuccia Focile<br />
Ferrando:Brian Anderson<br />
Guglielmo:Michael Todd Simpson <br />
<span style="color:#FF0000;">Don Alfonso:Thomas Allen</span><br />
<br />
<span style="color:#0065FF;">* I've got this information from this site : <strong>Sir Thomas Allen - Britain's Favourite Baritone</strong>（⇒<a href="http://community.livejournal.com/sirthomasallen/4454.html" target="_blank">Click!</a>） , thank you!</span><a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>《ばらの騎士》＠ＭＥＴライブビューイング</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-11" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=17851268" title="《ばらの騎士》＠ＭＥＴライブビューイング" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-02-12 01:22:49+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.17851268</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-11">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_met20der20rosenkavalier4.jpg" width="450" height="336" border="0" align="" alt="met der rosenkavalier4.jpg" /></div>　1/30 と 2/3 に行ってきました!!<br />
　Metライブビューイング《ばらの騎士》です。<br />
<br />
　音楽じたいは1/10に<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-14" target="_blank">ラジオの生放送</a>で鑑賞済。<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>（Thomas Allen）の健在ぶりとMetでの人気も確認済（笑）でしたので、直前まではけっこう冷静だったのですが。<br />
<br />
　いざこうやって大画面で鑑賞・・・となると、テンション上がりまくり、気合い入りまくり。東劇の座席に着いた瞬間からどうもソワソワ落ち着かず、１幕は出ないってわかっているのに、妙にドキドキしてしまいました。<br />
<br />
　そして２幕、ファニナル登場～～!!!の瞬間は、ラジオで確認したとおり、客席からドッと拍手がっ。<br />
<br />
　<span style="color:#FF0098;"><strong>愛されてるわね～ぇ、アレンちゃんっ｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡</strong></span><br />
<br />
　映画館の不自然なまでの大音響のおかげで、ラジオの音声なんかよりもずっと、アレンの声も透明感と張りが増して聴こえましたし、白粉を塗りたくってホクロまで付けた胡散臭いおカオのドアップにメロメロです（笑）<br />
　アレンはやっぱり、こういう時代劇のカツラが似合うわっ。<br />
　<br />
　声の調子も（最近にしては）けっこう良かったほうだと思うし、演技は相変わらずのオーバーアクションとお茶目な上目遣いを駆使していまして、こんなに小さな役でもアレンはアレンだわ～と大満足です。<br />
<br />
　映像や画像をお見せできないのが残念ですが、皆さんとこの感動を共有したく、またもや1/9の音源からオイシイところをYouTubeに上げてみました。<br />
<br />
　２幕の後半。<br />
結婚を嫌がる娘を「修道院に送るぞーーー!!」と叱りつけ、オックス男爵に「何でもしますからぁ～!!　破談にしないでくだせーましっ!!」とペコペコ愛想をふりまく、ファニナル最大の（笑）見せ場です。<br />
<div style="text-align:center;"><object width="400" height="288"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/uRvjzOruh4w&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/uRvjzOruh4w&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="288"></embed></object></div><br />
<br />
　まさかこの部分をアレンの声で聴くなんて、ファンになったばかりの頃は考えもしませんでした（笑）<br />
　ご贔屓さんのレパートリーが増えるって、本当に幸せなことですねぇ。<br />
<a name="more"></a>-----------------------------<br />
　さて、いつまでもアレンアレンと騒いでいないで、全体の感想も書かなくては。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/met20rosen20E382AAE382AFE382BFE383B4E382A3E382A2E383B3.jpg" width="215" height="288" border="0" align="right" alt="met rosen オクタヴィアン.jpg" />　今回の《ばらの騎士》、個人的なＭＶＰは<span style="color:#993399"><strong>スーザン・グレアム</strong></span>のオクタヴィアンでした。<br />
<br />
「下馬評では散々なことを言ってたのに…」<br />
　と、お仲間straycatさんにも笑われたんですが、本当にそうですね。<br />
　写真で見るのと、実際に声を聴いて、舞台上での演技を観るのとでは、評価が全然違います（笑）<br />
<br />
　やっぱり写真だと、「ええ～っ、こんなオバさんが１７歳の美少年？」なんて、失礼ながら引いちゃうんです。最近は（比較的）若くて容姿端麗なオクタヴィアンがゴロゴロいますから、目がそっちに慣れちゃうと、グレアムはかなり分が悪いです。<br />
<br />
　そんなに美人さんってわけでもないし。腰まわりにどっしりお肉がついて、普通にオバちゃん体型だし。<br />
<br />
　けれども、これはラジオで聴いた時から「おっ!?」と思っていたんですが、グレアムの声はまさに私の理想のオクタヴィアン。響きが豊かで、艶とコクのある、これぞズボン役という声なんです。<br />
<br />
　「ばら」の映像や録音なんて、そんなに多くの種類を聴いたわけではありませんが、実は「これぞ理想の元帥夫人」「これぞ理想のゾフィー」というものはあっても、「理想のオクタヴィアン」と思えた音源には一度も出会ったことはありませんでした。<br />
　容姿がどんなに素敵でも、声が全然「らしく」ないんです。あくまでも私の個人的な趣味で、ですが。<br />
<br />
　大抵のオクタヴィアンの声って、「メゾ」ってだけで、全然少年っぽくないんです。「女性の声」なんですよね。当たり前なんですが、やっぱり違和感があるんです。女性の声で、男性のセリフを歌われるとね。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_MetRosenFlemGrahamBedHandKissA.jpg" width="350" height="226" border="0" align="left" alt="MetRosenFlemGrahamBedHandKissA.jpg" />　ケルビーノくらいならいいんでしょうけど。<br />
<br />
　オクタヴィアンはケルビーノよりかなり性的に成熟していて、言動はいっちょまえの男性です。<br />
　めちゃくちゃ青臭いですけどね（笑）<br />
<br />
　ですから、いかにも女性っぽいか細いメゾが、２幕でオックス男爵とやりあうシーンを歌っても、普通の女性の金切り声にしか聞こえず、私的にはテンションが一気に下がってしまう。<br />
<br />
　でもまぁ、こんなもんだと思っていました。<br />
　私の「ばら」初体験の<span style="color:#993399"><strong>ファスベンダー</strong></span>の声は、それでもまだ、男の子に聞こえなくもないという印象でしたが。<br />
<br />
　今回のグレアムの歌唱は、私のこれまでのジレンマを一瞬にして晴らしてくれたような気がします。<br />
　芯のしっかり通ったブレのない声音、豊かな声量、力強さのおかげでしょう。<br />
<br />
　１幕で元帥夫人から「坊や」と呼ばれていた少年が、２幕でゾフィーと恋に落ちて、一人前の男性としての騎士道精神に目覚めていく。<br />
　その過程にとても説得力を感じました。<br />
<br />
　単なる「宝塚的な」男装ごっこではなく、「青年」を演じられる声なのです。<br />
　「なんだかだんだん男の子に見えてきちゃうよねー」と、同行した友人と休憩中に話していました。<br />
<br />
　私にとっての、「ばら」鑑賞史上最も理想的なオクタヴィアン。半休をとってまでライブビューイングに２回も足を運んだのは、アレンのファニナルだからというよりも、実はグレアムのオクタヴィアンをもういちど大音量で聴きたかったから。それくらい気に入ってしまいました。<br />
<br />
　さんざんケチつけちゃってごめんなさいね、スーザン。<br />
　<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-11-29#more" target="_blank">今ならアナタの<span style="font-size:large;"><strong>サイン入り自転車</strong></span>、貰えたら「嬉しい」と思えるわっ!!</a><br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_fleming_c6b22113403_288545t.jpg" width="243" height="350" border="0" align="right" alt="fleming_c6b22113403_288545t.jpg" />　<span style="color:#993399"><strong>ルネ・フレミング</strong></span>の元帥夫人は、<a href="http://valencienne.tea-nifty.com/brot/2010/02/met-1518.html" target="_blank">ヴァランシエンヌさん</a>をはじめ多くの皆さんが仰っているように、"威厳"という点ではちょっと足りなかったかも。とはいえ、町娘みたいになっちゃっていたわけではなかったですし、あれはあれでよろしいのではと思います。<br />
<br />
　フレミングの持ち味は、良い意味での「女臭さ」でしょうね。<br />
<br />
　元帥夫人の身の引き方は大変アッパレなもので、並の女性には真似のできるものではありません。これまで数多くの恋人と遊んできたんでしょうに（初めてこのオペラを観た時には、私は眉をひそめてしまいましたよ。純情な小娘でしたのでね）、いきなりこんな崇高な愛と誇りを持つ、哲学的で崇高な女性に成長してしまうわけで、「女性としてのデキが違う」と言いますか…。<br />
<br />
　フレミングの元帥夫人は、その「崇高さ」があまり感じられないんです。<br />
　「老いが怖い」「醜くなるのが怖い」「捨てられるのが怖い」<br />
　そういう“並みの女性”の悩みでストップしていて、その次の段階へ解脱しきれていない感じ。その過程でもがいている感じ。まだまだ悟りの途中なんです。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_met20rosen20act3.jpg" width="350" height="232" border="0" align="left" alt="met rosen act3.jpg" />　しかし、そこがとてもよかった。<br />
　観ている私は“並みの女性”にほかならないので、解脱されてしまうとその崇高さが鼻につくだけでちっとも感情移入できません。<br />
<br />
　フレミングの悩みもがく姿、痛みの歌唱は、ストレートに心に響いてきました。<br />
　「ばら」を観てじいぃ～んとなり、目頭が重く熱くなったのは、今回が本当に初めてのことです。<br />
　もちろん、私ももうハタチそこそこの小娘じゃないから、という理由も大きいとは思います。若い頃は元帥夫人というキャラクターは全く好きになれなかったのですが、フレミングの歌唱は実に身につまされました。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_met20rosen20E382AAE38383E382AFE382B9E381A8E58583E5B8A5E5A4ABE4BABA.jpg" width="250" height="250" border="0" align="right" alt="met rosen オックスと元帥夫人.jpg" />　<span style="color:#993399"><strong>クリスティン・ジグムンドソン</strong></span>は、歌唱はところどころ荒削りでしたが、生き生きとしたオックス男爵で良かったと思います。<br />
<br />
　ちょっと下品過ぎかな？とも思いますが、貴族らしさも無いわけでもないし。オックスがおとなしいとこのオペラは一気に辛気臭くなって、長いだけでちっとも面白くなくなっちゃいますから、これくらいやってくれたほうがいいでしょう。<br />
<br />
　せっかくアレンがジタバタ演技をしているのに、ジグムンドソンが巨体と大声で出張ってくると、アレンなんてすぐに霞んじゃうんですもん（笑）<br />
　いやー、アレンも長身なほうですが（185センチざます）、ジグムンドソンと一緒にいると本当に小さく見えましたし。<br />
<br />
　1/30に同行してくれた私の友人曰く、「涙あり、笑いあり」。<br />
　そんな彼女の感想を聞いて、「そうか、《ばらの騎士》って、ドタバタ喜劇の要素もあったんだ」と初めて悟ったくらいで、それくらい存在感のある、しかも愛嬌たっぷりなオックス男爵でした。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>エド・ド・ワール</strong></span>の指揮は、大音量で聴いてもやっぱり盛り上げ足りなかった感が残りました。<br />
　聴いていてイライラするほどではありませんが、淡白で、実直で、ドライブ感がちょっと不足。<br />
　せっかくリヒャルト・シュトラウスなんだから、もっとわざとらしい癖を出してもいいのに、と思いました。<br />
<br />
--------------------------------------------------<br />
DER ROSENKAVALIER <br />
R. Strauss-Von Hofmannsthal<br />
<br />
<span style="color:#FF0000;">Octavian.....................Susan Graham</span><br />
Princess von Werdenberg......Renée Fleming<br />
Baron Ochs...................Kristinn Sigmundsson<br />
Sophie.......................Christine Schäfer<br />
<strong><span style="color:#FF0000;">Faninal......................Thomas Allen</span></strong><br />
Annina.......................Wendy White<br />
Valzacchi....................Rodell Rosel<br />
Italian Singer...............Eric Cutler<br />
Marianne.....................Erica Strauss<br />
Mahomet......................Nicholas Crawford<br />
Princess' Major-domo.........Bernard Fitch<br />
Orphan.......................Belinda Oswald<br />
Orphan.......................Lee Hamilton<br />
Orphan.......................Patricia Steiner<br />
Milliner.....................Charlotte Philley<br />
Animal Vendor................Kurt Phinney<br />
Hairdresser..................Sam Meredith<br />
Notary.......................James Courtney<br />
Leopold......................Stephen Paynter<br />
Lackey.......................Daniel Clark Smith<br />
Lackey.......................Kenneth Floyd<br />
Lackey.......................Marty Singleton<br />
Lackey.......................Robert Maher<br />
Faninal's Major-domo.........Ronald Naldi<br />
Innkeeper....................Tony Stevenson<br />
Police Commissioner..........Jeremy Galyon<br />
Widow........................Ellen Lang<br />
<br />
Conductor....................Edo de Waart<br />
<br />
Production...................Nathaniel Merrill<br />
Designer.....................Robert O'Hearn<br />
Stage Director...............Robin Guarino<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=17134802" title="聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-01-10 20:24:30+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.17134802</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_b00pky57_512_288.jpg" width="350" height="196" border="0" align="right" alt="b00pky57_512_288.jpg" />　2010年初の<strong>オペラ活動</strong>（略して<strong>オペ活</strong>）は、明け方の暗い室内で何時間もＰＣの前に座り込むという、なんともオタクなものでした。<br />
<br />
　久しぶりのネットラジオ生放送の生録音ということで、年明けから気合いを入れて準備をしました。その甲斐あって、しっかり目的を果たせました。<br />
　ＮＹのメトロポリタン歌劇場（Met）、《ばらの騎士》（Der Rosenkavalier）。2010年1月9日の公演です。<br />
　今年のオペ活、幸先の良い滑り出しとなりました。<br />
<br />
　“じーちゃん”こと<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>（Sir Thomas Allen）のファニナルも好調です。<br />
<br />
　<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" target="_blank">12月のロイヤルオペラハウス（ＲＯＨ）での批評</a>にもあった通り、２幕の出だしの<span style="color:#FF3200;">"Ein ernster Tag, ein grosser Tag! Ein Ehrentag, ein heilger Tag! "</span>の部分、ばっちりキメてくれましたとも。<br />
<br />
　アレンが登場した瞬間、客席からドッと拍手がわいたのも、聴いていて嬉しかったところです。<br />
<br />
　サーの健在ぶりをアピールするために、速報的に音源をYouTubeにアップしました。<br />
　２幕冒頭。娘が貴族と婚約する、その証の銀のばらを渡す「ばらの騎士」を屋敷に迎えることになり、成金父ちゃんファニナルが大喜びをしているシーンです。<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><object width="400" height="228"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/QXkPEUYmN8Y&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/QXkPEUYmN8Y&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="228"></embed></object></div><br />
　傍にいたはずの<span style="color:#993399"><strong>クリスティーネ・シェーファー</strong></span>（Christine Schäfer）とか、ものの見事にスルーしてます（笑）<br />
　普通のオペラファンの皆さん、ごめんなさい。<br />
<br />
　<span style="color:#993399"><strong>ルネ・フレミング</strong></span>（Renée Fleming ）はちょっと声が痩せたかなぁ？という感じでしたが、ちゃんと聴かせてくれましたし、容貌のことでやいのやいの言われている<span style="color:#993399"><strong>スーザン・グレアム</strong></span>（Susan Graham）も、耳だけで聴く限りではとても良かったんですよ。というか、私はこういう声のオクタヴィアン、好きなんです。<br />
<br />
　↓こちらは２幕中盤。<span style="color:#993399"><strong>クリスティン・ジグムンドソン</strong></span>（Kristinn Sigmundsson）扮するオックス男爵が登場し、ゾフィーにさんざんセクハラを働くシーン。<br />
　ゾフィーに一目惚れをしたオクタヴィアンは怒りますが、ゾフィーの父ちゃんは「貴族様がわしの娘を気に入ってくれた!!」と（またしても）大喜び。ええ、ダメ父ちゃんの役なんですよ。<br />
<br />
<div style="text-align:center;"><object width="400" height="228"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/mc4PT2x6cvE&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/mc4PT2x6cvE&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="228"></embed></object></div><br />
　<span style="font-size:x-small;">（オックスとゾフィーの写真は09年10月のものなので、ビデオのゾフィー役はシェーファーではなく、<span style="color:#993399"><strong>ミア・パーション</strong></span>になっています）</span><br />
<br />
　今回、アレンのために２幕冒頭を編集していて動画づくりのオモシロさに目覚めましたので、暇ができたら他の部分もアップするかもしれません（もちろんファニナル父さん中心です。だってファンブログですからね。その辺はご了承ください）。<br />
<br />
　そうそう、BBC Radio 3で聴いていたので、ちゃんとアレン情報もゲットしまして。ＲＯＨの12月の舞台の様子も後日放送するんですって。<br />
　Metのと聴き比べなければなりませんから、またPCにかじりついて録音します。<br />
　いや、その頃までには、ストリームキャプチャのスキルを身につけられれば、いちばん良いんですけどね・・（←ITに弱いもので）。<br />
<br />
<a name="more"></a>-------------------------------<br />
　「本当に振れるの？」と心配していた<span style="color:#993399"><strong>ジェイムズ・レヴァイン</strong></span>ですが、やっぱりダメだったようです。<br />
　指揮は<span style="color:#993399"><strong>エド・ド・ワール</strong></span>（Edo de Waart）に変わっていました。<br />
<br />
　レヴァインが振る《ばら》を聴いたことがないので比べようがないのですが、ずいぶん実直な、楽譜どおりの音づくりをする人だなぁという印象です。<br />
　あんまり甘さやロマンスを感じません。<br />
<br />
　私には盛り上げ足りないように聴こえたのですが、《ばら》好き、シュトラウス聴き専門家の皆さんはどのようにお感じになるのでしょうか。<br />
　今回の放送をお聴きになっていなければ（まぁ殆どの方はそうでしょう）、ぜひ<a href="http://www.shochiku.co.jp/met/program/0910/" target="_blank">ライブビューイング</a>に足を運んでいただき、感想を聞かせていただければと思います。<br />
<span style="font-size:x-small;">（私が全曲をYouTubeに上げればいいんでしょうけど、時間とスキル的にちょっとムリ;;;）</span><br />
<br />
　ちなみに、私の《ばらの騎士》初体験は、学部生時代に音楽の授業で鑑賞させられた<span style="color:#993399"><strong>Ｃ・クライバー</strong></span>の映像でした。<br />
　元帥夫人が<span style="color:#993399"><strong>グィネス・ジョーンズ</strong></span>、<span style="color:#993399"><strong>ブリギッテ・ファスベンダー</strong></span>のオクタヴィアン、<span style="color:#993399"><strong></strong></span>、<span style="color:#993399"><strong>ルチア・ポップ</strong></span>がゾフィーというアレです。<br />
<br />
　はっきりとそれと意識してシュトラウス・オペラを聴いたのは、それがお初。それは度肝を抜かれまして、ビデオ屋さんを必死で回って<strong>ＶＨＳにダビングした</strong>思い出があります。そう、オペラ映像を所持したのもこの時がデビューだったのです。<br />
<br />
　あれから何回かいろんなヴァージョンの《ばら》を観ましたが（と言っても、そんなに沢山は観ていませんが）、あの時の衝撃と感激を超える体験はまだありません。<br />
<br />
　とはいえ、今朝のように<span style="color:#CB0000;"><span style="font-size:large;">ファニナルのヴォーカル・ラインを必死で耳で追った</span></span>のも、これまでのオペラ活動ではお初です。<br />
　そんなレア経験をする時が来ようとは思いもしませんでした（笑）　アレンのお陰ですね。<br />
<br />
　ライブビューイング、とりあえず１回分のチケットは確保しているんですが、会社を休んでもう１回くらい行っておこうかな・・（笑）<br />
<br />
-------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-14" target="_blank">《追記・再掲》ラジオ放送されます-- 《ばらの騎士》＠Met 2010/1/9</a><br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" target="_blank">５０役 記録達成!! -- アレンのファニナル in 《ばらの騎士》＠ＲＯＨ</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">ROH《ばらの騎士》でのトーマス・アレンの批評（抜粋）あり。</span><br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>《追記・再掲》ラジオ放送されます-- 《ばらの騎士》＠Met 2010/1/9</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-14" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16512120" title="《追記・再掲》ラジオ放送されます-- 《ばらの騎士》＠Met 2010/1/9" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2010-01-02 20:38:01+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16512120</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-14">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_met20rosen1.jpg" width="470" height="268" border="0" align="" alt="met rosen1.jpg" /></div>　2010年、お初の記事は、<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>が出演する<a href="http://www.metoperafamily.org/metopera/season/production.aspx?id=10393" target="_blank">NYメトロポリタン歌劇場（Met）の《ばらの騎士》</a>。<br />
<br />
　日程は1/6（水）、1/9（土）、1/15（金）。そのうち、ラジオ放送されるのは1/9の公演です。日程が迫ってきましたので、再度記事を上げておきます。<br />
<br />
　ラジオ放送だけでなく、1/9の舞台の様子は<a href="http://www.metoperafamily.org//metopera/broadcast/hd_events_current.aspx" target="_blank">ライブinＨＤ</a>（METライブビューイング）で欧米諸国で生中継されます。日本では、1/30（土）～2/5（金）まで松竹系の劇場で上映されます。（⇒<a href="http://www.shochiku.co.jp/met/schedule/theater.html" target="_blank">劇場一覧</a>）<br />
<br />
　アレンはファニナル役を歌います。<br />
　小さな脇役ですが、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" target="_blank">昨年12月ロイヤルオペラハウスで同役を歌い</a>、なかなか好評を博しました。<br />
　曰く、<strong>「ファニナルはベックメッサーの短いヴァージョン」</strong>との事ですから、Metでも張り切って演じてくれることでしょう。<br />
<br />
　アレンじーちゃんに興味はなくとも、豪華なMetの舞台、そして<span style="color:#993399"><strong>ルネ・フレミング</strong></span>の元帥夫人と、目玉要素はいろいろ揃っていますので、是非ご覧くださいませ。<br />
<br />
--------------------------------------------<br />
<span style="font-size:x-small;">（以下、2009/12/14記）</span><br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_nwrosen.jpg" width="350" height="200" border="0" align="right" alt="nwrosen.jpg" />　ロンドンのほうの放送がないものか探していたのですが、NYメトロポリタン歌劇場での放送予定を見つけました。（<a href="http://blog.livedoor.jp/sakag510/archives/51620181.html" target="_blank">オペラキャストさん</a>より）<br />
<br />
　2010年1月9日の公演の生放送。<br />
　スイスの<a href="http://www.rsr.ch/espace-2" target="_blank">RSR-Espace 2</a>という放送局だそうです。（日本時間、2010/1/10 am3:00）<br />
<br />
　<strong><span style="color:#FF0032;">※2010,1/2追記。<a href="http://www.bbc.co.uk/programmes/b00pky57" target="_blank">BBC Radio3</a>でも放送されます。同じく、日本時間の1/10 am3:00より。</span></strong><br />
<br />
　こちらは<a href="http://www.shochiku.co.jp/met/program/0910/" target="_blank">ライブビューイング</a>の大画面でも観られますが、日本では生中継されませんので、<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>のファニナルをいちはやく聴くには上記のラジオ放送は外せませんよね。また苦手な徹夜をしなければなりませんけど、頑張ります。<br />
<br />
　キャストは以下の通りです。<br />
---------------------------------------------------------------<br />
指揮：<del>ジェイムズ・レヴァイン</del><span style="color:#006565;">（←エド・ド・ワールに変更）</span><br />
演出：ナサニエル・メリル<br />
<br />
元帥夫人：ルネ・フレミング<br />
オクタヴィアン：スーザン・グラハム<br />
ゾフィー：クリスティーネ・シェーファー<br />
オックス男爵：クリスティン・ジグムンドソン<br />
ファニナル：<span style="color:#CB0000;">トーマス・アレン</span><br />
---------------------------------------------------------------<br />
<br />
　Metのほうの公演情報はまだニュース記事にしていないのに・・・（＾＾； <span style="font-size:x-small;">←私の対応が遅すぎる。</span><a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>５０役 記録達成!! -- アレンのファニナル in 《ばらの騎士》＠ＲＯＨ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16810221" title="５０役 記録達成!! -- アレンのファニナル in 《ばらの騎士》＠ＲＯＨ" />
  <modified>2012-02-22T18:30:03Z</modified> 
  <issued>2009-12-27 11:47:30+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16810221</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/bara20allen20roh.jpg" width="485" height="310" border="0" align="" alt="bara allen roh.jpg" /></div>　ロイヤルオペラの《ばらの騎士》は12/22に全公演を終了。<br />
　<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>はゾフィーの父ちゃんファニナル役を歌いました。<br />
<br />
　<strong><span style="color:#CB0000;">なんと今回のファニナルで、ロイヤルオペラハウス（ROH）で歌ったのは50役めになるそうです!!</span></strong><br />
<br />
　アレンのROHデビューは1971年。それから約38年の間に50役ですから、単純に計算しても年間に1～2つは新しい役に挑戦していたという感覚でしょうか。もちろんロールデビューは他の劇場で…ってこともあったでしょうし、ROH以外でしか歌ったことのない役もあると思います。<br />
<br />
　50役すべてがレパートリーってことはさすがに無いと思いますが、大きな役から小さな役まで、手広く歌ってきたんでしょうね。<br />
<br />
　バリトン歌手のレパートリーの平均数はわかりませんけど、これってスゴイ記録だと思います。<br />
<br />
　日本で言うなら、年末の紅白歌合戦最多出場…みたいな？<br />
　<strong>アレンって英国の北島サブちゃん？</strong><span style="font-size:x-small;">（←サブちゃんの紅白出場は、今年で46回めです）</span><br />
<br />
　何はともあれ、<span style="font-size:large;"><span style="color:#CB3232;">おめでとう、アレンちゃん!! ヽ(´ー｀)ノ</span></span><br />
<br />
　プロ・デビュー４０周年というおめでたい年に、もう一つ大きな記録を達成して、ファンとしても嬉しいです。<br />
<br />
　さて、記念すべき50役め、ファニナルを歌う直前の12/5のアレンのインタビューをみつけましたので、その一部をご紹介します。↓↓↓<br />
<br />
<a name="more"></a>---------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/allenfaninal.jpg" width="385" height="185" border="0" align="" alt="allenfaninal.jpg" /><br />
<br />
<br />
………。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
………インタビュー中のオレ様ですが、何か？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　写真とインタビューの出典はこちら⇒<a href="http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/stage/opera/article6942483.ece" target="_blank">"Thomas Allen's long journey to stardom"</a>。<br />
　この長いインタビューの中で、アレンが「声（歌唱）」について語っている部分に特に心が打たれました。以下に“オレ様語訳”で紹介します。<br />
<br />
<blockquote><p>　ヴァイオリンを弾くのとはわけが違うね。<br />
　誰だって歌は歌えるさ。プロレベルにまで歌えるようになって、そこからはメンタルな鍛錬。声という楽器を体内に宿し、留め置かなくちゃいかんのよ。<br />
「神よ、我が声はいずこに？」<br />
　こういう些細な不安を抱えて年々生きるってことだな。<br />
　年を追う毎に、朝起きたらもう歌える、なんて状態を維持するのは難しくなってくるし。<br />
　厳しい訓練だよ。終わりなんてないね。成功ってのは、それができるか否かにかかってンのよ。</p></blockquote><br />
　アレンももう６５歳で、出来／不出来の振れ幅にはそれはもう大きな開きがあります。聴いているファンもハラハラドキドキですけど、いちばん大変なのは歌っているご本人ですもんね。<br />
<br />
　こんな壮絶な生活を４０年以上も続けておられるわけですが、そんなアレンを支えているのが愛妻ジャーニーンさんなのです。アレンは妻が「もうお辞めなさい」と言うまでは頑張って歌い続けるんですって。泣かせるじゃありませんか。<br />
<br />
　というわけで、ジャーニーンさんにはまだまだトムに駄目出しをせず、世界中のファンにその歌声を聞かせてくださるよう、切にお願いする次第であります!!(`･ω･´) ｼｬｷｰﾝ <span style="font-size:x-small;">（←ファンって勝手だなぁ・・）</span><br />
<br />
　記念すべき50役めを果たしたROH《ばらの騎士》、レビューのリンクもいくつか貼っておきます。<br />
　なにしろファニナルですので、アレンの扱いは小さいですが、好意的な言葉が多いようです。<br />
--------------------<br />
<strong><a href="http://www.musicomh.com/opera/roh-rosenkavalier-09_1209.htm" target="_blank">music OMH</a></strong><br />
　<em>finely sung father – has any other singer ever made quite so much of his first phrase?</em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>（アレンは）父役を好演した。歌い出しのフレーズをここまで成功させた歌手が他にいただろうか。</em></span><br />
<br />
<br />
<strong><a href="http://www.operatoday.com/content/2009/12/der_rosenkavali.php" target="_blank">Opera Today</a></strong><br />
　<em>It was good, too, to hear two other Grandees of British opera, Thomas Allen and Graham Clark, as Faninal and Valzacchi.</em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>トーマス・アレンのファニナル、グレアム・クラークのヴァルツァッキ。英国オペラ界の重鎮2人を聴けたことも良かった。</em></span><br />
<br />
<strong><a href="http://www.musicalcriticism.com/opera/roh-rosenkavalier-1209.shtml" target="_blank">MusicalCriticism.com</a></strong><br />
　<em>Thomas Allen is expert in bringing a nouveau riche desperation to Faninal (his fiftieth Royal Opera role) that matches the cruel poor-taste of his costume.</em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>ファニナルのトーマス・アレン（ロイヤルオペラでの50役め）は、新興成金の死に物狂いな様子を実に巧みに演じていた。趣味の悪い衣装も似合っているし。</em></span><br />
<br />
<strong> <a href="http://www.classicalsource.com/db_control/db_concert_review.php?id=7738" target="_blank">www.classicalsource.com</a></strong><br />
　<em>Sir Thomas Allen played Herr von Flaninal (his fiftieth role with The Royal Opera), bringing a humorous take on Flaninal's scrambling around when trying to impress Ochs, </em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>サー・トーマス・アレンはオックスの気を惹こうと大騒ぎするファニナルをユーモラスに演じた（ロイヤルオペラではこれで50役め）。</em></span><br />
<br />
<strong><a href="http://www.thestage.co.uk/reviews/review.php/26521/der-rosenkavalier" target="_blank">the stage reviews</a></strong><br />
　<em>Even Thomas Allen’s amiably camp Faninal misses the point.</em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>トーマス・アレンのファニナルも、（オックスへの）媚び方がわざとらしく、的外れだった。</em></span><br />
<br />
<strong><a href="http://www.guardian.co.uk/music/2009/dec/08/der-rosenkavalier-review" target="_blank">guardian.co.uk</a></strong><br />
　<em>But the special accolade belongs to Thomas Allen's Faninal, his 50th role at Covent Garden. The voice has to be husbanded now, but the opening phrases in act two are a magnificent reminder of its glories.</em><br />
　<span style="font-size:x-small;"><em>特別賞はトーマス・アレンのファニナルだ。これがコヴェント・ガーデンで演じた50番めの役になる。声は出なくなっているものの、２幕始めの歌い出しは全盛期を思わせるほどの素晴らしさだった。</em></span><br />
<br />
--------------------<br />
関連記事リンク<br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06" target="_blank">父ちゃん役です -- 《ばらの騎士》＠英国ロイヤルオペラ</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">今回（09年12月）の《ばらの騎士》上演、告知記事。</span><br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-03-12" target="_blank">じーちゃん、４０周年おめでとーヽ(´ー｀)ノ -- アレンのデビュー＠WNO</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">アレンのプロ・デビュー40周年について。ネタあり。</span><br />
<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>《カルメン》＠Royal Opera House 10/24</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16800929" title="《カルメン》＠Royal Opera House 10/24" />
  <modified>2012-02-22T18:30:04Z</modified> 
  <issued>2009-12-26 22:11:47+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16800929</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26">
<![CDATA[
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/carmenroh4.jpg" width="448" height="296" border="0" align="" alt="carmenroh4.jpg" /></div>　かなり時間が経ってしまいましたが、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-10-30" target="_blank">10月の追っかけ旅行</a>の際に鑑賞した《カルメン》について、思い出を記録しておきます。<br />
<br />
　10/24（土）。昼に<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07" target="_blank">アレンの《ジャンニ・スキッキ》</a>を観てから少しだけロンドン観光をした後、ロイヤルオペラハウス（ＲＯＨ）へとんぼ返り。この劇場へ行くのはこの日で通算９度目になりますが、１日に２回も通ったのはさすがに初めてのことでした。<br />
<br />
　実は、同じ日の同じ時間に、イングリッシュ・ナショナル・オペラ（ENO）でブリテンの《ねじの回転》を上演しており、どちらに行こうか直前まで悩みました。<br />
<br />
　結局ＲＯＨの《カルメン》を選んだのは、主要キャストが豪華だったから。<br />
<br />
　なにしろ<span style="color:#993399"><strong>エリナ・ガランチャ</strong></span>のカルメンに、<span style="color:#993399"><strong>ロベルト・アラーニャ</strong></span>のドン・ホセ。エスカミーリョは<span style="color:#993399"><strong>イルデブランド・ダルカンジェロ</strong></span>です。<br />
<br />
　本場イギリスで見るブリテン演目というのも、これが《ピーター・グライムズ》か《ビリー・バッド》であったのなら迷わず飛びついたと思いますが、せっかくの海外オペラ鑑賞ということでスター歌手を選んだ私。オタク心よりミーハー精神のほうが勝っていたということです。<br />
<br />
<a name="more"></a>-----------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_carmenroh.jpg" width="320" height="240" border="0" align="left" alt="carmenroh.jpg" />　この日の座席は、ストールズ・サークルの右側の、とっても舞台に近いところ。オーケストラ・ピットの真上のベンチシートです。<br />
<br />
　ステージの右側は完全に見切れますし、ライトが下がっていたりして視界はちょっとお邪魔なのですが、実はココ、お目当ての歌手にとっても近くて、表情の細部まで細かく観察することができます。声もオーケストラに被らずに、ダイレクトに耳に入ってきますので、迫力も満点。料金はたったの１４ポンド（現在のレートで、2,000円ちょい）!!<br />
<br />
　ROH《ラ・ボエーム》のように、クライマックスシーンが舞台右端でばかり繰り広げられるような演出では避けたい席ですが、今回の《カルメン》なら大丈夫、との、<a href="http://ameblo.jp/peraperaopera/entry-10373152330.html" target="_blank">ご一緒させていただいたロンドンの椿姫さん</a>の事前情報もありましたし、実際、お値段の数倍ものお得感のある体験ができたと思います。<br />
<br />
　我らが新国立劇場にも、４階のＺ席以外にもこういう席を用意してあれば、もっともっとオペラ愛好家の裾野が広がると思うんですけどねぇ…。<br />
<br />
　しかし、こんな豪華キャストをこんなお得な料金で楽しむ稀少なチャンスであったにもかかわらず、私は２幕の途中から居眠り…。ここぞというアリアでは頑張って目を開けていましたが、記憶は途切れ途切れです。<br />
<br />
　前日にロンドンに着いたばかりでしたから時差ボケもありましたし、昼間は<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-01-1" target="_blank">アレンのお腹に密着</a>して興奮しまくっていましたから、疲労のピークだったんでしょう。<br />
　ROHの《カルメン》は06年に新演出に差し替えられ、今をときめく変り種テノールの<span style="color:#993399"><strong>ヨナス・カウフマン</strong></span>がドン・ホセを歌ったこともあり、日本でも有名なプロダクションです。疲れていたとはいえ、居眠りだなんて勿体無いことをしたものです。<br />
<br />
　そんな中、覚えている限りの印象をまとめます。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/carmenroh1.jpg" width="250" height="250" border="0" align="right" alt="carmenroh1.jpg" />　まず、ガランチャのカルメンですが、歌はとっても巧い。声も良い。容姿については言わずもがな。しかし、彼女なりのカルメンというキャラクター性を確立させるにはまだまだ・・・という感じでした。<br />
<br />
　カルメンというのはもっと泥臭い、鬱陶しいくらいの女だと思うのですけど、ガランチャはどうも現代的な透明感がありすぎるんです。ヒロインとしての存在感は大したものですが、生真面目な男を破滅に引きずり込む魔力とでも言いますか、ファムファタル的な嫌ったらしさは感じられない。無臭なんですよね。カルメンって、もっと雌の臭いがすると思うんです。<br />
<br />
　歌はとても巧いので、聴いていてストレスは無いのですが、時差ボケでぼうっとしている私をドラマに無理矢理引きずり込むほどのフックが、いまいち弱かったです。<br />
<br />
　とはいえ、それはもう、美しいカルメンでした。これからも回数多く歌う役でしょうから、また何年か経って、ガランチャなりの嫌らしさを醸し出せるようになった時のカルメンをもう一度観てみたい。そして「おお～!!」と唸ってみたいと思います。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_carmenroh2.jpg" width="300" height="198" border="0" align="left" alt="carmenroh2.jpg" />　今回、「来てよかったなぁ～!!」と思えたのは、ロベルト・アラーニャの力が大きかったです。<br />
<br />
　アラーニャ、初めて生で聴いたのですが、スター歌手と呼ばれるからにはちゃんと根拠があるものだと、当たり前ですが、改めて納得させられました。<br />
<br />
　と言いつつ、実は『花の歌』では半分くらい眠っていたのですが（←コラーッ!!）、２幕のカルメンとの重唱とか３幕のエスカミーリョとの決闘とか、もちろんラストのカルメンを殺しちゃうシーンでの絶叫とか号泣とかはちゃんと押さえてあります。<br />
<br />
　これまであまりアラーニャという歌手を知ろうとしていなかった私なんぞが今更言うことでも無いのでしょうけど、ドン・ホセはまさにアラーニャの役だと思いました。いやもう、ほんと、凄かったです。<br />
<br />
　ダルカンジェロのエスカミーリョは、上記の２人に比べると存在感が薄かったように思います。<br />
　エスカミーリョという役には私はかなり口うるさいので、たぶん誰が歌っても100点満点は出せないんですが……。<br />
　まぁ、それを差し引いても、ダルカンジェロの歌唱は地味っぽいので、エスカミーリョには合っていないのかもしれません。フィガロのような役であれば、けっこう良かったので。<br />
<br />
　ドン・ホセを嫉妬に狂わせる一因として、エスカミーリョというキャラがあるわけですから、出番は少なくともそれなりの華と色気と存在感をアピールしなければならないんですよね。難しい役だと思います。<br />
<br />
　ミカエラは<span style="color:#993399"><strong>Liping Zhang</strong></span>。中国の方でしょうか。特に難はありませんでしたが、それほど心には残りませんでした。<br />
<br />
　脇役で最も光っていたのは、フラスキータ役の<span style="color:#993399"><strong>中村恵理</strong></span>で、ロンドンの椿姫さんをはじめ同行の方々と、「中村さんがミカエラを歌えばいいのに～」なんて、幕間でさんざん話したものでした。<br />
<br />
------------------------------------------<br />
関連記事リンク<br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-11-30" target="_blank">《カルメン》新国立劇場11/25（日）</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">07年の《カルメン》実演鑑賞レポ。エスカミーリョはＡ・ヴィノグラドフ。ネタあり。</span><br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2007-08-04" target="_blank">ジョナサン・ミラー演出《コジ・ファン・トゥッテ》／Royal Opera House</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">エリナ・ガランチャの生鑑賞レポ。07年7月の《コジ・ファン・トゥッテ》@ROH、ドラベッラ役。</span><br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-07-27" target="_blank">《フィガロの結婚》＠Royal Opera House ７/８（火）</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">イルデブランド・ダルカンジェロの生鑑賞レポ。08年7月《フィガロの結婚》@ROH、フィガロ役。</span><br />
◇<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18" target="_blank">【デレカント唱法】／歌唱用語　[オモシロ歌唱事典]</a><br />
　<span style="font-size:x-small;">往年のバリトン歌手、エルネスト・ブランクのエスカミーリョ試聴ファイルあり。</span><br />
<br />
------------------------------------------<br />
CARMEN<br />
Opera Comique in Four Acts<br />
<br />
Composer　： Georges Bizet<br />
Director 　：　Francesca Zambello<br />
Designer　：　 Tanya McCallin<br />
<br />
Conductor 　：　Bertrand de Billy<br />
Carmen　：　 Elina Garanca<br />
Don José　：　 Roberto Alagna<br />
Escamillo　：　 Ildebrando D'Arcangelo<br />
Micaëla　：　 Liping Zhang<br />
Moralès　：　 Changhan Lim<br />
Zuniga 　：　Henry Waddington<br />
Frasquita 　：　Eri Nakamura<br />
Mercédès　：　 Louise Innes<br />
Le Dancaïre 　：　Adrian Clarke<br />
Le Remendado 　：　Vincent Ordonneau<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>《トスカ》＠新国立劇場12/2 -- 不完全燃焼</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-12" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16486936" title="《トスカ》＠新国立劇場12/2 -- 不完全燃焼" />
  <modified>2012-02-22T18:30:04Z</modified> 
  <issued>2009-12-13 00:13:33+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16486936</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-12">
<![CDATA[
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_t2.jpg" width="350" height="198" border="0" align="right" alt="t2.jpg" />　12/2、初日を観てきました。<br />
<br />
　これも聴き飽きた部類の演目ではあるのですが、今年の新国通いが<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23" target="_blank">《ヴォツェック》</a>で終わるのもなんだかな～・・だったので、駆け込みでチケットを取りました。<br />
<br />
　やはり「いかにもオペラ!!」ってな音楽と豪華な舞台で盛り上がりたいではないですか。<br />
<br />
　ここ最近は、全く耳慣れないオペラにばかり行っていたので、《トスカ》のようにそれなりに知っている作品というのも安心感があって良いものです。<br />
<br />
　ただ、こういう有名ドコロはＣＤやＤＶＤでいわゆる「一流」の演奏に簡単に触れられるので、私のようなシロウトでもそれなりに耳が肥えてしまっています。ナマ鑑賞も、06年のローマ歌劇場のお引越し公演で、大枚はたいて体験してしまったし。<span style="font-size:x-small;">（<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2006-10-04" target="_blank">懐かしのレポはこちら</a>。まだ前のブログがオペラ専門じゃない頃に書いた記事です♪）</span><br />
<br />
　多少のガッカリ感は覚悟した上で、会社から初台へ直行しました。<br />
<br />
　<span style="color:#009865;">ちなみに新国立劇場は、我が職場から徒歩で１５分程度の近さなのです。あまり平日に行ったことがなかったので、この日はじめて気付いた事実でした。</span><br />
<a name="more"></a>------------------------------------------<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/t6.jpg" width="300" height="168" border="0" align="left" alt="t6.jpg" />　座席は１階、17列。ちょい左寄り。<br />
<br />
　ステージは全て視界に入るし、左右の字幕もストレス無しで読めます。視力が良い方なら、歌手の表情もそれなりに確認できますし、ここならＳ席の値段も納得というもの。<br />
<br />
　ただ、私のまん前に座った男性がたいへん座高の高い人で、この人の後頭部でトスカがほとんど見えませんでした。高い値段を払ったのに、首を左右に傾けなければ何も見えなかったというオチ付きです。身長が高いという自覚のある方は、座り方に少し気をつかっていただきたい・・・。私も着物の時には後ろの方のジャマにならないよう、工夫して座りますから。<br />
<br />
　さて、初日の《トスカ》ですが、結論から先に述べてしまいますと、<strong>予想を上回るガッカリ感</strong>です。主役２人がまったくもって不完全燃焼で、歌唱にはハラハラさせられっぱなしだし、オケの演奏ともズレズレで、「ちゃんとリハしたんでしょうね？」と疑いたくなる部分も多々ありました。<br />
<br />
　指揮も、全体的にテンポが速めなのは嫌いではないのですけど、なんというか、「暴力的な部分と官能的な部分が混ざり合ったような」私好みの「トスカ」ではありませんでした。特にテ・デウムの部分は、もうちっとねっちょりとやってくれてもよかったのに。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/t1.jpg" width="232" height="300" border="0" align="right" alt="t1.jpg" />　カヴァラドッシの<span style="color:#993399"><strong>カルロ・ヴェントレ</strong></span>は、あまり美声歌手とも思えなかったのですけど、それでもまぁ部分的には力強い歌唱を聴かせてくれたりはしたのです。<br />
<br />
　１幕が終わった時には、同行した妹と「このあと調子を上げてくるのかねぇ？」なんて話していたのですが。<br />
<br />
　しかし、２幕は「ヴぃっとーりあ!!」に始まり「ヴぃっとーりあ!!」に終わったというか。その瞬間に照準を合わせ、後は精彩を欠いていました。<br />
<br />
　３幕の「星は光りぬ」はまぁまぁか・・・。<br />
<br />
　初日だからセーブしていたんだろうか？　他の日なら本領発揮してくれるのかな？とも思いましたが、チケットや日程の都合がつかず、検証できずじまいです。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/t5.jpg" width="223" height="300" border="0" align="left" alt="t5.jpg" />　トスカの<span style="color:#993399"><strong>イアーノ・タマー</strong></span>は…声質はまことに理想的なトスカだとは思いましたが、いかんせん歌唱が物足りない。<br />
<br />
　タイトルロールなのだから、もう少ししっかりしてくれなくては。<br />
<br />
　特に高音が気になったのですが、声に蓋がかかっちゃったような感じで全然響いてこないのです。トスカなんですから、ちょっとくらい耳障りなキンキン声になったって、響かないよりナンボかマシです。<br />
<br />
　その一方で、低音域では地声をまじえて盛大に声の演技をするのですけど、高音の「悲鳴」が迫力不足なのに、呻き声ばかりが充実していてもバランスが悪いと思いました。やはり、２幕でカヴァラドッシがシャルローネ達に引きずり出されるシーンでは、こちらが耳を塞ぎたくなるくらいキイキイわめきたててくださらなくては。<br />
<br />
　３幕もそんな調子でしたから、悲劇が悲劇として全く盛り上がらなくて、なんだか《トスカ》を観に行った気がしない。観客の私もどうも不完全燃焼のまま終わってしまいました。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/t3.jpg" width="335" height="189" border="0" align="right" alt="t3.jpg" />　とはいえ、スカルピアの<span style="color:#993399"><strong>ジョン・ルンドグレン</strong></span>は、色気のある美声と鼓膜がビリビリするほどのデカ声で、私はかなり魅了されました。<br />
<span style="font-size:x-small;">（スウェーデン語では、<strong>ヨン・ルンドグレン</strong>と発音するそうです。ヨン様です、ヨン様）</span><br />
<br />
　私がスカルピアの良し悪しを判定するのは、１幕半ばでまるで<span style="font-size:large;"><strong>ダース・ヴェイダー</strong></span>のように登場する時の第一声の迫力なんですが、ルンドグレンは「一発合格」を決めてくれました。その直前ではカヴァラドッシとトスカの物足りなさにいささか苛々していたので、余計に救われた気がしたのかもしれません。<br />
<br />
　テ・デウムも「合唱との相撲<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#FF3298;"><strong>(*1)</strong></span></span>」にしっかり勝って、最後まで声が届いていましたからね。<span style="color:#993399"><strong>フレデリック・シャスラン</strong></span>の指揮は個人的にあまり納得がいかないのですが、テ・デウムで遠慮なくオケを大音量で鳴らしてくれたのは良かったです。それもこれも、スカルピア歌手の声量に自信があるからこそできること。<br />
<br />
　<span style="font-size:x-small;">粘着なスカルピア研究家の妹と、その昔スカルピアで一発当てたイングヴァル・ヴィクセルの大声について、幕間で語り合ったのは言うまでもありません（笑）</span><br />
<br />
　ルンドグレンのスカルピアは、しかし、まだまだ歌唱プランに一貫性が足りないようです。声の色気と声量はまったくもって申し分ないので、ヤラしいお代官様タイプ（代表：ティト・ゴッビとか、ヴィクセルとか）でいくのか、色悪（ミルンズとか）でいくのか、デカ声で圧倒する単純キャラ（グロ様とか？ 観たことないけどｗ）でいくのか、将来的には定まっていくのかもしれないです。<br />
<br />
<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#FF3298;"><strong>(*1)</strong></span></span><span style="color:#003298;"><span style="font-size:x-small;">「相撲」<br>
　オモシロ歌唱判定法の一つ。当ブログ特有の表現。<br>
　歌唱のテクニックよりも声量を第一に誇る、いわゆる「大声歌手」同士が、重唱などで演技そっちのけで自慢の大声を張り上げて、自分がいちばん目立とうとする、あるいは相手の声をかき消そうとしている様子を、<strong>ネタとして面白がって</strong>こう呼ぶ。<br>
　二重唱の場合は「タイマン」、三重唱の場合は「三つ巴」。<br>
　《トスカ》の“テ・デウム”などでは、スカルピア歌手が合唱を相手に、自分の大声をかき消されまいと無謀なタイマンに及ぶことがある。それを「合唱との相撲」と呼ぶ。<br>
　専門用語ではないため、この用語の一般使用は勧められない。</span></span><br />
<br />
------------------------------------------<br />
Giacomo Puccini:Tosca<br />
ジャコモ･プッチーニ／全３幕<br />
【イタリア語上演／字幕付】<br />
<br />
【指　揮】フレデリック・シャスラン<br />
【演　出】アントネッロ・マダウ＝ディアツ<br />
【美　術】川口直次<br />
【衣　裳】ピエール・ルチアーノ・カヴァロッティ<br />
【照　明】奥畑康夫<br />
<br />
【トスカ】イアーノ・タマー<br />
【カヴァラドッシ】カルロ・ヴェントレ<br />
【スカルピア】<span style="color:#CB0000;">ジョン・ルンドグレン</span><br />
【アンジェロッティ】彭 康亮<br />
【スポレッタ】松浦 健<br />
【シャルローネ】大塚博章<br />
【堂守】鹿野由之<br />
【看守】龍 進一郎<br />
【羊飼い】九嶋香奈枝<br />
<br />
【合　唱】新国立劇場合唱団<br />
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>父ちゃん役です -- 《ばらの騎士》＠英国ロイヤルオペラ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=262403/entry_id=16362162" title="父ちゃん役です -- 《ばらの騎士》＠英国ロイヤルオペラ" />
  <modified>2012-02-22T18:30:04Z</modified> 
  <issued>2009-12-06 19:29:33+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:everydayopera.16362162</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06">
<![CDATA[
　<span style="color:#006598;">※12/11 追記<br>
　Intermezzoさんのブログで、ファニナル役に扮したアレンの写真が公開されています。<br>
　ゲネをご覧になったみたいですね！（→<a href="http://intermezzo.typepad.com/intermezzo/2009/12/a-faded-rose.html" target="_blank">こちら</a>）<br><br>

　特に脇役陣が光っており、オックスの<span style="color:#993399"><strong>ピーター・ローズ</strong></span>と<span style="color:#993399"><strong>トーマス・アレン</strong></span>がとてもハマっていたそうです。<br>
　ゾフィー役の<span style="color:#993399"><strong>ルーシー・クロウ</strong></span>も、いくつかの最高音は危なかったものの、概ね良い出来だったとのこと。<br><br>
　それに対して、マルシャリンの<span style="color:#993399"><strong>ソイレ・イソコスキー</strong></span>とオクタヴィアンの<span style="color:#993399"><strong>ゾフィー・コッホ</strong></span>は精彩を欠いていたとか何とか・・・。<br>
　本番ではどうだったのか気になりますね。</span><br><br />
-----------------------------------------------------------------<br />
<span style="font-size:x-small;">（以下、12/6の記事）</span><br />
<div align="center"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/derrosenkavalier.jpg" width="500" height="142" border="0" align="" alt="derrosenkavalier.jpg" /></div><br />
　英国ロイヤルオペラの<a href="http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=10620" target="_blank">《ばらの騎士》</a>、明日いよいよ始まります。<br />
<br />
　日程は、12/7, 12/10, 12/13, 12/15, 12/18, 12/22、全６回の公演です。<br />
<br />
　“じーちゃん”こと<span style="color:#993399"><strong>サー・トーマス・アレン</strong></span>は、ゾフィーの父ちゃんのファニナル役で。<br />
<br />
　地味な脇役ではありますが、娘を貴族と結婚させたくてジタバタしている成金オヤジ、２幕後半では笑いをとるちょっとした見せ場（？）もありますし、３幕では発作を起こして倒れたりと、けっこうコメディセンスを問われます。<br />
　まさにアレンの得意とする役ドコロ。きっと目立ってくれることでしょう。<br />
<br />
　また、このROHの演出では、ファニナルはちょっとおもしろいカツラを被ります。アレンのカツラ姿なんて久しぶり…あ、いや、現代読替演出でも<span style="font-size:large;"><span style="color:#CB0000;">若作り</span></span>のためのカツラはさんざん被っていますが、こういう時代劇のカツラ姿は最近あまり見ていないので。<br />
　脇役だから舞台写真には写らないかもしれませんが、<del>その際はまた一般観客の皆さんのブログをさまよって探してみるつもりです。</del> （<span style="color:#006598;">←ゲネの写真がありました。<a href="http://intermezzo.typepad.com/intermezzo/2009/12/a-faded-rose.html" target="_blank">こちら</a>）</span><br />
<br />
<div style="text-align:right;"><a href="http://classic.blogmura.com/opera/">にほんブログ村 オペラ</a></div><a name="more"></a>-----------------------------<br />
<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/coch20rosen.jpg" target="_blank"><img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/m_coch20rosen.jpg" width="350" height="187" border="0" align="left" alt="coch rosen.jpg" /></a>　他のキャストも興味深く、私の気になるところでは、オクタヴィアンの<span style="color:#993399"><strong>ゾフィー・コッホ</strong></span>とか。<br />
　←の写真は06年のバイエルン州立歌劇場の《ばらの騎士》ですが、とても少年ぽくて初々しいオクタヴィアンです。<span style="color:#993399"><strong>ディアナ・ダムラウ</strong></span>のゾフィーもかわいいですね。<br />
<br />
　実はコッホさん、<a href="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-11" target="_blank">私にとって因縁アリアリのこちらの映像（コジ・ファン・トゥッテ）</a>でもアレンと共演しています。<br />
　はい、ドラベッラ役でした。<br />
<br />
　このコジ映像だけで言えば、コッホに対する私の評価はそれほど高くはないのですが、なんか最近は<span style="color:#993399"><strong>キルヒシュラーガー</strong></span>を凌ぐ勢いで人気が出ているそうなので、ちょっと期待しちゃいます。ラジオ放送などしてくれるといいですね。<br />
<br />
<img src="http://everydayopera.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a09/everydayopera/rose20rosen.jpg" width="230" height="184" border="0" align="right" alt="rose rosen.jpg" />　また、オックス男爵は<span style="color:#993399"><strong>ペーター・ローゼ</strong></span>（英国人ですから、<span style="color:#993399"><strong>ピーター・ローズ</strong></span>と表記したほうが正しいのかもしれませんが）。この人は07年の新国立劇場の《ばらの騎士》で来日したことがあります。もちろんオックス男爵役でした。<br />
<br />
　私は見逃しているのですが、なかなかの熱演、好演だったそうなので、やはり音だけでもいいから聴いてみたいと思います。<br />
<br />
　新国（→）の《ばらの騎士》、オクタヴィアンは<span style="color:#993399"><strong>エレナ・ツィトコーワ</strong></span>。こちらも爽やかな少年ですね（女装しているシーンではありますが）。<br />
<br />
<br />
　以下、初日のキャストを貼っておきます。<br />
---------------------------------------------------------<br />
Der Rosenkavalier<br />
Monday, December 07 6:00 PM<br />
<br />
Credits<br />
<br />
Composer<br />
Richard Strauss<br />
<br />
Director<br />
John Schlesinger<br />
<br />
Revival Director<br />
Andrew Sinclair<br />
<br />
Set Designer<br />
William Dudley<br />
<br />
Costume designs<br />
Maria Bjørnson<br />
<br />
Original Lighting<br />
Robert Bryan<br />
<br />
Performers<br />
<br />
Conductor<br />
Kirill Petrenko<br />
<br />
Octavian<br />
Sophie Koch<br />
<br />
Marschallin<br />
Soile Isokoski<br />
<br />
Baron Ochs<br />
Peter Rose<br />
<br />
Sophie<br />
Lucy Crowe<br />
<br />
<strong>Faninal</strong><br />
<strong><span style="color:#CB0000;">Thomas Allen</span></strong><br />
<br />
Annina<br />
Leah-Marian Jones<br />
<br />
Valzacchi<br />
Graham Clark<br />
<br />
Major Domo I<br />
Robert Anthony Gardiner§<br />
<br />
Major Domo II<br />
Steven Ebel§<br />
<br />
Notary<br />
Lynton Black<br />
<br />
Italian Singer<br />
Wookyung Kim<br />
<br />
Duenna (Marianne)<br />
Elaine McKrill<br />
<br />
Innkeeper<br />
Robert Wörle<br />
<br />
Commissioner<br />
Jeremy White<br />
-------------------------------------------------<br />
<br />
　【おまけ】<br />
　アレンじーちゃんのニュースなのにじーちゃんの写真が無く、なんだか寂しいですので、ここでちょっと宣伝を。<br />
<br />
　アレンはROH《ばら》の後も、NYのメトロポリタン歌劇場で同じく《ばら》のファニナルを歌います。2010年1月9日の舞台の様子は<a href="http://www.shochiku.co.jp/met/program/0910/" target="_blank">ライブビューイング</a>で見られますので、アレンじーちゃんの勇姿を見に是非いらしてくださいね。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align:right;"><a href="http://classic.blogmura.com/opera/">にほんブログ村 オペラ</a></div>
]]> 
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</entry>

</feed>

