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再開 -- ところで、シンシナティの《マイスタージンガー》はどうなったのか [アレンの話題]

 ご無沙汰しております。長らくブログを放置してしまい誠に申し訳ありません。
 体調も良くなりましたので、ボチボチ気の向いた時に更新していこうと思います。

cincinnatimeistersinger1.jpg

 で、久々のエントリーで何を語るかといえば、そりゃもう、2010年6月のシンシナティオペラ《ニュルンベルクのマイスタージンガー》なのです。

 何を今更……と思われるでしょうが、上演の2年も前からクヨクヨワクワク大騒ぎしていたにもかかわらず土壇場で追っかけを断念したっつう悲しい経緯がありますもので。

 皆さん既に結末はご存知のことと思いますケド、一応トーマス・アレンのファンblogなんで、ケジメはつけておきませんとね。

 で、シンシナティの《マイスタージンガー》なんですが、結局のところ、


 レヴァインもモリスもアレンも出なかった・・


 という、まことに残念な公演となったそうです。

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聴きました!! -- アレンのファニナル in ROH 《ばらの騎士》 [アレンの音源・映像鑑賞記]

roh der rosenkavalier1-4.jpg

 NYメトロポリタン歌劇場(Met)に引き続いて、こんどは英国ロイヤル・オペラ(ROH)での《ばらの騎士》です。6/5(土)18:00から(日本時間では6/6、02:00)、BBC Radio3で放送されました。

 「ああ~アレンのファースト ファニナルを聞き逃した~ッ!! ヽ(`Д´)ノ」という方、どうぞご安心くださいませ。
 少しでも臨場感を味わいたい私は真夜中にPCの前に怪しく座り込みましたが、上記放送はBBCのiPlayerで7日間、いつでも視聴可能です。(⇒こちらをクリック
 こういうサービスがあるから、BBCはありがたいですね。
 私も1幕の録音が少し欠けてしまいましたので、今週中に録り直しするつもりです。

 そうそう。今回放送された《ばらの騎士》。
 サー・トーマス・アレン(Sir Thomas Allen)の50役@ROH達成!! という記念すべき公演でもあります。
 当時の批評をこちらの記事にまとめてありますので、ぜひまたご覧になってください。

roh der rosenkavalier1-1.jpg iPlayerで聴けるうちは、恒例の音源アップはちょっと自粛することにして...。
 ざっと感想だけ、記録します。

 どうしても先に聴いたMetバージョンと比較してしまいます(時系列的には、Metのほうが後なのですけど)。重低音がスカスカな音質の影響もあるのでしょうが、全体的に地味地味な印象。

 キャストのネームヴァリューの差も聴く耳に影響しちゃっていたのかもしれません。
 ROHの元帥夫人はソイレ・イソコスキ(oile Isokoski)、オクタヴィアンはソフィー・コッホ(Sophie Koch)。
 コッホはともかくとして、イソコスキは初めてでしたし。

 かたやMetでは、フレミングの元帥夫人にグレアムのオクタヴィアン。特にグレアムの声に私、完全にヤラレちまっています。
 アレンがファニナルを歌っているという点(これ重要!!)でも合格だし、Metバージョンが理想的な《ばら》のキャスティングとしての刷り込みが完了しています。きちんと聴く前からROHバージョンの分が悪いのはもう致し方なかったと思います。

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アレンの映画出演 in 《ヘンダーソン夫人の贈り物》 -- "The Birth of the Marseillaise" [アレンの話題]

hendersondvd.jpg 少し前の映画ですのでイマサラ感はあるのですが、せっかくなのでまとめておきます。

 2005年のイギリス映画、《ヘンダーソン夫人の贈り物》。
 ですが、原題は"Mrs. Henderson Presents" なので、ショービジネス風に《ミセス・ヘンダーソン提供》なんて訳したほうがニュアンスは近いかもしれません。

 ストーリーは、1930年代にイギリス初のヌード・レビューを興行したヘンダーソン夫人(ジュディ・デンチ)と劇場マネージャー(ボブ・ホスキンス)の奮闘を描いたもの。ユーモラスで心温まる物語です。
 (右上の画像をクリックすると、YouTubeで映画のトレーラーが見られます)

 サー・トーマス・アレンの役は実在した英国人コメディアン、エリック・ウッドバーンEric Woodburn)。

 映画の冒頭で、主演のデンチやホスキンスと並んで、
And, Sir Thomas Allen
なんて、デカデカとクレジットされちゃってるので、ファンとしてはここで「おお~!!ヽ(´ー`)ノ」と盛り上がれます。
 ま、肝心の出演時間は30秒もありませんが(笑)

allen lamarseillaise.jpg ←こんな感じ。

 マヌケなカツラといい、下唇のめくれ方といい、ガッツポーズといい…。
 せっかくの銀幕デビウだというのに、普段の舞台写真とあまり変わり映えはしませんねぇ(笑)

 これ、ヘンダーソン夫人の経営するウィンドミル劇場に特別ゲストとして招かれた人気芸人エリック・ウッドバーンが"The Birth of the Marseillaise"〈フランス国歌の誕生〉というネタを披露している、というシーンなんです。
 ネタと言っても、アレンは歌っているだけなんですケド♪

 このアレンの出演シーンがYouTubeにアップされています。
 アレンの登場は1:40を過ぎたあたりから。


 映画中盤以降。ヒトラーのナチス・ドイツがフランスに侵攻し、いよいよイギリスも危ないな…という空気が漂うなか、「武器をとれ」「進め」と観衆を鼓舞しているんですね。
 それぞれの愛国心が込められてこその国歌ですけど、歌詞だけを眺めると物騒ですねぇ…;;;(→訳詞はこちら

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フィリップ・ラングリッジが亡くなりました 2010.03.05 [オペラ雑談]

LangridgePhilip.jpg 少し出遅れておりますが、久々にネットに繋いだとたんに飛び込んできたニュースです。

 英国人のテノール歌手、フィリップ・ラングリッジが3/5、癌のためロンドンで亡くなりました。享年70歳だったそうです。
(命日に諸説があるようですが、ROHの発表では3/5になっています)

 08年12月のリチャード・ヴァン=アランに続いて、またもやENO《ビリー・バッド》でのアレンの共演者。この人のヴィア艦長もたいへん印象深かったですし、いつか生で歌唱を聴きたいと思っていたのでとてもショッキングでした。

 昨今、英国のクラシック音楽関係者で亡くなった方々は、みなびっくりするほどの若さです。ラングリッジも、ついこないだまで普通にステージに立っていませんでしたか?
 闘病生活は短かったそうですから病が発覚したのはつい最近のことだったのかもしれませんが…。

 訃報を知ったのは、ロイヤルオペラハウスのサイトのプレスリリースから。⇒こちら

 1939年ホークハーストの生まれ。
 音楽家としてのキャリアはオーケストラヴァイオリニストからスタートしたのだそうです。
 オペラ歌手としての本格的なデビューは、1964年のグラインドボーン《カプリッチョ》でした。

 レパートリーは、クラウディオ・モンテヴェルディから始まって、モーツァルトはもちろんのこと、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ヤナーチェク等の現代モノも。ワーグナーの《ラインの黄金》もキャリアの終盤にレパートリーに加えられたとの事です。(ウィキペディアより

 そして、忘れちゃいけない、ベンジャミン・ブリテン。《ビリー・バッド》のヴィア艦長、《ピーター・グライムズ》の題名役、《ねじの回転》のクィント、《ヴェニスに死す》のアッシェンバッハなど。
 ブリテン好きな私としては、ラングリッジは決して決して外しちゃならない大切な歌手。
 ピーター・ピアーズにさらにヒステリックさを加味したような歌唱が、ブリテンの雰囲気によく合っていたと思います。

LangridgePhilip 追悼として、ラングリッジがヴィア艦長を歌ったENO《ビリー・バッド》マンガ編の記事をリンクしておきます。

 ラングリッジの「テノール狂乱」音源もアップしてありますのでお聴きください。

 暇だった頃におフザケで作った楽しいネタなのに、2度までも追悼…寂しいですね。

 さすがに《ビリー・バッド》だけではワンパターンですので、08年Metの《ヘンゼルとグレーテル》で魔女を演じた動画も貼り付けておきましょう。


 魔女なのて、通常はメゾソプラノの役なのですが、テノールが歌うこともあるんですね。ってゆーか、こういうオバさん、普通にいるな…。

 知的で紳士なラングリッジにもこんな一面があるということで、けっこうお気に入りな動画です。

タグ:YouTube

再掲:《ヴォツェック》@新国立劇場11/23 [オペラ実演レポ]

※3/5(金)NHK「芸術劇場」で新国立歌劇場《ヴォツェック》が放送されましたので、再掲します。

◇関連記事リンク◇
バイエルン州立歌劇場の《ヴォツェック》(2008年11月初演)
ピーター・グロソップの《ヴォツェック》@Met in 1974


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(以下、2009/11/23記)
woz1.jpg 18日の公演をご覧になったkeyakiさんのレポによると「演出にブーイングがあった」のだそうです。
 どちらかというと義務感から観に行くことにしていたのですが、ブーイングと聞いたらいきなり好奇心が刺激されました。

 今回も予習ナシのぶっつけ本番。さすがに連日、耳新しい音楽を浴びるのは消耗しますが。
 前日の《カプリッチョ》の余韻にひたる間もなく、23日マチネの公演に行きました。

 《ヴォツェック》なんて……今は亡きご贔屓バリトンのピーター・グロソップが「歌いました」と自伝に書いていたからこそ、その存在を知ったようなもンなのです。そうでなければ興味なんて持たなかったし、今回もわざわざ新国まで足を運ばなかったと思います。

 すべてはグロ様を偲ぶため・・・

 なので、昨年の《リゴレット》の時と同様、「グロ様の声ならこうだったろうな~」とか「この難解な旋律、グロ様はちゃんと暗譜したのかな~」とか、いちいち「グロ様」「グロ様」で。細部まで真面目に鑑賞できたかどうかは甚だ疑問。

 あ、ブーイングはありませんでした。
 本日はカメラが入っており、そのせいかどうかは知りませんが、演出関係の人たちはカーテンコールに姿を現しませんでしたし。

 象徴的な演出でしたが、説明的でもあり、理解はしやすかったと思います。観客のほとんどは私と同じく《ヴォツェック》を観るのは初めてだったのではと想像しますが、日本人はこういうの好きだと思うし、おおむね好意的に受けとめられたのではないでしょうか。

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《ジークフリート》@新国立劇場2/11 -- ワーグナー実演デビュー [オペラ実演レポ]

sik1.jpg あっという間に1ヶ月が経ってしまいましたが、急ぎ記録しておきますと、実はついにワーグナー実演デビューを果たしたのです。

 演目は《ジークフリート》。
 新国立劇場にて。
 2/11(木)、初日でした。

 なんちゃってヴェルディアンにして、「ワーグナーは(長くて集中力が続かないから)苦手です!!」と言い続け、いくつもの公演やイヴェントはことごとくスルー。CDやDVDはブランク先生やアレンのものだけをコレクション目的で渋々購入。

 こんな私がなぜ、一度も音楽を聴いたことがなくストーリーも全く知らない《ジークフリート》を観に行く気になったのかと言えば、まぁいちばんの理由は、行けなくなった6月の《マイスタージンガー》@シンシナティの代償行動なんですけれども、mixiで超超良席超超お得な価格でゲットできたことが直接のきっかけ。

ワーグナーの楽劇で私が全曲制覇したのは《ローエングリン》と《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の2作品だけです。こちらは1話完結なのでまだ気が楽ですが、それでも大雑把な楽譜を頭にインプットするのには時間と根気が要りました。

 一方、《ジークフリート》は「ニーベルングの指環」という一大叙事詩の一部分。序夜《ラインの黄金》・第1夜《ワルキューレ》・第2夜《ジークフリート》・第3夜《神々の黄昏》と、通しで演奏するなら4日間をかけるというとんでもない作品です。

 いわゆる「貴種流離譚」「ハイ・ファンタジー」で、秋葉ちっくなオタク臭がプンプンしますし、それも私がワーグナーを敬遠していた要素の一つ。もちろんファンタジーそれ自体は好きなのですが、文学や映画の領域だけで生息してもらいたいという変な思い込みもありました。

 なので、「指環」のストーリーを事前に勉強することもせず、音楽を予習することも全くなし。ぶっつけ本番で臨みました。
 昔は知らない作品をいきなり生鑑賞するのはちょっと怖かったのですが、昨年の《ムツェンスク郡のマクベス夫人》あたりから、このスリリングな鑑賞スタイルが逆に気に入ってしまいました。

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シンシナティ・オペラ 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 チケット発売開始。そして私は追っかけ断念。 [アレンのニュース]

cincinati maister.jpg

 いよいよですね。シンシナティ・オペラの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》、本日よりチケット発売開始です。

 このIT時代に、販売受付は電話のみ。
 公演は6/23と6/26の二回しかありませんし、蘭丸さんも以前おっしゃっていましたが、それこそ米国中のワーグナーファンが殺到するかも。チケットはすぐに完売でしょうか。

 年齢から考えると、サー・トーマス・アレンがベックメッサーを歌う最後の舞台かもしれないのです。
 熱烈ファンとして何とか駆けつけて見届けたいと願っていたのですが、仕事の事情があり、6月に休暇をとることはほぼ不可能な状況になってしまいました。

 それを知ったのはチケット手配の準備を始めた直後、つい最近のことでした。もう寝込んでしまいたいくらいショックなのですが…こちらも生活がありますし、仕方がありません。仕事あっての追っかけ道楽ですものね。

 きっとカミサマが「今回は日本でアレンを応援しなさい」と言っているのだと思って諦めます。IT時代ですし、どこかで音源や動画を手に入れるチャンスがあるかもしれません。

 皆さん、これからも通報ヨロシク。私も頑張って、できる限りネットに張り付くつもりです。

 ↓コチラはメトロポリタン歌劇場での《マイスタージンガー》、アレンのベックメッサーです。
allen met beckmesser.jpg
 かーなーり、おマヌケな役ドコロですが、こうして見ると素敵でショ♪(ああ久しぶりに披露したシタクチビル画像w)
 シンシナティではどんな演技で笑わせてくれるんでしょうか。多分あまり変わり映えはしないでしょうけど(爆)、そこはかとなく知性的な雰囲気を醸しだしながら、目一杯おバカなドタバタを繰り広げてくれるのではないかと思います。


 それから、やはり気になるジェームズ・レヴァインの健康状態。一応名前は出ていますが、また《ばら》の時のように土壇場で別の指揮者が現れた…なんてことがないように祈ります。

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関連記事リンク
2010年 アレンのベックメッサーが観られる!!@シンシナティ ……って、ドコなのさ!? 
バイロイト《マイスタージンガー》完聴! -- ミヒャエル・フォレのベックメッサー
アレンのベックメッサー@『ニュルンベルクのマイスタージンガー』

ダラス・オペラで《コジ・ファン・トゥッテ》 [アレンのニュース]

dallas cosi1.png いつまでも「ばら」「ばら」と騒いでいないで、じーちゃんの次のお仕事についても記録しなくちゃ。

 サー・トーマス・アレン(Sir Thomas Allen)、2010年上半期はアメリカでご活躍のご様子です。

 NYのメトロポリタン歌劇場に続いて、2月はダラス・オペラに登場。
 演目はお馴染みの《コジ・ファン・トゥッテ》、ドン・アルフォンソ役です。

 ちなみに、アレンはダラス・オペラの出演は初めて。
 公演の様子がWFAA-TVのエンタテイメント・ニュースで報道されました。(⇒こちらで映像が見られます

 “英国人のバリトンにして素晴らしい俳優であるサー・トーマス・アレンを主演に迎え・・・” と、ナカナカ大物っぽく扱われておりますぞ(笑)

 日程は、2/12, 2/14, 2/18, 2/20, 2/26, 2/28 の6日。

dallas cosi2.png 舞台写真でお分かりいただけると思いますが、ダラスの演出も時代読み替え。
 18世紀のナポリから、第一次世界大戦時代のモンテ・カルロに移したのだそうです。

 ドン・アルフォンソの役ドコロも哲学者ではなく、カジノの元締めなんですって。





 うーん、でもこのアレンちゃんは…元締めというよりは……




ポアロ.jpg エルキュール・ポアロ



 って感じよね!?

 

 (ヒゲがね……)



 ダラスでの出演者は以下の通りです。

Conductor: Music Director Graeme Jenkins
Fiordiligi:Elza van den Heever*
Dorabella:Jennifer Holloway
Despina:Nuccia Focile
Ferrando:Brian Anderson
Guglielmo:Michael Todd Simpson
Don Alfonso:Thomas Allen

* I've got this information from this site : Sir Thomas Allen - Britain's Favourite Baritone(⇒Click!) , thank you!

《ばらの騎士》@METライブビューイング [アレンの音源・映像鑑賞記]

met der rosenkavalier4.jpg
 1/30 と 2/3 に行ってきました!!
 Metライブビューイング《ばらの騎士》です。

 音楽じたいは1/10にラジオの生放送で鑑賞済。トーマス・アレン(Thomas Allen)の健在ぶりとMetでの人気も確認済(笑)でしたので、直前まではけっこう冷静だったのですが。

 いざこうやって大画面で鑑賞・・・となると、テンション上がりまくり、気合い入りまくり。東劇の座席に着いた瞬間からどうもソワソワ落ち着かず、1幕は出ないってわかっているのに、妙にドキドキしてしまいました。

 そして2幕、ファニナル登場~~!!!の瞬間は、ラジオで確認したとおり、客席からドッと拍手がっ。

 愛されてるわね~ぇ、アレンちゃんっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 映画館の不自然なまでの大音響のおかげで、ラジオの音声なんかよりもずっと、アレンの声も透明感と張りが増して聴こえましたし、白粉を塗りたくってホクロまで付けた胡散臭いおカオのドアップにメロメロです(笑)
 アレンはやっぱり、こういう時代劇のカツラが似合うわっ。
 
 声の調子も(最近にしては)けっこう良かったほうだと思うし、演技は相変わらずのオーバーアクションとお茶目な上目遣いを駆使していまして、こんなに小さな役でもアレンはアレンだわ~と大満足です。

 映像や画像をお見せできないのが残念ですが、皆さんとこの感動を共有したく、またもや1/9の音源からオイシイところをYouTubeに上げてみました。

 2幕の後半。
結婚を嫌がる娘を「修道院に送るぞーーー!!」と叱りつけ、オックス男爵に「何でもしますからぁ~!! 破談にしないでくだせーましっ!!」とペコペコ愛想をふりまく、ファニナル最大の(笑)見せ場です。


 まさかこの部分をアレンの声で聴くなんて、ファンになったばかりの頃は考えもしませんでした(笑)
 ご贔屓さんのレパートリーが増えるって、本当に幸せなことですねぇ。

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聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》 [アレンの音源・映像鑑賞記]

b00pky57_512_288.jpg 2010年初のオペラ活動(略してオペ活)は、明け方の暗い室内で何時間もPCの前に座り込むという、なんともオタクなものでした。

 久しぶりのネットラジオ生放送の生録音ということで、年明けから気合いを入れて準備をしました。その甲斐あって、しっかり目的を果たせました。
 NYのメトロポリタン歌劇場(Met)、《ばらの騎士》(Der Rosenkavalier)。2010年1月9日の公演です。
 今年のオペ活、幸先の良い滑り出しとなりました。

 “じーちゃん”ことサー・トーマス・アレン(Sir Thomas Allen)のファニナルも好調です。

 12月のロイヤルオペラハウス(ROH)での批評にもあった通り、2幕の出だしの"Ein ernster Tag, ein grosser Tag! Ein Ehrentag, ein heilger Tag! "の部分、ばっちりキメてくれましたとも。

 アレンが登場した瞬間、客席からドッと拍手がわいたのも、聴いていて嬉しかったところです。

 サーの健在ぶりをアピールするために、速報的に音源をYouTubeにアップしました。
 2幕冒頭。娘が貴族と婚約する、その証の銀のばらを渡す「ばらの騎士」を屋敷に迎えることになり、成金父ちゃんファニナルが大喜びをしているシーンです。


 傍にいたはずのクリスティーネ・シェーファー(Christine Schäfer)とか、ものの見事にスルーしてます(笑)
 普通のオペラファンの皆さん、ごめんなさい。

 ルネ・フレミング(Renée Fleming )はちょっと声が痩せたかなぁ?という感じでしたが、ちゃんと聴かせてくれましたし、容貌のことでやいのやいの言われているスーザン・グレアム(Susan Graham)も、耳だけで聴く限りではとても良かったんですよ。というか、私はこういう声のオクタヴィアン、好きなんです。

 ↓こちらは2幕中盤。クリスティン・ジグムンドソン(Kristinn Sigmundsson)扮するオックス男爵が登場し、ゾフィーにさんざんセクハラを働くシーン。
 ゾフィーに一目惚れをしたオクタヴィアンは怒りますが、ゾフィーの父ちゃんは「貴族様がわしの娘を気に入ってくれた!!」と(またしても)大喜び。ええ、ダメ父ちゃんの役なんですよ。


 (オックスとゾフィーの写真は09年10月のものなので、ビデオのゾフィー役はシェーファーではなく、ミア・パーションになっています)

 今回、アレンのために2幕冒頭を編集していて動画づくりのオモシロさに目覚めましたので、暇ができたら他の部分もアップするかもしれません(もちろんファニナル父さん中心です。だってファンブログですからね。その辺はご了承ください)。

 そうそう、BBC Radio 3で聴いていたので、ちゃんとアレン情報もゲットしまして。ROHの12月の舞台の様子も後日放送するんですって。
 Metのと聴き比べなければなりませんから、またPCにかじりついて録音します。
 いや、その頃までには、ストリームキャプチャのスキルを身につけられれば、いちばん良いんですけどね・・(←ITに弱いもので)。

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